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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100570U

有価証券報告書抜粋 株式会社ウェルディッシュ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2015年6月26日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、飲料事業においては、主力の麦茶について安定的な売上確保を目指す一方、基幹商品に育ったもののブームの沈静化から減収となったごぼう茶を販売促進し、珍味事業においても、ビーフジャーキーのバリエーション拡充や供給先拡大を行うことで増収を目指してまいりました。損益面においては、全商品についてこれらの増収によって、特にビーフジャーキーについては、急速な円安や原料牛肉価格の高騰で採算が大幅に悪化していることから、値上げを行うことによって、採算の改善を目指してまいりました。
しかしながら厳しい競争環境の中、ごぼう茶とビーフジャーキーは増収の手がかりを捕らえるに至らず、また、主力の麦茶についても最盛期である夏季が天候不順となった影響で伸び悩んだことから、その他事業以外の全商品が減収という厳しい結果となりました。
損益面でも、全商品の減収が工場稼働率の低下を招いたことに加え、特にビーフジャーキーについては、更に円安と原料牛肉価格の高騰が続いたことから、大幅に採算が悪化いたしました。

(2)経営成績に重要な影響を与える要因について
当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府と日銀による経済・金融政策により、株価上昇や雇用環境の改善等、穏やかな景気回復基調で推移しました。一方で、政府の政策や消費増税、円安等に起因する消費者物価の上昇は、個人消費を一時的に減速させるなど、予断を許さない状況が続いております。その一方で消費者の健康や安心・安全・高品質に対する意識は更に高まっております。ごぼう茶は、一過性のブームに終わり更に減収となる恐れがあります。またビーフジャーキーについては、生産国である中国の人件費や原材料価格の高騰が更に続けば損益に多大な影響を与えるほか、国内外でのBSE発生等食肉に関する事件が再発することがあれば、輸入・販売に関して影響を受ける可能性があります。更に、景況回復を伴わないまま食品原材料の高騰や円安が続けば、麦茶の原料である大麦や海外生産であるビーフジャーキーのコスト増要因でしかなく、損益に大きな影響を与える可能性があります。

(3)現状と見通し
当社グループでは、「フジミネラル麦茶」や、他社に先駆けて投入しトップブランドとして確立した「ごぼう茶」などの地位を確固たるものとする一方、これらのブランド力を活かして、消費者の健康志向にこたえた健康茶の新商品を投入し、商品バリエーションの拡大に伴う提案力の向上で、収益と利益の確保を目指して参ります。ビーフジャーキーについても、単一商品としては高いシェアを誇る「ビーフジャーキーRJ31」を筆頭に、風味や容量の異なった商品バリエーションの拡大を行うことで、コンビニエンスストアなど供給先の拡大を行う事で売上の伸長を目指して参ります。

(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、税金前調整前当期純損失73百万円が計上されたことを主因に、現金及び現金同等物期末残高が期首残高から31百万円減少しておりますが、期末における残高がなお33百万円あること及び2015年4月において長期借入れを行ったことから、当社グループの資金状況は問題ないものと判断しております。

(5) 継続企業の前提に重要な疑義を抱かせる事象または状況の分析と対応策
「4【事業等のリスク】(1)事業の継続性に重要な疑義を生じさせるような状況について」に記載の通り、当社グループは、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループとしては、当該状況を早期に改善・解消すべく対処を行っており、当該状況に陥った要因は主に為替の急激な円安及び牛肉価格の高騰に伴うビーフジャーキーの採算悪化であることから、現状の為替及び牛肉価格に対応した商品価格の改定、新商品投入による工場稼働率向上、中国生産子会社が輸入許可を得ることで貿易商社を通さず原料牛肉を調達できることによるコストダウンを図るなど、事業採算の改善に継続的に努めております。
当社グループとしては、これらの対処を的確に行うことにより、当該状況が改善される見込みであること、及び今後の運用資金も十分に確保できていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しており、継続企業の前提に関する注記は掲載しておりません。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00471] S100570U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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