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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081TE

有価証券報告書抜粋 福山通運株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調で推移してまいりましたが、名目賃金の伸び悩みなどから個人消費に足踏みがみられ、中国をはじめとするアジア新興国の景気減速による下振れ懸念などから力強さを欠き、次第に停滞感を強めてまいりました。
貨物自動車運送業界におきましては、低水準で推移する国内貨物輸送量を巡り同業者間競争が激化するなか、燃料価格の下落による運賃値下げ要請や交通安全対策、労働条件の改善等に関わるコスト上昇により厳しい経営環境が続いてまいりました。
このような状況のもと当社グループは、全国に網羅したネットワークを駆使し、新規顧客の開拓に努め、輸送サービスの向上と徹底したコスト構造の見直しを基本方針に活動を行ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,545億65百万円(前期比0.2%増)、営業利益は131億39百万円(前期比2.7%増)、経常利益は148億26百万円(前期比6.5%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は99億19百万円(前期比15.8%増)となりました。
これらをセグメント別に見た事業の概要は、次のとおりであります。
[運送事業]
運送事業におきましては、商業小口荷物の取り扱い拡大やチャーター便をはじめとする様々なサービスの拡販に努めてまいりました。また、輸送サービスの向上を目指し、昨年4月のさいたま川口(埼玉県)に続いて3月には久慈及び釜石(岩手県)、福岡中央(福岡県)を開設しネットワーク網の整備を図ってまいりました。さらに、翌日配達エリアの拡充のため、幹線輸送の見直しや関東・九州間において小口荷物を中心とした航空貨物の取り扱いにも注力するとともに、IT基盤を整備し、顧客管理、EDI化の推進など業務の効率化にも努めてまいりました。
以上の結果、売上高は2,232億79百万円(前期比0.6%増)、営業利益は125億27百万円(前期比10.2%増)となりました。
[流通加工事業]
流通加工事業におきましては、福岡中央支店の開設によるロジスティクス拠点の拡充と大手顧客の物流センター業務の受託をはじめとした既存施設における新規開発及び採算性の見直しに取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高は115億22百万円(前期比2.2%減)、営業利益は4億81百万円(前期比79.6%増)となりました。
[国際事業]
国際事業におきましては、中国経済減速の影響を受け非常に厳しい状況のなか、新規顧客の開拓に努め、フォワーディング事業では小口混載部門に注力し、通関事業では取扱い件数の拡大に努めてまいりましたが両部門とも低調な運びとなりました。
以上の結果、売上高は59億30百万円(前期比4.5%減)、営業利益は4億67百万円(前期比11.7%減)となりました。
[その他事業]
その他事業におきましては、不動産等賃貸事業は施設の増床とともに堅調な推移を見ましたが、労働者派遣業や物品販売事業が振るわず厳しい結果となりました。
以上の結果、売上高は138億33百万円(前期比0.6%減)、営業利益は36億44百万円(前期比7.8%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度に比べ41億61百万円減少し215億90百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
主に未払消費税が減少した反面、減価償却費や引当金の増加により190億54百万円の資金収入となり、前連結会計年度に比べ47億69百万円(前期比20.0%減)の資金の減少となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
主に投資有価証券の売却による収入が増加した反面、有形固定資産の取得による支出や投資有価証券の取得による支出の増加により241億31百万円の資金支出となり、前連結会計年度に比べ13億37百万円(前期比5.9%増)の資金の減少となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
主に長期借入金の返済による支出やリース債務の返済による支出が減少した反面、長期借入による収入の減少や自己株式の取得による支出の増加により9億21百万円の資金収入となり、前連結会計年度に比べ58億9百万円(前期比86.3%減)の資金の減少となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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