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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TEE

有価証券報告書抜粋 竹田iPホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、第3四半期末までは円安・株高基調で推移したものの、年明けからは、中国経済の先行き懸念や北朝鮮による核の脅威などを背景とした不安心理がマーケットを支配し、また米国の利上げペースの鈍化観測から、急速かつ大幅に円高・株安が進み、日銀は2月より初のマイナス金利を導入したものの効果は現れず、第4四半期を通してその状況が続きました。そのため改善が期待されていた個人消費・設備投資も伸びは想定できず、ますます先行きが不透明な状況になっております。
当社が主力としております国内の商業印刷業界につきましては、日本の2015年の総広告費は前年比で若干の増加
となり、4年連続のプラス成長となりましたが、成長を支えているのはインターネット広告で、引き続き紙媒体は
減少を続けており、受注競争の激化による単価の下落、用紙価格の高止まり等により、厳しい経営環境で推移いた
しました。
当社は、「Hard+Soft+Heart」を経営理念に掲げ、お客様にご満足いただける製品を生み出すためのハードウ
エアと、それに付加されるサービスやアフターサポートなどのソフトウエアに加え、すべての活動に心を込めてお
客様に感動やよろこびをお届けしようというハートが何より重要であると考え、それらを事業活動のよりどころと
しております。
当連結会計年度におきましては、売上・社内生産の確保/拡大を重点課題とし、そのためにお客様への提案力の強
化を図ってまいりました。お客様の潜在的な課題・ニーズを発見しその解決策をご提案する活動を展開するととも
に、多様な付加価値提案を行い、新規顧客の開拓と既存顧客への深耕を進めてまいりました。また目標利益の達成
に向け、コスト削減や生産性の向上を図り、収益力の向上に努めてまいりました。
こうした取り組みの結果、当社グループの当連結会計年度における売上高は361億67百万円(前年同期比4.2%
増)となりました。利益面では、営業利益7億43百万円(前年同期比54.1%増)、経常利益7億94百万円(前年同期
比43.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億17百万円(前年同期98.9%増)となりました。

当連結会計年度におけるセグメント別の状況は、以下のとおりであります。

①印刷
印刷事業では、顧客ニーズをサポートするシステム構築やデジタル技術を組み合わせたソリューションなど多様
な付加価値提案を展開するとともに、動画など映像メディアに対する対応力の強化を図り、新しい需要の開拓に注
力いたしました。また、売上高に占める直販比率の向上を目指し、従来十分開拓できていなかった業界等への新規
開拓を進めてまいりました。
さらに、通販事業で培ったロジスティクス機能を印刷物・販促物に展開する物流ソリューションや、イベント企
画・運営の受託などの販促支援サービスを推進して、お客様の課題解決を通じたお客様満足度の向上に注力いたし
ました。
半導体関連マスク事業では、新規顧客開拓の強化を図ったほか、海外事業の強化を進めてまいりましたものの、
主要顧客のビジネスモデル変更による売上減の影響を大きく受けました。
上記の結果、印刷事業の売上高は223億円(前年同期比1.0%減)となりました。営業損益は3億15百万円の営業
利益(前年同期比44.9%増)となりました。

②物販
物販事業では、印刷関連事業の高付加価値化と市場創造につながる商品提案や、品質向上・環境性能向上など差
別化に向けた商品提案や、新規獲得活動を進めるとともに、自社ブランド商品の展開を強化するほか、展示会、セ
ミナー開催等を通じて印刷事業者の活性化に向けた情報発信を行い、販売促進活動の強化を図ってまいりました。
こうした活動が、政府の補助金政策による需要の取り込みに功を奏し、物販事業の売上高は147億3百万円(前年
同期比12.1%増)となりました。営業利益は4億1百万円(前年同期比65.8%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2億32百万円減少し、41億55百万円となり
ました。当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少4億46百万円に対し、税金等調整前当期純利益7億79百万
円、減価償却費8億64百万円やたな卸資産の減少3億25百万円などがあったため11億6百万円の収入(前年同期は11
億88百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出3億55百万円などがあったため2億95百万円の
支出(前年同期は2億80百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の減少(純減額)5億46百万円、リース債務の返済による支
出2億80百万円などがあったため、10億85百万円の支出(前年同期は8億41百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00720] S1007TEE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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