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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004XUU

有価証券報告書抜粋 綜研化学株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループの研究開発活動は、国際競争に打ち勝ち、高収益を上げ続けるため、「研究開発力」と「生産技術力」に重点を置き、既存事業での顧客・市場ニーズへの迅速かつ的確な対応と新規事業の創出、育成に取り組んでおります。
研究開発体制は、既存事業の製品開発につきましては、より効率的かつ顧客視点で進められるよう各事業部門が担当しており、新規事業につきましては、市場調査、顧客開拓から製品・技術開発まで一貫した体制をとり、早期事業化に向けて取り組んでおります。既存事業の基盤技術の強化、新たな機能性材料の開発、既存の材料・技術の組合せによる新製品・新規事業の開発につきましては、研究開発センターが担っております。
研究投資につきましては、中長期的な成長を目指し、新規材料、新規事業開発にウェイトを置いております。
67期末における研究開発部門の従業員数は175名であり、当連結会計年度における研究開発費は21億15百万円であります。
研究開発活動において注力するのは電子・情報材料分野、環境・エネルギー分野及びライフサイエンス分野としており、セグメント別の状況は以下のとおりであります。
(ケミカルズ)
粘着剤につきましては、フラットパネル・ディスプレイ(FPD)分野でのシェア拡大と用途拡大に向け、継続した製品開発、改良に注力しております。液晶ディスプレイ(LCD)の偏光板用途では、市場要求に応じた光学特性と耐久性の向上に取り組んでおり、着実に成果を上げております。また、新たな重合技術の実用化により高性能粘着剤を開発し、高機能保護フィルム用途などの新規分野開拓を進めております。
微粉体につきましては、LCD分野における光拡散シート用途での更なるシェア拡大を図るために、市場ニーズの変化に対応した光学特性の向上と低コスト化に向けた製品開発を継続し、着実に成果を上げております。また、他の微粉体製品でも、用途拡大に向けた性能改良や新機能付加などの研究開発に注力しております。
特殊機能材につきましては、顧客ニーズに応じた電子回路用樹脂の開発に注力し、着実に成果をあげております。また、用途拡大に向けて、新たな機能性樹脂の開発にも注力しております。
加工製品につきましては、環境対応製品である無溶剤型厚物両面テープの開発に注力するとともに、スマートフォンなどの情報・電子機器分野での市場ニーズの変化に対応した高機能テープ・フィルム製品の品揃え拡充や改良に取り組み、着実に成果をあげております。また、用途拡大と価格競争力の強化を図るために、性能向上と低コスト化に向けた製品開発に注力しております。
新規事業につきましては、ナノインプリント技術を用いた光学、医療分野向けなどのフィルムモールドとニッケルモールドの開発に注力しております。特に、顧客ニーズの高い大面積モールドでは、つなぎ合わせ精度の高いシームレス化を実現しております。また、有機太陽電池材料、導電性ポリマーなどの新たな機能性材料の開発を進めるとともに、既存の樹脂合成技術、加工技術、プロセス技術の組合せや新たな技術の導入による新製品・新規事業の創出にも取り組んでおります。
(装置システム)
装置システムにつきましては、VOC(揮発性有機化合物)回収装置や熱媒体油再生装置による新規事業の創出に取り組んでおります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01055] S1004XUU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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