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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DHLY

有価証券報告書抜粋 興和株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、独創技術の開発を基本理念として、新素材の開発から製品の開発、さらに生産技術の開発に至るまで積極的な研究開発活動を行っております。医薬事業においては当社を中心に興和創薬株式会社、興和新薬株式会社及びKowa Pharmaceuticals America,Inc.との連携により、その他の事業においては当社及び連結子会社が連携、協力し先進技術の研究開発を進めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は223億7千8百万円であります。
[医薬事業]
当社グループは、「医療用医薬品」、「OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品」を中心とした医薬品、医療機器、衛生雑貨など健康・医療に関わるさまざまな事業に幅広く取り組んでおり、各事業が相互に連携して研究開発を進めております。
(医療用医薬品)
医療用医薬品分野では、長年の研究開発で得られてきた知見とニーズを踏まえ、研究開発戦略分野として「生活習慣病領域」、「免疫・炎症領域」並びに「感覚器領域」、また「難病・希少疾病新薬創出戦略」に焦点をあてて研究開発に取り組んでいます。
医療用医薬品の研究開発状況は以下のとおりです。
領域[適応]
「製品名」又は開発コード
(一般名)
状況
生活習慣病[脂質異常症]
「リバロ」
NK-104
(ピタバスタチン)

日本、米国、メキシコ、スペイン、ポルトガル、スイス、中国、韓国、タイ、レバノン、インドネシア、台湾、コロンビア、ブラジル、ウクライナ、ヨルダン、UAE、ベネズエラ、ギリシャ、クウェート、サウジアラビア、ロシア、トルコ、オマーン
[当期中に上市した国]
ジョージア(2017年8月)

アルゼンチン、オランダ、イギリス、フランス、フィンランド、アイルランド、スウェーデン、ドイツ、ノルウェー、オーストリア、オーストラリア、ポーランド、イタリア、カザフスタン、パナマ、エクアドル、ドミニカ共和国、カタール、バーレーン

モロッコ、チュニジア
[当期中に申請した国]
ベトナム(2018年2月)、シンガポール(2018年3月)

欧州 小児高コレステロール血症への適応追加について承認取得(2017年11月)
[脂質異常症]
「パルモディア」
K-877
(ペマフィブラート)
日本 承認(2017年7月)
欧米 第Ⅲ相試験
[非アルコール性脂肪性肝疾患、非アルコール性脂肪肝炎]
K-877-FL
(ペマフィブラート)
日本 第Ⅱ相試験
[2型糖尿病]
CSG452
(トホグリフロジン)
欧米 第Ⅱ相試験
[2型糖尿病]
SK-0403
(アナグリプチン)
欧米 第Ⅱ相試験
[痛風、高尿酸血症]
K-118
(アーハロフェネート)
米国 第Ⅱ相試験
[原発性胆汁性胆管炎における肝機能の改善]
K-877-BC
(ペマフィブラート)
日本 第Ⅰ相試験
[脂質異常症]
K-312
米国 第Ⅰ相試験

領域[適応]
「製品名」又は開発コード
(一般名)
状況
免疫・炎症[肝がん再発抑制]
NIK-333/K-333
(ペレチノイン)
日本 第Ⅲ相試験
亜州 第Ⅲ相試験
欧州 第Ⅰ相試験
感覚器[糖尿病網膜症]
K-115-R
(リパスジル塩酸塩水和物)
日本 第Ⅱ相試験
その他[脊髄性筋萎縮症]
K-828-SP
(バルプロ酸ナトリウム)
日本 第Ⅲ相試験
[統合失調症]
K-163-SZ
(ピリドキサミン)
日本 第Ⅱ相試験
K-755第Ⅰ相試験
K-134新たな対象疾患検討中

これらに続く新医薬品候補化合物の創製のため、当社東京創薬研究所及び富士研究所での創薬・創剤活動に加えて、当社とハーバード大学関連病院Brigham and Women's Hospital (BWH) との米国共同研究施設 Center for Interdisciplinary Cardiovascular Sciences (CICS)での最先端研究を進めています。BWHとのコラボレーションにより、当社の技術基盤の拡充と研究促進及び最先端医学研究ネットワークとの連携を図っています。
(OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品)
一般用医薬品については、処方を改良したザ・ガードコーワ整腸錠α3+ (アルファ スリー プラス、整腸剤)、コルゲンコーワIB錠TXα(総合かぜ薬)を、医薬部外品についてはキューピーコーワαドリンク(滋養強壮薬)、液キャベコーワA(胃腸薬)を発売しました。
また、ヘルスケア品としてDr.NailディープセラムFT(ディープセラム フォー フット)、ウイルス当番クリアポット(3種)、バンテリンコーワサポーター(腰用しっかり加圧タイプ/保温サポーターひざ用)に加え、三次元高密着マスクナノ(3種)、三次元のどに潤いマスク(2種)、メイクがおちにくいマスクピンク、ほんのりハーブが香るマスク(3種)、三次元マスクミントの香り(4種)、三次元マスクディズニー(6種)、バンテリンコーワサポーター高通気タイプ(16種)、ウナコーワ虫よけ当番スリムタイプ・コンパクトタイプ(4種)、更に新ぬくぬく当番貼るタイプレギュラー・ミニ/貼らないタイプレギュラー・ミニも発売しました。
2019年上期には、医薬部外品のキューピーコーワiドリンク(滋養強壮薬)、キューピーコーワゴールドα錠(滋養強壮薬)を、ヘルスケア品としてディープセラム ローズの香り、バンテリンコーワサポーター腰用しっかり加圧タイプ(2種)、三次元マスクシャイニング、三次元マスク改良品、三次元マスクディズニーリニューアル、抗菌マスクケース×ディズニーリニューアル(ミッキー&ミニー、ドナルド、トイストーリー)、バンテリンコーワサポーター保温タイプ ひじ・手くび、バンテリンコーワサポーター指用を、更にサプリメント・飲料関係で植物発酵ジュレの上市を予定しております。
海外関係におきましては、中国で三次元マスク(GB規格対応品)、韓国でバンテリンコーワサポーターリニューアル品(ひざ、ひじ、手くび、足くび、ふくらはぎ)、バンテリンコーワサポーター(足くび加圧、手くび加圧、腰用リニューアル品)、ケラチナミンコーワWクリーム、台湾でバンテリンコーワ1.0%ゲル、バンテリンコーワサポーター(新規品:ひじ、ひざ、手くび、足くび、ふくらはぎ、腰)、タイでバンテリンコーワサポーターソックスタイプ、バンテリンコーワサポーターふくらはぎアシスト、ディープセラム、シンガポールでキューピーコーワゴールドαプラス、キューピーコーワαドリンク、フィニッシュコーワ、フィニッシュコーワA、フィニッシュコーワM、ディープセラム、バンテリンコーワサポーターひざ・ひじ・手くび・足くび・腰用(ASEAN共通英語化粧箱入り)、ハーブが香るマスク/メイクマスクを上市し、次半期でも中国、韓国、台湾、タイ、シンガポール、ベトナムの各国にて一般用医薬品・ヘルスケア品の上市を準備しております。

(医療機器)
医療機器分野においては、眼科用診断装置および眼内レンズ(IOL)の研究開発を行っております。
IOLでは、使い易いインジェクターを目指した改良を行い、2018年2月より販売を開始しました。度数の拡張は2018年7月の販売を予定しております。更にトーリック(乱視用)IOLの開発も行っております。
医療機器では、光干渉断層計「OCT Bi-μ」を上市いたしました。またSLO(微弱レーザーを照射する眼底検査装置)の基礎研究、OCTとフルオート眼底カメラ複合機の基礎検討を行うとともに、OCT血流画像ソフト、オートフォーカス眼底カメラ及び非接触眼圧計について、上市に向けた開発を進めております。

以上の結果、当事業に係る研究開発費は、221億3千万円となりました。


[環境・省エネ事業]
(環境・省エネ機器)
開発中の新規直管形LEDランプの海外規格を取得し上市するとともに、ラインアップの拡充を行いました。
2019年3月期は、デザイン性を重視した新規LEDスタンドの上市及び新構造のLED設備照明の用途別ラインアップの拡充を進めていきます。
(アグリ事業)
販売している野菜の効率的な栽培方法を検討し、生産性を向上させました。また新規設備の検討の一環として、自動化装置の運用試験を開始いたしました。
2019年3月期は、新規栽培品目や関連商品の検討・開発を行い、新製品の上市を目指していきます。
(光学機器、業務用映像機器)
産業用途向けのレンズでは、振動に強く防水性のあるレンズシリーズのラインアップ拡充を進めております。また、監視用ズームレンズでは、既存機種よりも高倍率なズームレンズの製品化を進めております。民生向けのスコープでは、既存機種の軽量化を進めております。
OEM製品では、軽量で振動や温度変化に強いカメラユニットを開発・納品いたしました。また、電子部品実装機用のレンズを開発し量産化を進めております。

以上の結果、当事業に係る研究開発費は、2億4千7百万円となりました。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02819] S100DHLY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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