シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LV3Q (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 興和株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、独創技術の開発を基本理念として、新素材の開発から製品の開発、さらに生産技術の開発に至るまで積極的な研究開発活動を行っております。医薬事業においては当社を中心に、その他の事業においては当社及び連結子会社が連携、協力し先進技術の研究開発を進めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は277億2千6百万円であります。
[医薬事業]
当社グループは、「医療用医薬品」、「OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品」を中心とした医薬品、医療機器、衛生雑貨など健康・医療に関わるさまざまな事業に幅広く取り組んでおり、各事業が相互に連携して研究開発を進めております。
(医療用医薬品)
医療用医薬品では、「生活習慣病領域」、「免疫・炎症領域」及び「感覚器領域」に焦点を当てて研究開発に取り組んでいます。さらに世界の人々の健康に貢献すべく、海外事業所を拠点として研究開発品目のグローバル展開を推進しております。
医療用医薬品の研究開発状況は以下のとおりです。
開発番号・一般名薬理作用適応開発段階
ピタバスタチンHMG-CoA還元酵素阻害脂質異常症承認申請中(ベトナム)
ピタバスタチン
/エゼチミブ
HMG-CoA還元酵素阻害
/小腸コレステロールトランスポーター阻害
脂質異常症第Ⅲ相
リパスジルRhoキナーゼ阻害緑内障・高眼圧症承認申請中(ベトナム)
糖尿病網膜症第Ⅱ相
フックス角膜内皮変性症第Ⅱ相
リパスジル
/ブリモニジン
Rhoキナーゼ阻害
/アドレナリンα2受容体作動
緑内障・高眼圧症第Ⅲ相
ペマフィブラート選択的PPARαモジュレーター脂質異常症第Ⅲ相
承認申請中(シンガポール、マレーシア)
非アルコール性脂肪性肝疾患第Ⅱ相
原発性胆汁性胆管炎第Ⅰ相
ペマフィブラート
/トホグリフロジン
選択的PPARαモジュレーター
/SGLT2阻害
-第Ⅰ相
ペレチノインアポトーシス誘導肝がん再発抑制第Ⅲ相
K-161-ドライアイ第Ⅱ相
インドメタシン
/l-メントール
非ステロイド性抗炎症急性疼痛第Ⅱ相

・上記は臨床開発段階にある品目のみを掲載しており、それ以前のステージにある品目は掲載しておりません。全てのパイプラインを掲載している訳ではありません。
・臨床開発段階にある品目とは、最初の臨床試験に係る試験開始に関する薬事手続き(米国:IND、欧州:CTA、日本:治験計画届書、又は他地域での類似手続き)を行った後、承認取得を意図する全ての地域で承認取得を完了していない、又は開発中止に係る薬事手続きを完了していない品目と定義しております。
・国際一般名(INN)が決定している品目は一般名、それ以前の品目は開発コードを記載しております。
・国及び地域により開発段階が異なる品目では、最も進んだ開発段階のみを掲載しております(承認申請中の国名は併記いたします)。
・承認取得済の品目であっても、新適応取得を目的とした臨床開発段階にある品目は上記に掲載しております。

これらに続く新医薬品候補化合物の創製のため、当社東京創薬研究所及び富士研究所での創薬・創剤活動に加えて、当社とハーバード大学関連病院Brigham and Women's Hospital (BWH) との米国共同研究施設 Center for Interdisciplinary Cardiovascular Sciences (CICS)での最先端研究を進めています。BWHとのコラボレーションにより、当社の技術基盤の拡充と研究促進及び最先端医学研究ネットワークとの連携を図っています。また、学校法人北里研究所との共同研究を通じて、感染症治療薬の研究を進めています。
(OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品)
一般用医薬品については、バンテリンコーワクリーミィーゲルα、バンテリンコーワクリームα、バンテリンコーワゲルα、バンテリンコーワ液α、ウナコーワクールα、ケラチナミンコーワ乾燥かゆみクリーム20、コルゲンコーワ鼻炎フィルムα、コルゲンコーワ鼻炎ジェルカプセルα、医薬部外品については、キューピーコーワαゼロドリンク、コーワ消毒液を発売しました。
ヘルスケア品については、バンテリンコーワサポーターの現行品リニューアルとして高通気サポーターを2021年3月に上市いたしました。なお、ヒザ加圧サポーターを2021年9月上市予定、手首加圧サポーター、足首加圧サポーター、ひじ用加圧サポーター(新規品)を2022年3月上市予定です。さらにe-sports、在宅用親指サポーター(2022年3月上市予定)、スタンダード品リニューアル(2023年9月上市予定)を上市に向け開発を進めております。
また、そのほかのヘルスケア品としてホッカイロ高温、三次元ほんのりハーブが香るマスク(ローズ、ラベンダー、グレープフルーツ)を発売しました。
2021年度上期には、一般用医薬品のキューピーコーワゴールドαプレミアムの上市を予定しております。
海外においては、台湾及びマレーシアでバンテリンコーワサポーター高通気タイプ、マレーシアで三次元マスク(レギュラー、こども用、ハーブ)、タイでバンテリンコーワクリームを上市しております。
(医療機器)
医療機器分野の眼科検査器は、引き続きレーザーフレアーメーター、視野計、手持ちスリットランプ、ドライアイ観察装置にテーマを集中させ研究開発を進めています。レーザーフレアーメーターは2020年9月に処理高速化による使い勝手向上を目指したマイナーチェンジ製品FM-600αを上市しました。自動視野計は2020年11月に東京大学との共同研究による短時間測定アルゴリズムsmart Strategyシリーズを搭載したソフトウェアのバージョンアップを上市しました。これらの注力テーマについては、引き続き製品の研究開発及び日本や米国における医療機関との共同研究を進めています。
眼内レンズ(IOL)においては、引き続きアバンシィシリーズの研究開発を行っております。1ピーストーリックIOL(乱視用眼内レンズ)の国内臨床試験は、2021年7月に全観察終了予定で進行中です。中国では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて臨床試験進捗が大幅に遅れており、1ピース及び3ピースIOL発売時期を2024年前半目標に修正して臨床試験の進捗促進に努めております。アジア展開についてはシンガポールにて2021年1月に3ピースの承認を取得、1ピーストーリックも同1月に申請し現在当局審査中です。またマレーシア、サウジアラビアにおいても1ピース、3ピースが登録されました。他のアジア諸国においても順次登録手続きを進めていく予定です。また早期の米国上市を目指してアバンシィシリーズの米国開発を進めております。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、276億3百万円となりました。
[環境・省エネ事業]
レンズ関係では、環境温度変化に対応したレンズの開発評価を継続して進めました。また虹彩認証用の光学系の設計を行いました。さらに高解像度低歪の小型Sマウント(レンズ交換可能カメラの交換レンズを固定する部分)の開発を進めています。
眼鏡関係では、新型スポッティングスコープTSN-99A/Sの量産化に向けた準備を進めました。またワイドアイピース(接眼レンズ)TE-80XWの開発を行いました。
産業用カメラ関係では、対環境性能対応GigEカメラの開発を行いました。
表面検査機の開発では、表面検査装置とロボット装置の連携システムの開発を行いました。
OEM関連の開発では、ロボットメーカ向けに3Dステレオカメラユニットの広視野タイプの開発を行いました。また機械メーカ向けにマルチプレクサカメラを開発中です。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、1億7百万円となりました。
[食品事業]
(植物工場野菜)
LEDを利用して栽培する植物工場野菜においては、新製品として3種類のバジルを上市し生産を開始しました。また、新たにハーブ2品種の発売準備を進めており、2021年4月に上市予定となっております。現在、西洋ハーブを中心とした栄養成分の高い野菜の上市を目指し研究開発を進めております。また製品力向上のため、分析対象成分の拡充及び分析体制の強化を進めております。
設備開発においては、高機能・高付加価値な植物を栽培するための設備対応、生産性・効率性向上のための装置改善、各種自動化の検討、及び太陽光併用型栽培設備の開発に取り組んでおります。
事業開発として、植物工場野菜と有機野菜を組み合わせた野菜セットをインターネットにて通信販売する体制を構築し、販売を開始しました。新しい商材の追加検討、運用体制の改善を進めております。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、1千5百万円となりました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02819] S100LV3Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。