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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10082AQ

有価証券報告書抜粋 船井電機株式会社 対処すべき課題 (2016年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当民生用電気機器業界におきましては、4K等高解像化や大型化による液晶テレビ需要の拡大はみられたものの、DVD・BD関連製品など市場低迷が続く中、スマートフォン、タブレット端末などこれまで牽引してきた製品にも陰りがみられるなど厳しい環境が続きました。
こうした業界環境において当社グループの対処すべき具体的な課題及び対応は下記のとおりであります。
(1) 売上高の拡大及び収益力の回復
当社グループでは売上高の拡大と収益力の回復が最重要課題と位置づけております。
(製品戦略について)
当連結会計年度は、主に液晶テレビに関して北米での年末商戦向けの受注を減らしたことや、地域量販店での販売不振に加え、在庫消化の遅れ、メキシコでの競争激化、またオーディオアクセサリーの販売終息に向けての費用計上などにより減収減益となりました。
なお、売上高の拡大のため、主に北米市場における液晶テレビにおいて4Kモデルや販売先ごとに開発した複数モデル展開による販売拡大と年末商戦向け受注の獲得を目指しております。インクジェットプリンターでは複数モデルラインナップによる販売や新規販売先の開拓に取り組んでおります。
(市場戦略について)
短期的な市場戦略としては、北米市場での当社製品優位性を確保するために、4Kテレビなどの高付加価値モデルの展開を進めております。その一方で中長期的な戦略としては、段階的に北米市場への過度な集中を解消していくために、例えば情報機器事業では欧州(イギリスやその他の地域)、映像機器事業ではメキシコなどの中南米地域にて、販路拡大を積極的に進めております。

当社グループでは、上記の各戦略を着実に実行するため、商品企画から開発、部材調達、生産、販売に至る部門間のタイムラグをミニマイズし、市場のニーズに的確に応えた製品をタイムリーに供給できるよう改善に取り組んでおります。
(2) 生産及び開発体制の強化
当社グループでは、中国生産依存のリスク回避を課題として、生産拠点の分散化を図ってきたことから同国での生産比率は低下傾向にあります。なお、当連結会計年度では、フィリピンに設立した生産子会社Funai Electric Philippines Inc.の工場稼働を開始いたしました。
開発面ではグループ全体の効率向上を中国並びにアジア地域で引き続き進めております。
(3) 人材の育成と登用
当社グループでは、新しいグローバル競争時代を勝ち抜くため、また、中長期の事業戦略を推進するうえで、社員個々人の能力を向上させグループ力強化に繋げることが重要であると認識しております。このため、語学をはじめとする社内外の研修体制の強化・拡充により若手、中堅社員を問わず積極的な人材育成と登用を行っております。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01863] S10082AQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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