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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059VQ

有価証券報告書抜粋 青山商事株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業 績

≪当期の経営成績≫
売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
1株当たり当期
純利益(円)
2015年3月期221,71219,02821,68312,807221.55
2014年3月期222,13922,59024,65012,962214.75
増減額△426△3,562△2,966△1546.80
前期比(%)99.884.288.098.8103.2

≪セグメント別業績≫(単位:百万円)
売 上 高セグメント利益(営業利益)
当期前期増減額前期比
(%)
当期前期増減額前期比
(%)
紳士服販売事業179,107183,279△4,17197.717,53721,868△4,33080.2
カジュアル事業12,6699,6253,044131.6△177△794617
カード事業3,8513,604246106.8790557233141.9
商業印刷事業11,36011,008351103.2178318△14055.9
雑貨販売事業15,33915,843△50396.845841839109.5
その他3,4342,671763128.617212943133.3
調整額△4,052△3,893△1586893△2573.0
合計221,712222,139△42699.819,02822,590△3,56284.2

(注) 1.セグメント別売上高、セグメント利益(営業利益)はセグメント間取引相殺消去前の数値であります。
2.当連結会計年度より、従来「その他」に含まれていた「カジュアル事業」について重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更しており、当連結会計年度の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

≪当連結会計年度の業績全般の概況≫

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済・金融政策などを背景に、企業業績や雇用情勢が改善するなど、景気回復の兆しが見られた反面、個人消費につきましては、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動やその後の消費の冷え込み等、依然として厳しい状況が続く1年でありました。
このような状況下、当社グループでは、紳士服販売事業の収益力、競争力の強化を目指した諸施策を実施するとともに、グループ経営の基盤整備と収益力強化を図ってまいりました。
この結果、売上高は2,217億12百万円と前連結会計年度に比べ4億26百万円減少いたしました。
主な要因は、紳士服販売事業において、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動や、その後の消費マインドの冷え込みなどにより、前連結会計年度に比べ41億71百万円減少したことによるものであります。
売上総利益は1,269億42百万円と前連結会計年度に比べ8億37百万円減少いたしました。
主な要因は、紳士服販売事業において、売上高が前期に比べ減少したことなどによるものであります。
営業利益は190億28百万円と前連結会計年度に比べ35億62百万円減少いたしました。
主な要因は、紳士服販売事業において、営業利益が前連結会計年度に比べ43億30百万円減少したことなどによるものであります。
経常利益は216億83百万円と前連結会計年度に比べ29億66百万円減少いたしました。
主な要因は、「包括的長期為替予約契約(クーポンスワップ契約)」等に係るデリバティブ評価益10億92百万円(前期はデリバティブ評価益8億85百万円)、為替差益7億50百万円(前期は為替差益2億81百万円)を営業外収益に計上しましたが、紳士服販売事業において、営業利益が前期に比べ減少したことなどによるものであります。

特別損益では、特別利益として投資有価証券売却益23億22百万円等を、特別損失として固定資産除売却損5億41百万円、減損損失11億50百万円を計上いたしました。
こうしたことから、当期純利益は前連結会計年度に比べ1億54百万円減少し、128億7百万円となりました。
セグメント別の営業の状況は、次のとおりであります。なお、セグメント別売上高、セグメント利益(営業利益)は、セグメント間取引相殺消去前の数値であります。

≪紳士服販売事業≫

〔青山商事(株)スーツ事業、ブルーリバース(株)、(株)エム・ディー・エス、(株)栄商、服良(株)〕
当事業の売上高は1,791億7百万円(前期比97.7%)、セグメント利益(営業利益)は175億37百万円(前期比80.2%)となりました。
当事業の中核事業であります青山商事(株)のスーツ事業につきましては、ショッピングセンター内を中心に積極的な出店、移転等を実施するなどマーケットシェア拡大を図るとともに、2014年10月より「EXILE TRIBE(エグザイルトライブ)」を新たにイメージキャラクターに起用し、スーツやコート等の機能商品を「AOYAMA PRESTIGE TECHNOLOGY」として訴求することで新たな顧客の取り込みを図りました。また、レディスにつきましては、就活・キャリア向けスーツやレディスフォーマル等の品揃え強化を図るとともに、売場環境の整備を実施した結果、好調に推移いたしました。
しかしながら、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動などから、青山商事(株)スーツ事業の既存店売上高は前期比94.5%となりました。
(単位:%)
2013年3月期2014年3月期2015年3月期
売上102.7101.494.5
客数101.196.192.1
客単価101.6105.5102.6

主力アイテムでありますメンズスーツの販売着数は前期比90.3%の2,240千着、平均販売単価は前期比104.0%の26,337円となりました。
2013年3月期2014年3月期2015年3月期
販売着数(千着)2,4642,4822,240
平均販売単価(円)24,66425,31626,337

店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。
(単位:店)
業態名洋服の青山ネクスト
ブルー
(NB)
ザ・スーツ
カンパニー
(TSC)
ユニバーサル
ランゲージ
(UL)
ブルー エ
グリージオ
(BG)
合計
出店〔内 移転・建替〕
(4月~3月)
36〔15〕144〔2〕0054〔17〕
閉店(4月~3月)100001
期末店舗数(3月末)788144394858

(注)「ザ・スーツカンパニー」には「TSC SPA OUTLET」を、「ユニバーサル ランゲージ」には「UL OUTLET」を含めております。

≪カジュアル事業≫〔青山商事(株)カジュアル事業、(株)イーグルリテイリング〕

当連結会計年度より、従来「その他」に含まれていた「カジュアル事業」について重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更しております。
当事業につきましては、中核事業であります(株)イーグルリテイリングにおいて、「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」をアウトレット店を含む10店舗出店したことなどから、売上高は126億69百万円(前期比131.6%)、セグメント損失(営業損失)は1億77百万円(前期はセグメント損失(営業損失)7億94百万円)となりました。
店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。
(単位:店)
業態名青山商事(株)カジュアル事業(株)イーグルリテイリング
キャラジャリーバイスストアアメリカンイーグル
アウトフィッターズ
出店(4月~3月)0010
閉店(4月~3月)300
期末店舗数(3月末)23618

(注)「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」にはアウトレット店を含めております。

≪カード事業≫〔(株)青山キャピタル〕

当事業は、紳士服販売事業における効率的な販売促進を支援することを主たる目的に、事業を展開しております。「AOYAMAカード」会員の募集に注力するとともに、金融サービス事業を展開し、2015年2月末現在の有効会員数は386万人(前期比11万人増)となりました。
当事業につきましては、改正貸金業法の影響などがある中、売上高は38億51百万円(前期比106.8%)、セグメント利益(営業利益)は7億90百万円(前期比141.9%)となりました。
なお、資金につきましては、親会社であります青山商事(株)等からの借入と社債の発行により調達しております。
2013年2月期2014年2月期2015年2月期
有効会員数(万人)364375386
営業貸付金残高(百万円)38,74343,64845,889

≪商業印刷事業≫〔(株)アスコン〕

印刷・広告業界においては、受注競争の激化などにより依然として厳しい経営環境が続いております。
当事業につきましては、既存取引先の受注増などにより、売上高は113億60百万円(前期比103.2%)となる一方、印刷用紙など原材料価格の高騰などにより、セグメント利益(営業利益)は1億78百万円(前期比55.9%)となりました。

≪雑貨販売事業≫〔(株)青五〕

100円ショップ業界は、競合各社の積極的な出店など、業界の競争は一層苛烈さを増してきております。
「ダイソー&アオヤマ100YEN PLAZA」の店名で展開しております100円ショップは、「洋服の青山」、「キャラジャ」の閉鎖店舗の利用及び「洋服の青山」とのシナジー効果を狙った併設などを行っております。
当事業につきましては、業界内の競争激化などにより、売上高は153億39百万円(前期比96.8%)となる一方、非効率な9店舗を閉店したことなどから、セグメント利益(営業利益)は4億58百万円(前期比109.5%)となりました。
店舗につきましては、当期中に9店舗を閉店したため、2015年2月末の店舗数は119店舗(前期末128店舗)となりました。

≪その他≫〔青山商事(株)リユース事業、(株)glob〕

その他の事業につきましては、売上高は34億34百万円(前期比128.6%)、セグメント利益(営業利益)は1億72百万円(前期比133.3%)となりました。
店舗の出退店等につきましては、以下のとおりであります。
(単位:店)
業態名青山商事(株)リユース事業(株)glob
セカンドストリートジャンブルストア焼肉きんぐ
出店(4月~3月)112
閉店(4月~3月)100
期末店舗数(3月末)4314

(2) 連結キャッシュ・フローの状況

(単位:百万円)
当連結会計年度前連結会計年度
営業活動によるキャッシュ・フロー18,13610,840
投資活動によるキャッシュ・フロー8,456△17,117
財務活動によるキャッシュ・フロー△18,497△6,028
現金及び現金同等物に係る換算差額13727
現金及び現金同等物の増減額8,233△12,277
現金及び現金同等物の当期末残高37,99129,758

当連結会計年度における、現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、期首に比べ82億33百万円増加し、当期末には379億91百万円(前期比27.7%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

営業活動の結果、獲得した資金は、181億36百万円(前連結会計年度は108億40百万円の獲得)となりました。
税金等調整前当期純利益223億26百万円、減価償却費85億59百万円による資金増加に対し、運転資本(売上債権、たな卸資産、仕入債務及び未払金)の増減による資金の支出が10億42百万円、投資有価証券売却益23億22百万円、営業貸付金の増加額22億40百万円、法人税等の支払額94億87百万円により資金減少した結果であります。

投資活動の結果、獲得した資金は、84億56百万円(前連結会計年度は171億17百万円の使用)となりました。
定期預金、有価証券及び投資有価証券の払戻及び売却による1,212億10百万円の資金増加に対し、定期預金、有価証券及び投資有価証券の取得額938億26百万円及び有形・無形固定資産の取得により178億26百万円資金減少した結果であります。

財務活動の結果、使用した資金は184億97百万円(前連結会計年度は60億28百万円の使用)となりました。
社債の償還による支出90億円、自己株式の取得による支出139億62百万円及び配当金の支払額53億7百万円による資金減少に対し、社債の発行による収入88億77百万円により資金増加した結果であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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