シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ANGK

有価証券報告書抜粋 高砂香料工業株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における世界経済は、米国や欧州では緩やかな景気回復が見られましたが、中国をはじめとした新興国等における経済成長の鈍化や英国のEU離脱問題、米国新政権の政策の不確実性等により、依然として先行き不透明な状況となっております。
わが国の経済は、政府の経済政策等を背景に企業収益は緩やかな回復基調で推移いたしましたが、個人消費の回復は依然弱く、株式市場や為替相場の急激な変動等、留意が必要な状況が続いております。
香料業界においては、中国や東南アジア他の海外市場での成長が引き続き期待できるものの、国内外ともに成熟市場での事業展開においては、競合他社との競争環境が一段と厳しくなっております。
このような中、当社グループは「信頼される商品を供給し続けることにより、グローバル市場でのトップクラスの香料会社を目指す」の経営基本方針の下、前連結会計年度より、中期経営計画『TAKASAGO GLOBAL PLAN(GP-3)』(2015-2017年度)を始動させ、「技術革新に基づく価値創造、挑戦できる人材の育成」を通じて、創業100周年を迎える2020年に向けて飛躍的な成長を目指し、堅固なグローバル連結経営により事業を推進いたしました。
当連結会計年度の売上高は、前期比3.5%減の136,764百万円となりました。部門別売上高では、フレーバー部門は、米国子会社等が好調に推移したものの、為替の影響により、前期比2.3%減の82,100百万円、フレグランス部門は、中国子会社等が低調となり、前期比7.3%減の35,928百万円、アロマイングリディエンツ部門は、主力品メントールが堅調に推移したものの、為替の影響により、前期比8.0%減の10,521百万円、ファインケミカル部門は、医薬中間体が伸長したことにより、前期比12.4%増の6,788百万円となりました。その他不動産部門は、前期比2.5%増の1,425百万円となりました。
利益面では、営業利益は前期比7.9%増の7,159百万円、経常利益は前期比28.3%増の7,745百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比29.6%増の6,327百万円となりました。
セグメントにつきましては、日本は、当社のファインケミカル部門が好調に推移し、売上高は65,529百万円(前期比0.3%減)、営業利益は2,504百万円(前期比10.0%増)となりました。米州は、主に米国子会社等が好調に推移し、売上高は31,455百万円(前期比1.5%減)、営業利益は1,123百万円(前期比187.5%増)となりました。欧州は、ドイツ子会社等が堅調に推移したものの、為替の影響により、売上高は18,219百万円(前期比8.9%減)、営業利益は635百万円(前期比13.4%減)となりました。アジアは、中国子会社が低調となり、売上高は21,560百万円(前期比10.3%減)、営業利益は2,639百万円(前期比11.4%減)となりました。

(2)キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期より1,749百万円増加し(前期は2,210百万円の減少)、18,786百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、14,747百万円(前期は8,465百万円の増加)となりました。主なものは、税金等調整前当期純利益8,037百万円、減価償却費5,422百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の流出は、7,010百万円(前期は11,397百万円の流出)となりました。主なものは、有形固定資産の取得による支出6,529百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の流出は、5,471百万円(前期は1,381百万円の増加)となりました。主なものは、短期借入金の減少5,658百万円、長期借入れによる収入7,423百万円、長期借入金の返済による支出5,522百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00993] S100ANGK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。