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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100551R

有価証券報告書抜粋 麻生フオームクリート株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融緩和策などにより、ばらつきはあるものの企業収益や雇用環境に改善の動きが見られ、景気は緩やかな回復基調となりましたが、消費税増税前の駆け込み需要の反動減の影響が長引き個人消費の回復には弱さが見られ、景気の足取りは重い状況で推移いたしました。
建設業界におきましては、企業の設備投資に持ち直しの動きが見られ、公共工事も前半は発注の前倒しにより堅調に推移しましたが、建設需要増や円安による資材価格の上昇、さらに建設労働者の確保難による労務費の上昇などが見られ、また住宅投資が消費税増税前の駆け込み需要の反動により減少し、公共工事も後半には息切れ傾向が出るなど、採算面や受注競争において厳しい状況が続きました。
このような状況の下、当社は営業展開の強化をはかり、また施工人員の確保に注力し、引き続きコスト低減に取組み、受注量の獲得と収益性の改善をはかってまいりました。
その結果、当事業年度の業績は、主力の気泡コンクリート工事の受注が順調に推移したことから、工事全体の受注高が3,637百万円(前事業年度比1.3%増)となり、前事業年度からの繰越工事が多かったことや施工も順調に推移したことから完成工事高が4,028百万円(前事業年度比22.8%増)と増加し、商品売上高を含めた全体の売上高も4,108百万円(前事業年度比23.2%増)と前事業年度から大幅増となりました。
各段階の利益につきましては、資材価格などの上昇がありましたが、完成工事高が大幅に増加したことや、施工効率の向上に取組むとともに工事原価低減に注力した結果、営業利益103百万円(前事業年度比104.4%増)、経常利益118百万円(前事業年度比101.9%増)、当期純利益107百万円(前事業年度比90.7%増)となりました。
工事別等の状況は、次のとおりであります。
(気泡コンクリート工事)
管路中詰工事の受注高が大型工事の発注の狭間により666百万円(前事業年度比30.0%減)と減少しましたが、軽量盛土工事の受注高が1,639百万円(前事業年度比17.2%増)、空洞充填工事の受注高が848百万円(前事業年度比76.9%増)と大幅に増加したことから、気泡コンクリート工事全体の受注高は3,154百万円(前事業年度比11.4%増)と増加いたしました。
完成工事高につきましても、受注高の増加や施工も順調に推移したことから、軽量盛土工事の完成工事高が1,527百万円(前事業年度比10.5%増)、空洞充填工事の完成工事高が825百万円(前事業年度比75.4%増)と増加し、また管路中詰工事も受注高は減少しましたが、前事業年度からの繰越工事が多かったことから完成工事高が1,161百万円(前事業年度比74.3%増)と大幅に増加し、気泡コンクリート工事全体の完成工事高は3,514百万円(前事業年度比39.5%増)となりました。
(地盤改良工事)
消費税増税前の駆け込み需要の反動による民間住宅投資の減少や受注価格競争の激化などから、当社の中心である民間分野での受注が減少し、また見込んでいた大型工事の発注がずれ込んだこともあり、地盤改良工事の受注高は481百万円(前事業年度比36.4%減)と大幅に減少いたしました。
完成工事高につきましても、受注高の減少により地盤改良工事の完成工事高は512百万円(前事業年度比32.5%減)と大幅に減少いたしました。
(その他工事)
受注高は2百万円(前事業年度比24.8%減)、完成工事高につきましても2百万円(前事業年度比24.8%減)となりました。
(商品販売)
売上高は、気泡剤や固化剤の販売など80百万円(前事業年度比52.1%増)なりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は178百万円(前事業年度比73.6%増)となりました。これは主に、前事業年度末より売上債権が84百万円増加しましたが、税引前当期純利益118百万円を計上し、また前事業年度末より仕入債務が69百万円増加したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は37百万円(前事業年度比58.4%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は7百万円(前事業年度比90.0%減)となりました。これは主に、長期借入れによる収入であります。
これにより「現金及び現金同等物の期末残高」は、前事業年度末に比べ149百万円増加し、690百万円(前事業年度比27.7%増)となりました。

(注) 営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、消費税等を含んだ金額で表示しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00308] S100551R)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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