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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ANZV

有価証券報告書抜粋 麻生フオームクリート株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、個人消費に力強さは見られなかったものの、企業収益環境の改善の持続や雇用所得環境の改善が見られ、また設備投資にも緩やかな持ち直しが見られるなど、全体として景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
建設業界におきましては、2016年度第2次補正予算に係る政府建設投資が第4四半期に一部出来高として寄与し、政府建設投資は対前事業年度比で増加しました。民間建設投資は、日銀のマイナス金利政策による金利の低下や相続税の節税対策による貸家の着工増で住宅建設投資が増加したことから堅調に推移しました。しかしながら、資材費や労務費のコストが高止まりする中で、北海道・東北地区の集中豪雨の影響により、公共工事の優先順位が入れ替わり、当初予定されていた工期が先延ばしになるなど、当社を取り巻く経営環境は厳しい状況で推移しました。
このような状況の下、当社は営業展開の強化をはかり、また施工人員の確保に注力し、引き続きコスト低減に取組み、受注量の確保と収益性の改善をはかってまいりました。
その結果、当事業年度の業績は、気泡コンクリート工事において、管路中詰工事の大型工事の需要が一巡し端境期を迎えたことなどで、工事全体の受注高は3,944百万円(前事業年度比2.3%減)と減少しましたが、前事業年度からの繰越工事が多かった主力の気泡コンクリート工事の完成工事高が増加したことから、工事全体の完成工事高は3,965百万円(前事業年度比4.1%増)となり、商品販売を含めた全体の売上高も3,984百万円(前事業年度比4.0%増)と増加いたしました。
各段階の利益につきましては、予想売上高の減少や販管費の増加がありましたが、工期短縮など施工効率の向上に取組むとともにコスト低減に注力した結果、完成工事総利益率が改善し営業利益129百万円(前事業年度比7.0%増)、経常利益143百万円(前事業年度比4.0%増)、当期純利益148百万円(前事業年度比19.5%増)となりました。
工事別等の状況は、次のとおりであります。
(気泡コンクリート工事)
軽量盛土工事の受注高は、大型工事の受注により1,701百万円(前事業年度比22.6%増)と増加しましたが、空洞充填工事の受注高が628百万円(前事業年度比2.6%減)と減少し、また管路中詰工事の受注高も大型工事の発注が一段落したことから341百万円(前事業年度比64.8%減)と大幅に減少し、気泡コンクリート工事全体の受注高は2,671百万円(前事業年度比11.1%減)と減少いたしました。
完成工事高につきましては、空洞充填工事の完成工事高が619百万円(前事業年度比5.2%減)と減少しましたが、軽量盛土工事の完成工事高が1,645百万円(前事業年度比13.4%増)と増加し、また受注高は大幅に減少しましたが前事業年度からの繰越工事が多かった管路中詰工事の完成工事高が696百万円(前事業年度比1.0%増)と増加したことから、気泡コンクリート工事全体の完成工事高は2,961百万円(前事業年度比6.0%増)と増加いたしました。
(地盤改良工事)
地盤改良工事の受注高は1,078百万円(前事業年度比5.5%増)と増加いたしました。完成工事高につきましては、大型工事の施工時期のずれ込みにより、地盤改良工事の完成工事高は904百万円(前事業年度比10.0%減)と減少いたしました。
(その他工事)
受注高は193百万円(前事業年度比1,972.9%増)、完成工事高につきましても99百万円(前事業年度比961.0%増)となりました。
(商品販売)
売上高は、気泡剤や固化剤の販売など19百万円(前事業年度比17.3%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により使用した資金は15百万円(前事業年度は372百万円の収入)となりました。これは主に、前事業年度末より未成工事支出金が166百万円増加し、また仕入債務が168百万円減少したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は46百万円(前事業年度比2.0%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は188百万円(前事業年度比434.9%増)となりました。これは主に、借入金の返済によるものであります。
これにより「現金及び現金同等物の期末残高」は、前事業年度末に比べ251百万円減少し、732百万円(前事業年度比25.5%減)となりました。

(注) 営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、消費税等を含んだ金額で表示しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00308] S100ANZV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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