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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XQ4

有価証券報告書抜粋 黒崎播磨株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度における当社グループを取り巻く経済環境は、総じて緩やかな回復基調が続いたものの、後半において、新興国を中心とした海外経済の景気の下振れ懸念が強まり、日本においても円高株安傾向が続くなど、先行きの不透明感が増してきています。
当社グループの主要得意先である鉄鋼業界においても、当連結会計年度の国内粗鋼生産量は、前年同期比5.2%減の1億418万トンとなり、2年連続で前年度実績を下回ることとなりました。
このような状況下、当社グループでは、当連結会計年度において主に以下の取り組みを実施いたしました。

まず、当連結会計年度の前半までの円安の進行を背景に、海外マーケットを中心とした拡販、原料・調達品の徹底的な購入価格交渉と新規調達先の開拓、生産性向上を狙ったコストダウン等、収益改善活動を強力に推し進めました。
また、グループ会社においても、TRLKROSAKIREFRACTORIESLIMITEDやKrosakiAmrRefractarios,S.A.を中心として、拡販や設備投資、コストダウン等により、同様に収益改善を図りました。

当連結会計年度における当社グループの業績は次のとおりです。
[売上高]
当社グループの主要得意先である鉄鋼業界の国内粗鋼生産量は、前年度実績を下回りましたが、当社グループでは、国内スポット案件・海外子会社の売上高の増加により、売上高は、前連結会計年度に比べ4.3%増収の1,151億18百万円となりました。
[損益]
売上高の増加及びコストダウンの取り組みを進めたことにより、営業利益は、前連結会計年度に比べ51.9%増益の58億36百万円、経常利益は、前連結会計年度に比べ53.8%増益の57億66百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ129.2%増益の36億75百万円となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりです。
なお、各セグメントの売上高は外部顧客への売上高であり、セグメント間の内部売上高又は振替高は含まれていません。また、セグメント利益は営業利益ベースです。


[耐火物事業](各種工業窯炉に使用する耐火物全般の製造販売)
国内スポット案件・海外子会社の売上高の増加により、耐火物事業の売上高は、前連結会計年度に比べ3.5%増収の919億59百万円となりました。売上高の増加及びコストダウンの取り組みを進めたことにより、セグメント利益は、前連結会計年度に比べ86.3%増益の39億10百万円となりました。
[ファーネス事業](各種窯炉の設計施工及び築造修理)
工事案件の受注増により、ファーネス事業の売上高は、前連結会計年度に比べ6.7%増収の157億51百万円となりました。売上高の増加及び工事案件の利益率改善により、セグメント利益は、前連結会計年度に比べ15.2%増益の10億66百万円となりました。
[セラミックス事業](各種産業用ファインセラミックスの製造販売及び景観材の販売)
セラミックス事業の売上高は、前連結会計年度に比べ9.1%増収の56億5百万円となりました。しかし、高付加価値製品の売上構成比が減少したことにより、セグメント利益は、前連結会計年度に比べ15.4%減益の1億89百万円となりました。
[不動産事業](店舗・倉庫等の賃貸)
不動産事業の売上高は、前連結会計年度に比べ5.8%減収の9億19百万円、セグメント利益は、前連結会計年度に比べ34.5%増益の5億40百万円となりました。
[その他](製鉄所向け石灰の製造販売)
その他の事業セグメントの売上高は、前連結会計年度に比べ18.4%増収の8億83百万円、セグメント利益は、前連結会計年度に比べ12.7%減益の42百万円となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ2億96百万円減少し、当連結会計年度末には31億10百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は22億96百万円(前連結会計年度は38億18百万円の収入)となりました。
主な内訳は、売上債権の増加額69億81百万円、税金等調整前当期純利益57億10百万円、減価償却費28億32百万円です。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は22億97百万円(前連結会計年度は17億86百万円の支出)となりました。
主な内訳は、設備等固定資産の取得による支出22億77百万円です。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は1億93百万円(前連結会計年度は26億9百万円の支出)となりました。
主な内訳は、長期借入れによる収入60億円、短期借入金の減少額48億27百万円、長期借入金の返済による支出47億57百万円、コマーシャル・ペーパーの増加額40億円です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01150] S1007XQ4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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