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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009ZAY

有価証券報告書抜粋 AppBank株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における当社グループを取りまく経営環境におきまして、当社メディア事業の主たる事業内容であるインターネット広告市場は、堅調に拡大を続けております(注1)。ストア事業の主たる商材に影響のあるスマートフォン端末につきましては、出荷台数の伸び悩みに対して保有率は増加するなど、保有期間長期化の傾向にあります(注2)(注3)。また市場環境は、端末販売店など他社店舗におけるスマートフォン・アクセサリー販売が拡大しており、競争激化の傾向にあります。
このような環境の中、「You are my friend.」の経営理念のもと、ユーザーとのより密な関係構築によるAppBankブランドの価値向上に努めてまいりましたが、前期末に発覚した当社元役員による不祥事に起因する風評被害は一年を通じて営業活動に甚大な影響を与え、ユーザーのみならず、取引先各社との信頼関係は著しく毀損されました。
以上の結果、当連結会計年度における業績は、売上高2,332,279千円(前年同期比41.2%減)、営業損失107,122千円(前年同期は営業利益912,647千円)、経常損失145,964千円(前年同期は経常利益861,759千円)、親会社株主に帰属する当期純損失80,477千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益551,444千円)となりました。

(注1) 出所:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」(2016年11月確報版)
(注2) 出所:総務省「通信利用動向調査」(2016年11月版)
(注3) 出所:メディア環境研究所「メディア定点調査2016」

セグメント毎の業績は、次のとおりであります。
各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部取引高を含んでおります。

(メディア事業)
「AppBank.net」、「パズドラ究極攻略」、「モンスト攻略」といった当社サイトは、当連結会計年度、月間平均約1億7,000万ページビューを記録しました。この3サイトと連携するアプリも累計で2,300万ダウンロードを超えています。また、10月末にはスマートフォンゲームアプリの事前登録サイト「ゲームコネクト」を開設、2か月で1万人を超える登録者を獲得いたしました。
動画配信の分野では引き続き「YouTube」、「ニコニコ動画」にコンテンツを提供、ホラーや謎解きといった新基軸のコンテンツも好評を博しております。ライブ配信では27時間連続で演者がゲームをプレイ、紹介し続ける「AppBankゲーム祭り」を4回実施、11月下旬には「YouTube Live」にて「マインクラフト」のライブ配信を開始し、順調に視聴者を増やしております。
イベントは2月の沖縄を皮切りに比較的小規模な会場で開催する「AppBank JAPANツアー」を全国10都市で開催、大規模会場での「ファンミーティング」は5月に仙台、11月に大阪で開催しました。11月の大阪では早朝から待機列ができるなど多くの皆さまにお楽しみいただきました。
一方、営業面では前述の風評被害により一部クライアントから広告出稿が差し止めになるなど、一年を通して有形無形の影響が続きました。また、第4四半期には電子コミック事業、麻雀関連事業といった新規メディア事業への投資が発生いたしました。
以上の結果、セグメント売上高919,626千円(前年同期比56.6%減)、セグメント損失120,037千円(前年同期はセグメント利益766,238千円)となりました。
なお、2016年1月19日付で連結子会社であるスタジオむらい株式会社は、当社に吸収合併され消滅しております。


(ストア事業)
実店舗及びEコマースサイト運営の双方で、動画チャンネルをはじめとした自社媒体群を通じてユーザーの皆さまにアイテムの魅力を伝え、購買体験に結び付けるというオムニチャネル戦略を継続しております。スマートフォン・アクセサリー販売事業において増加傾向にある競合店舗に対する優位性確保のため、モバイル保険をはじめとする新商品・コラボレーション商品の拡充とともにサービス・ホスピタリティーの充実と徹底に努めております。
店舗事業では当連結会計年度、「AppBank Store ららぽーと新三郷」、「AppBank Store イオンモール与野」、「AppBank Store イオンモール堺鉄砲町」、「AppBank Store 博多マルイ」、「AppBank Store 新宿サブナード」、「AppBank Store くずはモール」、期間限定で「AppBank Store 横浜ビブレ」、「AppBank Store 浦和PARCO」を出店いたしました。「AppBank Store 新宿」、「AppBank Store 渋谷PARCO」の閉店により、期末時点の店舗数は15店舗となっております。
Eコマースサイト運営では、6月に開設3周年を記念したセールイベント「3周年祭り」を実施するなど積極的なセール展開を行いました。また、会員ランクによる特典制度の導入、オリジナル先行予約商品の提供など、会員向けサービスの拡充によって既存会員の活性化を図りました。
一方、ストア事業におきましても、前述の風評被害に伴う既存会員の購買減や新規会員が伸び悩むなど、一年を通して有形無形の影響が続きました。
以上の結果、セグメント売上高は1,448,624千円(前年同期比24.7%減)、セグメント損失は4,765千円(前年同期はセグメント利益127,179千円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から794,389千円減少し、1,166,545千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は404,121千円(前連結会計年度は662,791千円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純損失109,989千円の計上、法人税等の支払額314,205千円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は341,222千円(前連結会計年度は34,107千円の支出)となりました。主な要因は、定期預金の払戻による収入60,000千円、定期預金の預入による支出308,200千円、有価証券の取得による支出80,112千円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は49,046千円(前連結会計年度は637,889千円の収入)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入300,000千円、長期借入金の返済による支出362,349千円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31817] S1009ZAY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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