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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TZP

有価証券報告書抜粋 AvanStrate株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、米国では個人消費の増加による景気回復が続き、欧州においても緩やかながら景気の持ち直しが見られました。他方で中国の景気減速が鮮明となりアジア新興国でも景気下振れが懸念されるなど、世界経済全体で先行き不透明な状況となっております。日本経済におきましては、政府による経済政策の効果を背景に企業業績や雇用環境の改善の兆しが見られましたが、景気は全般的に伸び悩みました。
当社グループの顧客である液晶ディスプレイ・パネル業界におきましては、その最終製品における最大消費先である液晶TVの需要は、米国では比較的堅調に推移しましたが、アジアなど新興国では低迷し、全体としては成長率は鈍化した状態で推移しました。また、中小型パネルについてもスマートフォンは高精細化の需要で継続して成長しましたが、スマートフォン需要に侵食されるかたちでモバイルPC向けの出荷は大きく減少しました。
このような状況の中、当社グループにおきましては、稼働率向上に向けた安定的な販売先の確保、生産効率向上によるコストダウン等に取り組んでまいりましたが、中旬以降、市況悪化の影響を受け、韓国においては受注が大幅に減少し改善に遅れが生じたこと、また台湾においては2月の震災により主要顧客で一時的に稼動が低下したこと、及び市況低迷により想定以上の価格下落圧力の影響を受ける等、販売面で厳しい状況となりました。
上記の結果、当連結会計年度の売上高は20,751百万円(前連結会計年度比8,270百万円減)で前年対比で減収となりました。営業利益は1,936百万円(同3,083百万円減)で減益となり、経常損失は△246百万円(前連結会計年度は経常利益3,018百万円)となり前年対比で3,265百万円減益となりました。また、韓国での受注減少により過剰となった固定資産の減損損失及び台湾での震災による損失等を特別損失として8,199百万円計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失は△8,900百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益4,458百万円)となり、前年対比13,358百万円減益となりました。
なお、セグメントの業績は次のとおりであります。当社グループは報告セグメントを「日本」、「台湾」、「シンガポール」及び「韓国」の4つの区分としております。これは、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」(企業会計基準第17号 2009年3月27日)の適用によるものであり、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能で、かつ当社グループが経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。以下、セグメント別の売上高にはセグメント間の振替高を含め、セグメント間取引は相殺消去前の金額で記載しております。
(a) 日本
構造改革により限定的な販売となっており、売上高は57百万円となりました。
(b) 台湾
市況悪化の影響や、2月の震災による主要顧客での一時的な稼動低下などによる受注減少により、売上高は18,554百万円となりました。
(c) シンガポール
清算に向け活動中であり、売上実績はありませんでした。
(d) 韓国
既存顧客での購買方針変更によると見られる受注減少などにより、売上高は2,629百万円となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ1,486百万円減少し、3,413百万円となりました。当連結会計年度における活動ごとのキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、税金等調整前当期純損失△8,270百万円が計上されましたが、売上債権が1,612百万円減少し、減価償却費3,494百万円、のれん償却額1,458百万円、災害損失1,322百万円、減損損失6,603百万円が計上されたことなどにより5,804百万円のプラスとなりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、主に有形固定資産の取得による支出△3,369百万円があったことなどにより、△3,375百万円となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、長期借入金及び関係会社長期借入金の返済による支出△3,377百万円があったことなどにより、△3,915百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24858] S1007TZP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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