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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YSN

有価証券報告書抜粋 FCM株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当期における世界経済は、中国など新興国での成長に減速感が見られ、欧州経済も停滞が続きました。一方、米国経済は雇用回復や堅調な個人消費により好調に推移しております。国内では消費税増税の影響や個人所得が伸び悩むなか、政府の経済施策などでの景気下支えもあり緩やかながらも回復基調となっております。
このような経営環境のもと、当社では各セグメントにおいて販売拡大や収益性改善に取り組みました。
その結果、当期の業績は売上高20,978,878千円(前期比14.0%増)、営業利益706,232千円(前期比388.1%増)、経常利益775,834千円(前期比318.1%増)、当期純利益469,033千円(前期比394.2%増)となりました。セグメント別の業績概要は、以下の通りです。

(電子機能材事業)
電子機器や電子部品に使用される部材の表面処理加工を主とする電子機能材事業では、売上高6,010,959千円(前期比26.1%増)となりました。特に、スマートフォンやタブレット端末向けでの需要が旺盛で価格・品質に対する要求が厳しいなか、貴金属の使用量削減や製造方法の改善で収益性の向上を図りました。自動車部品向けも底堅く推移し、フィルム関連製品では医療機器や検査装置向けが順調に数量を伸ばしています。以上の結果、当該セグメントの経常利益は607,160千円(前期は51,976千円の経常利益)となりました。

(電気機能線材事業)
電線・配線用ケーブル・通信用ケーブルなどの伸線加工を主とする電気機能線材事業では、売上高14,967,918千円(前期比9.8%増)となりました。主力の設備用電線など建設・電販向けが回復基調となったことに加え、太陽光発電パネル向けなども計画を上回る受注となりました。非電線用途の異型線加工も堅調に推移するなど業容の拡大にも継続して取り組んだ結果、当該セグメントの経常利益は168,674千円(前期比26.3%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物は261,280千円(前期比14,434千円増)となりました。これは営業活動によるキャッシュ・フローで393,057千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローで250,571千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローで128,051千円の支出となったことによるものであります。
当事業年度中における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、393,057千円の収入(前期は253,693千円の支出)となりました。主な収入は税引前当期純利益751,375千円、減価償却費327,510千円、仕入債務の増加額110,879千円であり、主な支出は売上債権の増加額549,745千円、たな卸資産の増加額299,628千円、法人税等の支払額48,175千円などによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュフローは250,571千円の支出(前期は127,410千円の支出)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出249,970千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純減少額100,000千円のほか、長期借入による収入600,000千円、長期借入金の返済による支出598,919千円、配当金の支払額29,026千円などにより128,051千円の支出(前期は299,185千円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02115] S1004YSN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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