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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CKYN

有価証券報告書抜粋 GMOリサーチ&AI株式会社 業績等の概要 (2017年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社グループの当連結会計年度におけるわが国経済は、海外経済の緩やかな回復に加え、新興国におけるスマートフォンの普及拡大やIoTの拡大などを背景に情報関連財需要が高まっていることから生産や輸出が持ち直しており、こうした動きを背景に企業収益が過去最高を更新し、消費も持ち直しが続いております。
マーケティング・リサーチ業界の世界全体の市場規模については、「ESOMAR INDUSTRY REPORT 2017」によると、2016年は$44,511million(前年比3.7%増)となり、2014年から2015年への成長率が2.2%増だったことから、2016年においてはやや回復傾向が見られる状況にありました。
続いて国内市場においては、一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会の「第42回経営業務実態調査」によると、2016年度の市場規模は2,099億円(前年比7.9%増)となり、当社グループの主力事業であるネットリサーチの市場規模については、ここ数年踊り場が続いておりましたが、前年比6.3%増とやや上向きな結果となりました。
このような状況の中、当社グループは国内顧客に関しては、DIY型リサーチシステムである当社プラットフォーム (GMO Market Observer)の機能強化およびサービス体制強化により国内市場シェアの拡大に努めてまいりました。一方 海外顧客に関しては、社内管理ツールの導入、研修体制の充実および人員拡充等により、営業体制、顧客対応を強化し、売上拡大に努めてまいりました。また、パネル供給に関しては、AsiaCloudPanelを強化し、成長を続けるアジア全体のリサーチビジネス機会の最大化を行うべく、パネル提携媒体の新規開拓体制の拡充、自社パネル媒体のリニューアルおよびパネル強化のための広告等、積極的な事業活動を行ってまいりました。
当連結会計年度においては、AsiaCloudPanelの拡大を加速すべく、マレーシアに法人を設立し、また、国内事業のオペレーション業務や他社に委託していた業務等を集約し、生産性の向上を図るべく、下関にオフィスを開設いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は3,185,953千円(前年同期比3.0%増)、営業利益は325,041千円(前年同期比13.7%増)、経常利益は321,444千円(前年同期比15.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は207,741千円(前年同期比167.7%増)となりました。

事業のサービス別の売上高については、以下の通りです。

①アウトソーシングサービス
アウトソーシングサービスは、近年調査会社業界からの需要が拡大傾向にあるアンケート作成からローデータ・集計までのサービスを一括で受託するサービスです。当連結会計年度においては、調査会社からの案件受託本数、単価ともに好調に推移し、当サービスの売上高は、2,496,953千円(前年同期比4.6%増)となりました。

②D.I.Yサービス
D.I.Yサービスは、当社が独自に開発したリサーチ・ソリューション・プラットフォーム(GMO Market Observer)を利用して、顧客自身がアンケート作成から集計までを行うサービスです。当連結会計年度においては、当サービスの浸透により、利用頻度が増加し、当サービスの売上高は、595,914千円(前年同期比10.9%増)となりました。

③その他サービス
その他サービスは、アウトソーシングサービスとD.I.Yサービス以外のオフラインリサーチサービス等となっております。当連結会計年度においてはアウトソーシングサービスとD.I.Yサービスに注力した結果、その他サービスの売上高は、93,086千円(前年同期比44.6%減) となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて20,688千円増加し、849,712千円となりました。
また、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、125,369千円(前年同期は369,829千円の収入)であります。
これは主に、税金等調整前当期純利益306,244千円、減価償却費105,935千円による資金の増加があったためです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、45,262千円(前年同期は48,032千円の支出)であります。
これは主に、ソフトウェアの取得による支出33,841千円等があったためです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、49,001千円(前年同期は49,073千円の支出)であります。
これは主に、配当金の支払額38,838千円等があったためです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E30857] S100CKYN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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