シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007RY7

有価証券報告書抜粋 JFEコンテイナー株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

①わが国経済及び産業用容器業界の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策により企業収益は緩やかな回復基調となりました。一方、実質賃金が伸び悩む中、個人消費は低迷するなど、依然として企業を取り巻く環境は先行き不透明な状況で推移いたしました。

当社グループの事業分野である産業用容器業界におきましては、主要需要家である化学・石油業界は、設備の統廃合や一部停止など国内事業の構造改革を進めております。このような状況の下、国内景気回復の遅れや、中国経済の減速に伴う化学・石油製品の輸出環境の悪化を受け、全国の200リットル新缶ドラムは販売数量が伸び悩んでおり、当連結会計年度の実績は、前期比1.1%減の13,573千缶となり、3年ぶりに減少いたしました。

②販売状況
このような需要環境の下、当連結会計年度における当社グループの連結売上高につきましては、国内及び中国ドラム事業の販売数量の減少と販売単価の下落、中国元安による為替差等により、減収となり前期比8.1%減の276億75百万円となりました。
セグメント別にみますと、ドラム事業は国内及び中国ドラム缶販売数量の減少により、事業全体では前期比8.2%減の274億23百万円、高圧ガス容器事業は天然ガス自動車(CNGV)用高圧ガス容器の15年載せ替え需要を捉え拡販が進展しており、前期比5.5%増の2億51百万円となりました。

③損益の状況
損益につきましては、販売構成の改善や固定費を中心とした工場コストダウンと品質操業の安定を背景に増益となり、経常利益は前期比10.5%増の25億85百万円となりました。
セグメント別に経常利益をみますと、国内ドラム事業は、品種構成の改善や生産性向上、固定費を中心とした工場コストダウンと管理経費の削減等を行った結果、増益となりました。中国ドラム事業は、販売構成の改善や品質・操業の安定を背景に、生産性の向上や徹底したコストダウンの推進により、収益力が大きくアップ、事業基盤の改善・強化が進んでおります。ドラム事業全体では、経常利益は前期比11.5%増の27億20百万円となりました。高圧ガス容器事業は、タイに設立しましたCNGV用高圧ガス容器組み立て販売を目的とした会社を連結範囲に含めた影響により、経常損益は1億87百万円の損失(前期は1億38百万円の損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前期末に比べ8億41百万円増加し、31億78百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、41億1百万円の収入(前期比22億47百万円の収入の増加) となりました。主な内容は、税金等調整前当期純利益25億85百万円、減価償却費11億57百万円、売上債権の減少7億35百万円などによる収入及び、法人税等の支払額10億14百万円などによる支出となっています。
投資活動によるキャッシュ・フローは、新規設備投資に伴う有形固定資産の取得による支出17億28百万円などにより17億68百万円の支出(同1億7百万円の支出の増加)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済による支出10億99百万円、配当金の支払による支出2億85百万円などにより15億19百万円の支出(同13億23百万円の支出の増加)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01436] S1007RY7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。