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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005901

有価証券報告書抜粋 KISCO株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融緩和策によって、企業収益と雇用環境の改善が見られ、景気は緩やかな回復基調にあるものの、原材料価格は円安による上昇や原油安による下降、消費税増税後の個人消費の回復遅れが長期化するなど、景気の先行きは不透明なまま推移いたしました。
このような環境のなか、当企業集団は「強めよう グローバルネットワーク 創造しよう ニュービジネス」の行動指針のもと国内では天然素材ビジネス、医薬品関連ビジネスの拡充や卓球ラケットラバー製造の大起ゴム工業有限会社の買収など、新規ビジネスの開発に積極的に取り組みました。また、スマートフォン・タブレット向け光学フィルムの販売が伸び、一昨年グループ会社となった大洋マテリアル株式会社も黒字化を果たしました。海外では一昨年上海にパートナー企業と合弁で設立したLED電球カバー製造会社も順調に業績を伸ばしており、更なる設備の拡充をいたしました。インドネシアでは新規樹脂コンパウンド事業拡大のため現地企業に出資し、ベトナムでは資本参加している電動バイクのベンチャー企業の現地サポートを行うため、南部のホーチミンに駐在員を派遣しました。また、カンボジアとミャンマーにもナショナルスタッフを配置するなど新興国でのネットワークの整備を進めました。
業務改革面におきましては、海外のグループ会社へのTV会議システムおよび会計システムの展開を継続し、更なる情報共有基盤の構築を進めました。また、ホームページの刷新を行い、オリジナル商材や商品群を明確にし、お客様からのアクセスツールとしての機能アップを図りました。
当連結会計年度の業績につきましては、当社グループ(当社及び連結子会社)の売上高は、902億44百万円と前連結会計年度に比べ99億84百万円、12.4%増加いたしました。経常利益は、20億57百万円(前年度比121.6%)となり、当期純利益につきましては、9億21百万円(前年度比166.9%)と前連結会計年度に比べ3億69百万円増加いたしました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 合成樹脂関連事業
売上高は、532億7百万円と前連結会計年度に比し77億49百万円(17.0%)の増加となり、セグメント利益の段階では、17億64百万円と前連結会計年度に比し2億74百万円(18.4%)の増益となりました。
② 化学品関連事業
売上高は、154億60百万円と前連結会計年度に比し6億74百万円(4.6%)の増加となりましたが、セグメント利益の段階では、5億54百万円と前連結会計年度に比し3億21百万円(36.7%)の減益となりました。
③ 電子材料関連事業
売上高は、215億71百万円と前連結会計年度に比し15億75百万円(7.9%)の増加となり、セグメント利益の段階では、12億33百万円と前連結会計年度に比し2億95百万円(31.6%)の増益となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、84億38百万円となり、前連結会計年度末と比べ1億81百万円の増加となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度が49百万円の資金の収入でありましたが、当連結会計年度は11億59百万円の資金の支出となりました。その主な要因は、売上債権の増加額が21億50百万円増加したこと及びたな卸資産の増加額が11億5百万円増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローでは、34億70百万円の資金の支出となり、前連結会計年度と比べ84百万円の支出の増加となりました。その主な要因は、有形固定資産の取得による支出が7億37百万円減少した一方、貸付けによる支出の増加が3億77百万円あったことや関係会社株式の取得による支出の増加が7億76百万円あったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローでは、44億55百万円の資金の収入となり、前連結会計年度と比べ23億65百万円の収入の増加となりました。その主な要因は、社債の発行による収入の増加が16億65百万円あったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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