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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009YG2

有価証券報告書抜粋 KLab株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年12月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されています。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っていますが、見積りには不確定性が伴うため、実際の結果は、これらと異なることがあります。この連結財務諸表の作成にあたる重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。

(2)財政状態の分析

①資産の部
当連結会計年度末における総資産は12,133,520千円となり、前連結会計年度末と比較して499,651千円減少いたしました。これは主として、預け金の減少によるものであります。
②負債の部
当連結会計年度末における総負債は3,002,715千円となり、前連結会計年度末と比較して236,800千円増加いたしました。これは主として、前受金の増加によるものであります。
③純資産の部
当連結会計年度末における純資産は9,130,804千円となり、前連結会計年度末と比較して736,452千円減少いたしました。これは主として、利益剰余金の減少によるものであります。

(3)キャッシュ・フローの分析

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 1 業
績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。


(4)経営成績の分析

当連結会計年度における売上高は19,599,729千円となりました。当社主要ゲームタイトルの売上分析は以下の
とおりです。
・「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」は、スクールアイドルユニット「Aqours」の正式参加を
含む2016年7月の大型アップデート以降、TVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」に連動したキャンペー
ンやユーザー数全世界3000万人突破記念に伴うセット販売、その他商材の投入により、好調な売上を計上し
ました。
・「BLEACH Brave Souls」日本語版は、配信1周年記念キャンペーン及び人気キャラクターの提供が好評でし
た。2016年1月にリリースしたグローバル版も、人気キャラクターの提供その他商材の投入により、各国で
セールスランキングを伸ばしており、日本語版を上回る売上を計上しました。
・株式会社バンダイナムコエンターテインメントから配信中の「テイルズ オブ アスタリア」は、配信2周年
記念キャンペーンや他人気ゲームタイトルとのコラボレーション施策、その他商材の投入により、好調な売
上を計上しました。
・「天空のクラフトフリート」は、2016年10月に大型アップデートを実施し、他人気コンテンツとのコラボレ
ーション施策、その他商材の投入により、好調な売上を計上しました。
費用面の分析は以下のとおりです。
・売上原価は14,407,606千円となりました。ゲーム開発にかかる労務費が減少したほか、ゲーム事業の売上高
の減少に伴い使用料及び支払手数料が減少しました。一方でゲーム開発支援金及びイベント事業関連費用を
計上したことに伴い、外注費及び業務委託費が増加しました。
・販売費及び一般管理費は3,917,392千円となりました。コストの圧縮のため人件費を削減したほか、広告宣伝
費や試作費が減少しました。
営業外費用は、為替差損388,910千円を計上しました。これは当社グループが保有する外貨建債権債務に関して、当期末時点の為替相場で評価替を行ったこと等により発生したものです。
その他、主に以下の要因により、特別損失1,310,270千円を計上しました
・「パズルワンダーランド」及び「Age of Empires: World Domination」の減損処理
・オフショア開発拠点(KLab Cyscorpions, Inc.)の整理損
・投資有価証券評価損

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高19,599,729千円(前期比6.3%減)、営業利益1,274,730千円(前期比42.0%減)、経常利益830,452千円(前期比56.7%減)、親会社株主に帰属する当期純損失814,124千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益700,457千円)となりました。

(5) 経営者の問題認識と今後の方針について

モバイルオンラインゲームの市場は成長が鈍化する中で開発費の高騰と競争の激化により事業環境は厳しさを増してきております。この事業環境の悪化をチャンスと捉えて、パブリッシング事業に乗り出すことによりゲーム事業を強化し安定を図ると同時に、非ゲーム事業も強化することを基本方針としております。
中期的には、①ゲーム事業(内部開発)②ゲーム事業(外部開発/パブリッシング)③非ゲーム事業を3本柱として確立していくことにより収益の成長と安定を同時に目指します。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25867] S1009YG2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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