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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008QH2

有価証券報告書抜粋 KeePer技研株式会社 業績等の概要 (2016年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況


(1) 当期の経営成績

当事業年度におけるわが国の経済は、政府主導の経済対策や日本銀行の金融緩和政策により、企業業績や雇用情
勢は緩やかな回復基調で推移しているものの、新興国経済の減速や英国のEU離脱による金融市場の混乱、消費増税
の実施延期決定などから、先行きの不透明な状況が続きました。
当社ではこのような環境の中、ユーザーに提供されるキーパーコーティングの品質の維持・向上を従来以上に実
現していくことが、当面の業績を向上させるだけでなく、将来に向けての発展を目指したKeePerのブランディング
を確実にしていくために最も重要であると考えております。
この方針のもと、キーパープロショップ全店訪問による品質の確認、技術力の向上を目的とした上達会の開催、
日本全国から2,000名を超えるキーパー技術者が出場したキーパー技術コンテストの開催など数々の活動を行いまし
た。
キーパーLABOについては、6店舗の新規出店を行いました。また、既存店の修繕など店舗環境の改善を積極的に
実施してまいりました。
このような方針と行動が功を奏し、加えて広告宣伝活動と営業努力を行った結果、当事業年度における売上高は
65億86百万円(前年同期比13.7%増加)営業利益は8億15百万円(同26.0%増加)経常利益は8億13百万円(同
30.3%増加)当期純利益は5億28百万円(同47.9%増加)となりました。
また、本年3月18日には東証マザーズから東証第一部への市場変更を、3月31日には名証第一部への新規上場を
させていただきました。市場変更に伴う臨時的な費用が発生しておりますが、経営成績については堅調に推移いた
しました。
報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。
① キーパー製品等関連事業
当事業における最も大きなシェアを占めている石油販売業界は、地球温暖化問題に因を発した化石燃料の消費削
減の大きな動きによって石油製品の販売量低下が着実に進んでおります。そのため、ガソリンスタンドの経営は石
油製品販売以外の収益(俗に油外収益)を強化する必要が、ますます増大しております。その油外収益の中でもお客
様に喜んでいただける最も効果的で継続性の高い商品としてKeePer商品がますます注目され、期待されております。
それに応えて、全国のキーパープロショップを対象とした年二回の「キーパープロショップ全店チェック」では、コーティング技術一級資格者在籍の確認、施工環境、施工技術の点検と確認などKeePer商品の品質維持に必要な要件の点検と確認を行いました。また、8月と12月のKeePer施工台数を競う「キーパー選手権」の開催、また、日常的に行われているキーパープロショップの現地店舗で行う技術訓練プログラム「上達会」の活性化、2月から4月にかけては個々の技術力の向上を目的とした「キーパー技術コンテスト」の開催、キーパーLABO運営事業からの現役技術者の配置転換による人員増強など、積極的な取り組みを行いました。
新商品としては、従来品の水垢落とし剤「爆白ONE」を改良し、力を入れて作業をすればするほど、むしろツヤが
出る画期的な商品の「爆ツヤ」を発売しました。また、従来からの快洗WINGシリーズの機能をそのままに機械の低
価格化とコストの低減を実現した「快洗7(セブン)」を発売し、好評を得ております。
このような施策を進めた結果、主要製品の一つであるダイヤモンドキーパーケミカルとレジン2の出荷本数が、
前年同期間比22.5%増の伸びとなりました。そして、この事業の拡大の一つの指標である技術認定店「キーパープ
ロショップ」は、当事業年度末で5,035店舗(前年同期比+570店)に増加しております。
これらの結果、当セグメントの当事業年度における売上高は43億35百万円(前年同期比11.9%増加)、セグメン ト利益は6億87百万円(同9.2%増加)となりました。ただし、内部取引による利益が1億23百万円含まれており、
これを差し引くと5億64百万円となります。


② キーパーLABO運営事業
当事業におきましては、天候や日照時間の影響による変動はありましたが、前年実績のある既存店売上高は年間
合計前年同期比8.1%増加、新店を含む全店では前年同期比17.5%増と順調な結果となりました。キーパーLABOの店
舗の単月の売上高最高記録:15,461千円を昨年12月に愛知県東海市の「東海店」が達成しましたが、本年4月に札幌
市の「札幌店」が更にそれを塗り替える15,576千円を達成、ピーク時以外の通常月においても売上高10,000千円を超える店舗が出てきており、KeePerの認知の高まりによる来店客数の底上げと、高価格商品の購買傾向が進んで台
当たりの平均販売単価アップが進んでいます。
主力のコーティング商品であるダイヤモンドキーパーの施工台数は前年同期比で24.5%増、クリスタルキーパー
は同11.6%増加と確実に伸びております。これは、知名度のアップと専門店に対する信頼度のアップに加えて、ダ
イヤモンドキーパーにおいては従来からの「1年ごとのメンテナンスで、5年耐久」に加えて「ノーメンテナンス
で、3年耐久」の商品コンセプトを追加したことが、ユーザーのニーズに合致したものと考えております。
新店の出店については、昨年8月に名古屋市に「高針店」、10月に滋賀県彦根市に「彦根イオン店」、11月に福
岡県春日市に「福岡春日店」、三重県津市に「芸濃イオン店」、本年4月に東京都板橋区に「高島平店」、6月に
千葉市に「ちば古市場店」の6店舗を出店しました。当初は12店舗の新規出店の予定でありましたが、ショッピン
グセンターの中にオープンした彦根イオン店と芸濃イオン店での集客が、従来の路面店での集客方法が通用せず予
想に反して低調であり、これを建て直す必要があると判断して、一旦、ショッピングセンターへの出店のペースを
落としたため、新規出店予定店舗数については大幅に見直しを行い、今年度は6店舗にとどまったものです。なお、ショッピングセンターへの出店についての初期販促の方法は把握してまいりましたので、今後は出店ペースを加速していくこととしております。
これらの結果、当セグメントの当事業年度における売上高は22億50百万円(前年同期比17.5%増加)、セグメン
ト利益は2億51百万円(同59.0%増加)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ2億99百万円増加し16億95百万円(前事業年度末比21.5%増加)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は4億68百万円(前事業年度比78百万円減少)となりました。収入の主な内訳は税
引前当期純利益8億13百万円、減価償却費1億55百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額2億31百万
円、未払金の減少額1億44百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5億15百万円(前事業年度比59百万円増加)となりました。支出の主な内訳は有
形固定資産の取得による支出4億62百万円、敷金および保証金の差入による支出44百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は3億50百万円(前事業年度比5億29百万円減少)となりました。収入の主な内訳
は株式の発行による収入6億10百万円、支出の主な内訳は長期借入金の返済による支出2億46百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31216] S1008QH2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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