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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BF4A

有価証券報告書抜粋 KeePer技研株式会社 業績等の概要 (2017年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況


(1) 当期の経営成績

当事業年度におけるわが国の経済は、雇用情勢や企業収益の改善等を背景として緩やかな回復基調で推移しているものの、英国のEU離脱による海外経済の不確実性の高まりなどから、先行きの不透明な状況が続きました。
当社ではこのような環境の中、ユーザーに提供されるキーパーコーティングの品質の維持・向上を従来以上に実現していくことが、当面の業績を向上させるだけでなく、将来に向けての発展を目指したKeePerのブランディングを確実にしていくために最も重要であると考えております。
この方針のもと、2月から4月にかけて日本全国から3,000名を超えるキーパー技術者が出場したキーパー技術コンテストの開催、8月と12月にはキーパープロショップ全店訪問による品質の確認、また年間を通して技術力の向上を目的とした上達会の開催など数々の活動を行いました。
キーパーLABOについては、16店舗の新規出店を行いました。また、既存店の修繕など店舗環境の改善を積極的に実施してまいりました。
このような方針と行動が功を奏し、加えて広告宣伝活動と営業努力を行った結果、当事業年度における売上高は69億99百万円(前年同期比6.3%増加)営業利益は10億15百万円(同24.5%増加)経常利益は10億17百万円(同25.1%増加)当期純利益は6億49百万円(同22.7%増加)となりました。
経営成績については堅調に推移いたしました。
セグメント毎の概況は以下のとおりです。

① キーパー製品等関連事業
当事業における最も大きなシェアを占めている石油販売業界は、地球温暖化問題に因を発した化石燃料の消費削減の大きな動きによって石油製品の販売量低下が着実に進んでおります。そのため、ガソリンスタンドの経営は石油製品販売以外の収益(俗に油外収益)を強化する必要が、ますます増大しております。その油外収益の中でもお客様に喜んでいただける最も効果的で継続性の高い商品としてKeePer商品がますます注目され、期待されております。
そのような環境の中、キーパー製品等関連事業の核となるキーパープロショップが全国に5,500店舗(前年同期比プラス465店舗)を超しました。しかし昨年の事業年度における機械類の大きな仮需が無いので売上高こそ大きくは伸びていませんが、このキーパープロショップにおいての主要サービス商品「ダイヤモンドキーパー」「クリスタルキーパー」などの原料である「ダイヤモンドキーパーケミカル(以下略DKC)」「レジン2」「爆白」「爆ツヤ」などの主要ケミカル商品が売上高前年同期比5.4%増を得ており、堅調な伸びを示しております。
これらの結果、当セグメントでの当事業年度における売上高は44億19百万円(前年同期比1.9%増加)セグメント利益は8億93百万円(同30.0%増加)となりました。ただし内部取引による利益が1億55百万円含まれており、内部取引控除後の利益は7億38百万円(同30.9%増加)となります。

② キーパーLABO運営事業
当事業の当事業年度は、新店を集中して造ることが出来たことが最も大きな成果でありました。前期においては1年間かかって6店舗の新店が精一杯であったのに当事業年度においてはその3倍近い16店舗を新規オープン、あるいはリプレースオープンすることに成功しています。

1.2016年8月、東京都三鷹市に路面店「三鷹店」新築。
2.同11月、熊本県熊本市のイオンタウン店入り口に「西熊本店」新築。
3.同11月、三重県鈴鹿市のイオンタウン店に「鈴鹿玉垣店」新築。
4.同11月、茨城県水戸市のイオンモール脇に「水戸内原店」新築。
5.同11月、福井県福井市のジェームス内に「福井大和田店」新築。
6.同12月、大阪府交野市のコンビニエンスストア跡に「交野店」居抜き改装。
7.同12月、兵庫県尼崎市のコンビニエンスストア跡に「尼崎店」居抜き改装。
8.同12月、広島県福山市に路面店「福山店」を、新涯店のリプレース店新築。
9.2017年2月、愛知県北名古屋市のコンビニエンスストア跡に「師勝店」居抜き改装。
10.同3月、三重県四日市市のカインズ内に「四日市店」新築。
11.同3月、愛知県長久手市のコンビニエンスストア跡に「長久手店」居抜き改装。
12.同4月、栃木県小山市のカインズ内に「小山店」新築。
13.同4月、東京都昭島市のコンビニエンスストア跡に「昭島店」居抜き改装。
14.同5月、北海道札幌市のコンビニエンスストア跡に「手稲店」居抜き改装。
15.同6月、埼玉県さいたま市の路面に「大宮店」新築。
16.同6月、福島県郡山市の物販店舗跡に「郡山店」居抜き改装。

16店舗のうち6店舗までがコンビニエンスストアの跡物件を居抜き改装したもので最も多く、今後はコンビニエンスストアの跡地が候補に加わって大きな供給源になってきます。これは、これまで不動産会社頼みであった物件探しが、直接、居抜き物件供給源からの情報が入るようになったことが大きい変化であります。
また、大きな改善となったのは「チームワーク」がうまく機能したことです。
今までは誰かが何でも自分がやってしまおうとしていたものが、今期は、それぞれがそれぞれの役割に徹して、その役割を素早く効率的にこなして、新店の実現を目指しました。その役割の中で誰かが越権的に自我を出して、自分の思い通りしようとすれば話がつまずいていたものが、今期のチームワークはそれをうまく乗り越えることが出来たということです。
これらの結果、当セグメントでの当事業年度における売上高は25億79百万円(前年同期比14.6%増加)セグメント利益は2億76百万円(同10.0%増加)となりました。ただし内部取引による費用が1億55百万円含まれております。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における現金および現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ2億27百万円減少し14億68百万円(前事業年度末比13.4%減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は9億75百万円(前事業年度比5億7百万円増加)となりました。収入の主な内訳は税引前当期純利益9億51百万円、減価償却費1億67百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払額3億27百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は8億94百万円(前事業年度比3億79百万円増加)となりました。支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出6億61百万円、建設協力金の支払による支出1億4百万円、敷金および保証金の差入による支出89百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3億8百万円(前事業年度は3億50百万円の収入)となりました。収入の主な内訳は長期借入れによる収入4億78百万円、支出の主な内訳は自己株式の取得による支出3億78百万円、長期借入金の返済による支出3億43百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31216] S100BF4A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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