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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007OHC

有価証券報告書抜粋 LINEヤフー株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1) 財政状態に関する分析

資産、負債および資本の状況
①資産
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比べて335,196百万円(33.3%増)増加し、1,342,799百万円となりました。

主な増減理由は以下のとおりであります。
・現金及び現金同等物は、主に、営業活動による資金の増加があったものの、子会社株式の取得、法人税等の納付、および配当金の支払いによる減少により前連結会計年度末と比べて減少しました。
・営業債権及びその他の債権は、主に、アスクル(株)の連結子会社化、およびクレジットカード事業の取扱高増加により前連結会計年度末と比べて増加しました。
・棚卸資産は、主にアスクル(株)の連結子会社化により前連結会計年度末と比べて増加しました。
・その他の金融資産(流動)は、主に、本社移転に伴い差入保証金をその他の金融資産(非流動)から振り替えたことによる増加、および外国為替証拠金取引におけるデリバティブ資産の増加により前連結会計年度末と比べて増加しました。
・有形固定資産は、主に、アスクル(株)の連結子会社化、およびサーバ等の購入により前連結会計年度末と比べて増加しました。
・のれんならびに無形資産は、主に連結子会社の増加により前連結会計年度末と比べて増加しました。
・持分法で会計処理されている投資は、主にアスクル(株)の連結子会社化により前連結会計年度末と比べて減少しました。
・その他の金融資産(非流動)は、主に、投資有価証券の取得、および公正価値の上昇により前連結会計年度末と比べて増加しました。

②負債
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比べて162,986百万円(61.0%増)増加し、430,035百万円となりました。

主な増減理由は以下のとおりであります。
・営業債務及びその他の債務は、主にアスクル(株)の連結子会社化により前連結会計年度末と比べて増加しました。
・その他の金融負債(流動)は、主にアスクル(株)の連結子会社化による借入金の増加により前連結会計年度末と比べて増加しました。
・その他の金融負債(非流動)は、主に、アスクル(株)の連結子会社化により借入金、およびリース債務が増加したため、前連結会計年度末と比べて増加しました。
・繰延税金負債は、主に、アスクル(株)、および(株)一休の連結子会社化により認識された無形資産に関する一時差異に対して税効果を認識したため、前連結会計年度末と比べて増加しました。

③資本
当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末と比べて172,210百万円(23.3%増)増加し、912,764百万円となりました。

主な増減理由は以下のとおりであります。
・利益剰余金は、配当金の支払いによる減少があったものの、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により前連結会計年度末と比べて増加しました。
・非支配持分は、主に、アスクル(株)の連結子会社化により前連結会計年度末と比べて増加しました。


④流動性および資金の源泉
当連結会計年度における流動比率は220.3%(前年同期309.4%)、親会社所有者帰属持分比率は62.9%(前年同期72.1%)となりました。
当連結会計年度における資金の主な増減要因については、「第2 事業の状況 1業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載しておりますが、投資有価証券の取得や恒常的な支出であるサーバー等ネットワーク設備への設備投資等につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローを源泉としております。

(2) 経営成績

①売上高
当社グループにおける売上項目の内容
報告セグメント主な事業の内容
マーケティング
ソリューション事業
・検索連動型広告やディスプレイ広告などの広告関連サービス
コンシューマ事業・「ヤフオク!」や「Yahoo!ショッピング」、アスクル(株)などのコマース
関連サービス
・「Yahoo!プレミアム」や「Yahoo! BB」などの会員向けサービス
・「Yahoo!不動産」などの情報掲載サービス
・ゲーム関連サービス


当連結会計年度の売上高は、652,327百万円と前年同期比223,839百万円(52.2%増)増加しました。これは、主に、アスクル(株)の連結子会社化、および広告売上の増加によるものです。

②売上原価、販売費及び一般管理費
当連結会計年度の売上原価は、247,372百万円と前年同期比161,870百万円(189.3%増)増加しました。これは、主に、アスクル(株)の連結子会社化、および検索システム利用に関する契約条件の変更によるものです。
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、239,653百万円と前年同期比93,879百万円(64.4%増)増加しました。
販売費及び一般管理費の主な内訳は以下のとおりであります。
人件費は、64,473百万円と前年同期比15,853百万円(32.6%増)増加しました。これは、主にアスクル(株)の連結子会社化に伴い当社グループの従業員数が9,177名と前期末比2,143名(30.5%増)増加したことによるものです。
販売促進費は、41,483百万円と前年同期比26,216百万円(171.7%増)増加しました。これは、主に、ポイント費用の増加、およびアプリの利用促進にかかわる費用が増加したことによるものです。
業務委託費は、28,025百万円と前年同期比9,898百万円(54.6%増)増加しました。これは、主にアスクル(株)の連結子会社化によるものです。
減価償却費及び償却費は、27,181百万円と前年同期比13,240百万円(95.0%増)増加しました。これは、主に、アスクル(株)の連結子会社化、サーバおよびネットワーク関連機器の取得に伴う有形固定資産の増加によるものです。

上記以外の主なものは、アスクル(株)の連結子会社化に伴い賃借料・水道光熱費が12,852百万円と前年同期比3,713百万円(40.6%増)増加、アスクル(株)の連結子会社化に伴い荷造運賃が8,478百万円と前年同期比8,374百万円増加、検索システム利用に関する契約条件の変更に伴い情報提供料が7,365百万円と前年同期比3,947百万円(34.9%減)減少、TVCM出稿に伴い広告宣伝費が6,664百万円と前年同期比3,864百万円(138.0%増)増加しました。


③企業結合に伴う再測定益
当連結会計年度の企業結合に伴う再測定益は、アスクル(株)の連結子会社化によるものです。

④その他の営業外収益、その他の営業外費用
当連結会計年度のその他の営業外収益の主なものは、投資有価証券売却益1,532百万円、その他の営業外費用の主なものは、投資有価証券評価損2,016百万円です。

⑤法人所得税
当連結会計年度の法人所得税は、54,092百万円となり、税引前利益に対する法人所得税の負担率は23.9%となりました。法定実効税率33.06%と税効果会計適用後の法人税等の負担率の差異は、主に企業結合に伴う再測定益によるものです。

⑥当期利益
当期利益は、172,492百万円と前年同期比38,559百万円(28.8%増)増加しました。親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり当期利益は30円15銭となりました。また、親会社の所有者に帰属する希薄化後1株当たり当期利益は30円14銭となっております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05000] S1007OHC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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