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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ADMT

有価証券報告書抜粋 LINEヤフー株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

1. 業績


当連結会計年度の売上高は、ディスプレイ広告の売上が増加したことに加え、前連結会計年度にアスクル(株)を連結子会社化したことが寄与し、前連結会計年度比で30.9%の増収となりました。
営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度と比較して減益となりました。これは、前第2四半期連結会計期間にアスクル(株)の企業結合に伴う再測定益を596億円計上したことに加え、当第4四半期連結会計期間に同社の物流センターにおいて発生した火災に伴う損害額を130億円計上した影響によるものです。
以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高8,537億円(前連結会計年度比30.9%増)、営業利益1,920億円(前連結会計年度比14.6%減)、税引前利益1,934億円(前連結会計年度比14.6%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,365億円(前連結会計年度比20.4%減)となりました。

(1) マーケティングソリューション事業
「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」の売上が増加を続けたことに加え、「Yahoo!プレミアムDSP」の売上も増加したことなどにより、ディスプレイ広告の売上が前連結会計年度比で増加しました。検索連動型広告の売上は、デバイスシフトの影響があったものの、継続的な機能改善や一部広告出稿主の需要増加により、前連結会計年度比で横ばいとなりました。
以上の結果、当連結会計年度のマーケティングソリューション事業の売上高は2,815億円(前連結会計年度比4.9%増)、営業利益は1,619億円(前連結会計年度比9.8%増)となり、全売上高に占める割合は33.0%となりました。

・「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」では、継続的な機能向上や表示回数の増加により、売上が前連結会計年度比で増加しました。
・「Yahoo!プレミアムDSP」の売上は、前連結会計年度比で増加しました。
・検索連動型広告の売上は、デバイスシフトの影響があったものの、継続的な機能改善や一部広告出稿主の需要増加により、前連結会計年度比で横ばいとなりました。
・広告売上高のうち、スマートフォン経由(※)の比率は前連結会計年度比で拡大し、初めて50%を超えました。
(※) タブレット広告売上高の一部を含みます。

(2) コンシューマ事業
「ヤフオク!」「Yahoo!プレミアム」における料金改定や、「Yahoo!ショッピング」における広告売上の増加に加え、前連結会計年度にアスクル(株)を連結子会社化したことなどにより、コンシューマ事業の売上は前連結会計年度比で大きく増加しました。また、eコマース国内流通総額(※1)は、前連結会計年度比で23.0%増の1兆8,529億円となりました。うち、アスクル(株)単体におけるBtoB事業インターネット経由売上高(取扱高、20日締め)は、2,126億円となりました。
この結果、当連結会計年度のコンシューマ事業の売上高は5,117億円(前連結会計年度比1.5倍)、全売上高に占める割合は59.9%となりました。
また、当連結会計年度の営業利益は649億円となり、前連結会計年度比で45.1%の減益となりました。これは前第2四半期連結会計期間に計上したアスクル(株)の企業結合に伴う再測定益596億円に加え、当第4四半期連結会計期間に計上した同社の物流センターにおいて発生した火災に伴う損害額130億円の影響によるものです。

・オークション関連取扱高が引き続き増加したことに加え、落札システム利用料を改定したことなどにより、「ヤフオク!」の売上が前連結会計年度比で増加しました。
・「Yahoo!ショッピング」は、商品数が引き続き増加したことや自社サービスからの送客を強化したことに加え、ソフトバンクのスマートフォンユーザーへのTポイント還元施策などが寄与し、「Yahoo!ショッピング」と「LOHACO」(アスクル(株)におけるLOHACO事業の売上高(取扱高、20日締め))の合計の取扱高が、前連結会計年度比23.0%増と大きく拡大しました。加えて、ショッピング広告売上高(※2)も大幅に増加しました。
・「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」取扱高のうち、スマートフォン経由の取扱高が、前連結会計年度比で引き続き増加しました。
・2017年3月末の月額有料会員ID数(※3)は、1,773万IDとなりました。月額有料会員ID数の増加に加えて、「Yahoo!プレミアム」の会員費を改定したことも売上の増加につながりました。

(※1) ショッピング関連取扱高、オークション関連取扱高、アスクル(株)単体におけるBtoB事業インターネット経由売上高(取扱高、20日締め)を含みます。
(※2) ヤフー(株)単体におけるショッピング広告売上高、バリューコマース(株)が「Yahoo!ショッピング」出店ストアに販売している「Yahoo!ショッピング」の広告商品「ストアマッチ」等の売上高、「Yahoo!ショッピング」出店ストアが出稿している検索連動型広告、YDN等の売上高の合計値です。
「Yahoo!ショッピング」出店ストアが出稿している検索連動型広告、YDN等の売上高はマーケティングソリューション事業の広告売上高に計上しています。
(※3) Yahoo!プレミアム会員、Yahoo! BB利用者、Yahoo! JAPANおよび提携企業(「Yahoo!ウォレット」を通じた決済分のみ)が提供するデジタルコンテンツ・サービス等の月額有料会員の合計値です。1IDで複数のサービスを利用した場合は、重複カウントしています。

2. キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ93,902百万円増加し、543,067百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の納付およびクレジットカード事業にかかる債権の増加があったものの、主に税引前利益の計上により127,023百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産および無形資産の取得により57,047百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いがあったものの、主に借入れおよび社債の発行により23,996百万円の収入となりました。

3. 並行開示情報

IFRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と日本基準により作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項は、以下のとおりです。

当連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(1) 連結の範囲
アスクル(株)については、議決権の45.3%を所有しているため、日本基準では持分法適用関連会社ですが、IFRSでは議決権の分散状況および過去の株主総会の投票パターン等を勘案した結果、当社がアスクル(株)を実質的に支配していると判断し、同社を子会社化しています。
上記の影響により、IFRSでは日本基準に比べて資産合計が231,938百万円増加、負債合計が125,605百万円増加、資本合計が106,332百万円増加しています。また、売上高が333,175百万円増加、営業利益が9,373百万円減少、親会社の所有者に帰属する当期利益が976百万円減少しています。

(2) 売上高の純額表示
日本基準では検索連動型広告などの売上に応じて支払うTraffic Acquisition Costおよび決済手数料の一部について純額で表示していますが、IFRSでは総額で表示しています。
上記の影響により、IFRSでは日本基準に比べて売上高が42,089百万円増加しています。

(3) のれんの償却
日本基準ではその効果の及ぶ期間を見積り、その期間で償却することとしていますが、IFRSでは移行日以降の償却を停止しています。
上記の影響により、IFRSでは日本基準に比べて営業利益が9,487百万円増加、親会社の所有者に帰属する当期利益が9,449百万円増加しています。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05000] S100ADMT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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