ＭＲＫホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)

(1)当事業年度の経営成績の分析
① 売上高
当事業年度における売上高は155億78百万円(前年同期比14億43百万円減)となりました。
主な品目別売上高は、ファンデーション・ランジェリー及びストッキング等が134億30百万円、ボディケア化粧品・下着用洗剤等が21億73百万円及び健康食品が2億56百万円であります。
② 売上原価並びに販売費及び一般管理費
当事業年度における売上原価は80億47百万円(前年同期比2億13百万円減)となり、対売上高売上原価率は51.7%(前年同期は48.5%)となりました。
また、販売費及び一般管理費は80億6百万円(前年同期比82百万円減)となり、対売上高販管費比率は51.4%(前年同期は47.5%)となりました。
③ 営業利益
以上の結果、当事業年度における営業損失は4億70百万円(前年同期は6億70百万円の営業利益)、対売上高営業利益率は△3.0%(前年同期は3.9%)となりました。
④ 営業外損益と経常利益
当事業年度における営業外収益は79百万円(前年同期比3百万円増)となりました。
また、営業外費用は12百万円(前年同期比0百万円増)となりました。
その結果、当事業年度における経常損失は4億3百万円(前年同期は7億33百万円の経常利益)となり、対売上高経常利益率は△2.6%(前年同期は4.3%)となりました。
⑤ 特別損益と税引前当期純利益
当事業年度における特別利益は計上がありませんでした。
また、特別損失は減損損失等により27百万円(前年同期比1百万円減)となりました。
その結果、当事業年度における税引前当期純損失は4億30百万円(前年同期は7億4百万円の税引前当期純利益)となりました。
⑥ 当期純利益
当事業年度における当期純損失は4億89百万円(前年同期は2億91百万円の当期純利益)、対売上高当期純利益率は△3.1%(前年同期は1.7%)となりました。
(2)当事業年度の財政状態の分析
当事業年度末における資産合計は127億46百万円となり、前事業年度末に比べ、11億65百万円の減少となりました。
流動資産合計は46億53百万円となり、前事業年度末に比べ、9億21百万円の減少となりました。これは主に、たな卸資産の増加、売掛金の増加及び現金及び預金の減少の結果によるものであります。
固定資産合計は80億92百万円となり、前事業年度末に比べ、2億44百万円の減少となりました。これは主に、前払年金費用の増加、繰延税金資産の減少及び建物等の減価償却による減少の結果によるものであります。
当事業年度末における負債合計は38億79百万円となり、前事業年度末に比べ、8億22百万円の減少となりました。
流動負債合計は35億23百万円となり、前事業年度末に比べ、3億78百万円の減少となりました。これは主に、未払消費税等の増加、未払費用の増加、未払法人税等の減少、前受金の減少及び賞与引当金の減少の結果によるものであります。
固定負債合計は3億56百万円となり、前事業年度末に比べ、4億43百万円の減少となりました。これは主に、退職給付引当金の減少及びリース債務の減少の結果によるものであります。
当事業年度末における純資産合計は88億66百万円となり、前事業年度末に比べ、3億42百万円の減少となりました。これは主に、退職給付に関する会計基準等の適用による利益剰余金の増加、当期純損失の計上及び剰余金の配当による利益剰余金の減少の結果によるものであります。
(3)当事業年度のキャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。