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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005BLD

有価証券報告書抜粋 RIZAPグループ株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、消費税率引上げに伴う駆込み需要の反動による個人消費や住宅投資の低迷を主因に停滞が続きました。しかしながら、年末にかけて景気の底入れが確認され、年明け以降は株価や賃金の上昇等により消費者マインドが改善する等、緩やかに回復してまいりました。また、円ドル為替相場は、5月下旬には100円台まで円高が進みましたが、10月に米国の量的金融緩和が終了する一方で、日銀が追加緩和を実施したことから大幅に円安が進み、12月以降は概ね120円前後で推移しました。
このような経営環境のもと、当社グループは、M&Aにより拡大したグループ各社との事業シナジーの最大化に取り組むとともに、成長事業への投資と当社最大の強みである広告宣伝を活かした販売支援によって成長が見込まれる事業領域へのグループ拡大を推進しました。第1四半期連結会計期間には株式会社Xio及び株式会社アンティローザ、第3四半期連結会計期間には株式会社エーエーディ、第4四半期連結会計期間には夢展望株式会社が当社グループ入りいたしました。
2015年2月12日には、中期経営計画「COMMIT 2020」を策定し、2017年3月期の連結売上高1,000億円、営業利益100億円、2021年3月期の連結売上高3,000億円、営業利益350億円の数値目標を公表いたしました。「COMMIT 2020」の達成に向けて今後飛躍的な成長を果たすために、当連結会計年度は第4四半期連結会計期間におきまして、次年度に向けた広告宣伝活動に積極的に投資を行いました。RIZAP株式会社が運営するパーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」においては前第4四半期連結会計期間の2倍以上、第3四半期連結会計期間の約5倍となる13億円近くの広告宣伝費を次年度に向けた先行投資として積み増しいたしました。中でも赤井英和氏を起用したTVCMは多くの反響があり、2015年1月に問い合わせ件数の過去最高を達成し、その後の月間売上高及びご利用人数の過去最高を更新いたしました。当社通販事業においても前第4四半期連結会計期間の2倍以上、第3四半期連結会計期間の1.2倍となる4億円以上の広告宣伝費を次年度に向けた先行投資として積み増しいたしました。このように大幅な先行投資を行ったにも関わらず、通期業績は当初予想を上回る着地となりました。これは、収益性が大幅に向上した結果であります。
売上高は前連結会計年度にグループ入りいたしました株式会社イデアインターナショナル及びSDエンターテイメント株式会社の業績が通年で寄与したことに加え、RIZAP株式会社は創業より3年という短期間で売上100億円を達成し、さらに成長を続けて好調な状態が継続していることが主な要因となります。利益面では美容・健康関連事業の収益が好調であったことが主な要因となります。また、RIZAP株式会社は当連結会計年度には媒体用撮影にLESLIE KEE氏(※)を起用してブランド訴求力を高めたCM放映や広告出稿等、高付加価値を訴求した広告宣伝活動を積極的に進めると同時に、大型店15店舗(サテライト店からの転換6店舗含む)、サテライト店4店舗、海外店2店舗を出店する等、成長事業への投資を行ってまいりました。
(※)LESLIE KEE氏・・・写真家として東京をベースにVOGUE、Harper's BAZAARなどの世界のファッション誌や広告、CDジャケットなど幅広く活動中。
以上の結果、売上高及び利益は全て予想を上回り(売上高予想比105.5%、営業利益予想比104.5%、経常利益予想比100.8%、当期純利益予想比141.9%)、当連結会計年度における売上高は39,101百万円(前連結会計年度は23,910百万円)、営業利益は2,108百万円(前連結会計年度は1,127百万円)、経常利益は1,946百万円(前連結会計年度は1,303百万円)、当期純利益は1,636百万円(前連結会計年度は2,698百万円)となりました。
事業のセグメント別の業績は次のとおりであります。
(美容・健康関連事業)
美容・健康関連事業におけるグループ会社につきましては、RIZAP株式会社は当社プロデュースによる積極的な広告宣伝活動が奏功し、新規獲得会員数を更に伸長し、累計29,000人を超え、2015年2月、3月と連続して月間売上高及びご利用人数の過去最高を更新いたしました。今後も積極的な出店に加えて、パーソナルトレーナーのサービスレベルの向上に取り組んでまいります。株式会社ジャパンギャルズはOEM化粧品及び美容機器の販売が堅調に推移し、海外の販路拡大に向け取り組んでまいりました。株式会社ジャパンギャルズSCは第1四半期の合併により物流に係る固定費の削減、人員の適正配置による販売力の強化を行ってまいりました。株式会社Xioはグループ会社向けのシステム及びウェブサイト構築に加えて、スマートフォン向けアプリ開発を行ってまいりました。株式会社エーエーディはグループ内の印刷物等の制作物の需要を積極的に取り込み、業容拡大に向けて展開してまいりました。

美容・健康関連事業における当社通販事業におきましては、新規顧客獲得の為の広告宣伝活動や第2四半期までに獲得した顧客向けの各種キャンペーンが好調に推移したことに加え、継続率向上施策に積極的に取り組んでまいりました。
美容・健康関連事業におけるグループ会社につきましては、RIZAP株式会社は当社プロデュースによる積極的な広告宣伝活動が奏功し、新規獲得会員数を更に伸長し、累計29,000人を超え、2015年2月、3月と連続して月間売上高及びご利用人数の過去最高を更新いたしました。今後も積極的な出店に加えて、パーソナルトレーナーのサービスレベルの向上に取り組んでまいります。株式会社ジャパンギャルズはOEM化粧品及び美容機器の販売が堅調に推移し、海外の販路拡大に向け取り組んでまいりました。株式会社ジャパンギャルズSCは第1四半期の合併により物流に係る固定費の削減、人員の適正配置による販売力の強化を行ってまいりました。株式会社Xioはグループ会社向けのシステム及びウェブサイト構築に加えて、スマートフォン向けアプリ開発を行ってまいりました。株式会社エーエーディはグループ内の印刷物等の制作物の需要を積極的に取り込み、業容拡大に向けて展開してまいりました。
以上の結果、美容・健康関連事業での売上高は21,851百万円(前連結会計年度は15,171百万円)、営業利益は2,229百万円(前連結会計年度は1,326百万円)となりました。
(アパレル関連事業)
アパレル関連事業は、マタニティウェアや出産内祝いギフト等を販売する株式会社エンジェリーベ、婦人服を企
画、製造販売する株式会社馬里邑、婦人服及び紳士服を企画、販売する株式会社アンティローザが事業を行ってお
ります。
株式会社エンジェリーベは2014年9月にマタニティカタログの廃止と並行して通信販売ウェブサイトリニューアルを行い、カタログ通販からネット通販による販路の変更を行ったことやマタニティカタログの廃止に伴う大幅なコスト削減の効果により、収益構造が改善傾向にあります。株式会社馬里邑は主たる販路である百貨店等の店頭販売に加え、新たな販路として2014年9月に当社の強みである広告宣伝におけるノウハウを結集したカタログによる通信販売を展開するとともに2014年10月には試験的に交通広告を展開いたしました。株式会社アンティローザも株式会社馬里邑と時期を同じくして試験的に交通広告を行い、その効果が実感できたため、今後の本格的な広告展開を前に積極的な出店戦略を進めており、2015年3月には渋谷109に出店を行いました。
さらに2015年3月に夢展望株式会社が第三者割当増資の引受けにより、グループ入りいたしました。夢展望株式会社はアパレル会社として売上の85%程度がスマートフォン中心の通信販売ウェブサイト経由となっており、その販売ノウハウをグループ会社に展開することでスマートフォンを通じたプロモーション活動の一層の強化が可能となり、次年度の連結業績に通年で寄与いたします。
以上の結果、アパレル関連事業での売上高は5,003百万円(前連結会計年度は2,942百万円)、営業損失は100百万円(前連結会計年度は224百万円の営業損失)となりました。
(住関連ライフスタイル事業)
株式会社イデアインターナショナルは住関連ライフスタイル商品の企画・開発及び販売を行っております。
同社における2015年6月期第3四半期累計期間(2014年7月1日~2015年3月31日)の業績は、2014年6月期第3四半期累計連結業績に比べて、売上は4,340百万円と540百万円の増収、経常利益は48百万円と64百万円の増益、四半期純利益は16百万円と76百万円の増益と業績が大幅に改善されました。業績が改善された主な要因は高コスト体質からの脱却を目指して、2013年10月以降、経費の見直し、業務委託の見直し、適性な人員配置などコスト削減に取り組んだ結果、前年同四半期に比べて大幅な販売管理費の削減を達成しております。また2014年2月に日本リレント化粧品株式会社と合併し、製造機能を強化し、調達から販売まで一貫した商品供給が可能となったことも売上、利益の拡大に寄与いたしました。売上については、インテリア雑貨において、キッチン家電を中心としたインテリア商品ブランド「ブルーノ」が好調に推移し、中でも「ホットプレート」は当初の想定以上の売上を上げております。またトラベル商品ブランド「ミレスト」は2014年7月にオープンした「Travel Shop Gate 成田国際空港店」を始めトラベルショップ5店舗すべて好調に推移し、売上を伸ばしております。
以上の結果、当連結会計年度におきましては、売上高は5,572百万円(前連結会計年度は2,597百万円)、営業利益は43百万円(前連結会計年度は82百万円)となりました。

(エンターテイメント事業)
エンターテイメント事業は、SDエンターテイメント株式会社が事業を行っております。
同社は、2014年5月23日発表の「健康コーポレーションとの戦略的事業資本提携」にもとづき、経営の効率化を図り、一層の収益力の強化に取り組んでまいりました。2014年7月1日に社名を「株式会社ゲオディノス」から「SDエンターテイメント株式会社」に変更し、ブランド名「スガイディノス」を復活させたのを機に、アルバイト従業員まで含めた店舗毎のインセンティブ制の導入などの営業活性化策をはじめ、不採算施設の改革に着手しました。また、一方では、休止固定資産関連費用の出血を全て止めたことをはじめ、様々な分野における固定費の圧縮にも取り組み、ゲオショップ内のゲームコーナーであるリトルパーク事業を前グループ会社に資産譲渡したことや不採算店舗の撤退等に伴う売上減を補うべく、事業部制の筋肉質な組織に体質改善いたしました。さらには、会員向けスマホアプリの「ディノスアプリ」をリリース、同アプリを使ったビンゴゲームを実施するなど各種イベントを実施しました。
以上の結果、当連結会計年度におきましては、売上高は7,363百万円(前連結会計年度は2,102百万円)、営業利益は325百万円(前連結会計年度は133百万円)となりました。

なお、セグメント間の内部売上高689百万円、親会社である当社の管理部門費用等、各事業部門に配賦不能なセグメント利益の調整額388百万円があるため、グループ全体としての売上高は39,101百万円、営業利益は2,108百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」と言う)の期末残高は前連結会計年度に比べ4,246百万円増加し、8,383百万円となりました。
各キャッシュ・フローの増減状況とそれらの主要因は以下の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動による資金の増加は2,024百万円(前連結会計年度は789百万円の増加)となりました。増加要因としては、税金等調整前当期純利益2,459百万円、前受金の増加額2,300百万円、減少要因としては、売上債権の増加額2,771百万円などによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は679百万円(前連結会計年度は363百万円の増加)となりました。増加要因としては、子会社株式の売却による収入713百万円、連結の範囲の変更に伴う子会社株式の取得による収入294百万円、減少要因としては、敷金の差入による支出266百万円、有形固定資産の取得による支出190百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は1,570百万円(前連結会計年度は965百万円の増加)となりました。増加要因としては、長期借入れによる収入及び社債の発行による収入7,993百万円、減少要因としては、長期借入金の返済による支出及び社債の償還による支出5,143百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00518] S1005BLD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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