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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100501C

有価証券報告書抜粋 SRSホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度の連結業績は増収増益を達成し、売上高379億69百万円(前年同期比15.9%増、増加額52億6百万円)、営業利益11億83百万円(前年同期比33.1%増、増加額2億94百万円)、経常利益13億30百万円(前年同期比57.2%増、増加額4億83百万円)、当期純利益8億40百万円(前年同期比63.5%増、増加額3億26百万円)となりました。売上高につきましては、上期に天候不順の影響による客数減少が見られたものの、懸念された消費税増税の影響が限定的であったことや、2013年7月に子会社化した株式会社フーズネットの業績を取り込んだことが大きく寄与し、増収となりました。収益面につきましては、増収に加え販管費の適切なコントロールによる効果と、為替差益の影響等により増益となりました。
当社グループは「最も顧客に信頼されるレストランの実現」を目指し、諸施策を積極的に推進するとともに、新中期経営計画の基本方針「100年企業として必要不可欠な社会的インフラになること」を実現すべく、ファストカジュアル業態の出店加速や、既存業態の収益力向上に向けた取り組みを続けてまいりました。具体的な施策といたしましては、主力業態である「和食さと」にて、お客様をお待たせしないことを最大のサービスと捉え、タブレット端末を利用したテーブルオーダーシステムの全店への導入を2014年7月に完了いたしました。また、株式会社フーズネットとのシナジー効果創出に向けた取り組みとしまして、2014年10月より物流統合を開始し、グループ全体のロジスティック一元化による効率化を進め、物流コストの削減を実施いたしました。
人事施策としましては、従業員のライフスタイルに合わせた多様な働き方を選択可能とすることで、すべての従業員が能力を最大限に発揮できる環境構築を目指した人事制度改革の一環としまして、2014年10月1日より短時間勤務可能な「短時間正社員制度」を導入し、社会保険適用パートと契約社員約300名を正規雇用社員として採用いたしました。この制度改革により、優秀な人材の流出を阻止し、働く意欲の創出と正規雇用化した女性の活用を推し進めることが可能となり、従業員及び顧客満足度の更なる向上を図ることができました。
店舗出店施策としましては、当社グループは新中期経営計画の達成に向けて、出店施策を最重要課題と位置づけ、出店目標の達成に向けた取り組みを推進しております。新中期経営計画初年度にあたる当連結会計年度の出店予定数は、直営店とFC店合計で35店舗を計画しておりましたが、当連結会計年度の出店実績としましては、「和食さと」業態で直営1店舗、「すし半」業態で直営1店舗、「天丼・天ぷら本舗 さん天」業態で直営6店舗、「にぎり長次郎」業態で直営2店舗、宅配実験業態である「にぎり忠次郎」で直営1店舗、「かつや」業態で直営1店舗及びFC4店舗の計5店舗、全業態合計で16店舗の新規出店となりました。なお、上記出店済み店舗に加え13店舗の出店契約をすでに締結しております(2015年3月末現在)。当期の出店計画目標の未達を踏まえ、次期以降の対策としまして、下記取り組みを開始しております。
・サト・アークランドフードサービス株式会社の店舗開発をグループ店舗開発部内組織とする組織変更を実施
・「さん天」出店エリアの拡大
・グループ店舗開発部人員の増員
上記対策により、「さん天」業態、「かつや」業態の物件情報を集約し、物件選択の幅を広げるとともに、物件情報数の増加と物件情報の精度向上を図ることで、出店スピードを加速し、来期出店計画の目標達成を目指してまいります。
海外事業といたしましては、現地パートナー企業と合弁会社を設立する方式を採用しており、当連結会計年度の出店実績としましては、台湾にて2014年9月、2015年2月に一人鍋新業態「鍋上都」を計2店舗オープンしたほか、経済成長著しいタイ王国にて、より多くの方々に本物の和食をリーズナブルな価格で提供することで、豊かな食文化に貢献することを目指し、2014年10月に「和食さと」J-PARK店をオープンいたしました。
以上の結果、当該連結会計期間末の直営店舗数は292店舗(対前年同期比12店舗の増加)となりました。その内訳は、「和食さと」業態198店舗、「すし半」業態14店舗、「さん天」業態12店舗、「にぎり長次郎」業態52店舗(「CHOJIRO」業態含む)、「都人」業態1店舗、「にぎり忠次郎」業態3店舗及び「かつや」業態12店舗であります。なお、当社グループのFC店舗数は、「都人」業態20店舗、「かつや」業態11店舗の合計31店舗、海外店舗数は、台湾4店舗、インドネシア1店舗及びタイ1店舗の合計6店舗で、国内外のグループ総店舗数は329店舗となりました。
各業態の営業施策といたしましては、「和食さと」業態にてご好評を頂いているしゃぶしゃぶ食べ放題「さとしゃぶ」のブラッシュアップとして、期間限定のテーマ性のあるイベントプレミアム商品の販売を開始するとともに、メニューブック上にておすすめアレンジメニューの提案や、LINEを利用した販促施策の全店開始など、来店頻度向上に向けた取り組みを継続して実施しております。また、和食さと公式キャラクター「わっしょくん」を用いた販促施策を継続するとともに、2015年3月より人気タレントを起用したTVコマーシャルを開始し、新規顧客の獲得に向けた取り組みも進めております。なお、「和食さと」業態では当期9店舗の改装を実施いたしました。「すし半」業態におきましては、法善寺総本店の改装を行うとともに、旬の素材を使用した「すし半」ならではの本物感・上質感を追求した季節感あふれるフェアーを実施し好評を頂きました。また、「にぎり長次郎」業態におきましては、お客様に「旨い!」と言っていただける事を最大の喜びとし、新鮮なネタを使用した旬メニューを実施するとともに、6店舗にて改装を行っております。
当社グループは、外食事業の単一セグメントであるため、セグメントの業績に関する記載を省略しております。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ0百万円減少し、55億32百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、27億21百万円(前連結会計年度は同11億57百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益12億81百万円、減価償却費13億22百万円などであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、12億20百万円(前連結会計年度は同27億56百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出8億29百万円、無形固定資産の取得による支出2億37百万円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、15億97百万円(前連結会計年度は16億4百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の純減12億20百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出1億92百万円などであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03090] S100501C)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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