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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100B8ZK

有価証券報告書抜粋 Shinwa Wise Holdings株式会社 業績等の概要 (2017年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用や所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調にありました。しかしながら、英国のEU離脱問題をはじめとする海外の政治や金融資本市場における不確実性の影響、また世界的な地政学リスクの影響を受け、先行きは不透明な状況にあります。
このような環境のもと、当社グループは、オークション関連事業において高額美術品を中心とした優良作品のオークションへの出品及び富裕層を中心とした美術品コレクターのオークションへの参加促進に努めました。また、エネルギー関連事業では低圧型太陽光発電施設の販売に集中的に取り組み、医療機関向け支援事業では、医療ツーリズムの本格稼働に向けての準備を進め、グループ全体の安定的な収益の早期確保に向けた体制の構築に努めました。
各事業の業績は次のとおりです。

①オークション関連事業
オークション関連事業は、取扱高2,994,566千円(前年度比27.5%減)、売上高922,133千円(前年度比21.9%減)、セグメント損失△112,475千円(前年度は89,175千円のセグメント利益)となりました。
種別の業績は次のとおりです。


第28期
2017年5月期
取扱高前年度比売上高前年度比オークションオークションオークション落札率
(千円)(%)(千円)(%)開催数出品数落札数(%)
近代美術オークション1,442,040△21.3307,853△19.0671057781.3
近代陶芸オークション328,0252.468,9722.1490886294.9
近代美術PartⅡオークション226,013△34.153,590△33.961,6381,46189.2
その他オークション
(注)2
600,080△39.7138,501△27.7124,3272,76163.8
オークション事業合計2,596,158△25.6568,918△21.0287,5835,66174.7
プライベートセール325,848△42.4288,388△28.8
その他72,560△2.564,82616.1
オークション関連
その他事業合計
398,408△37.8353,215△23.3
オークション関連事業合計2,994,566△27.5922,133△21.9
(注)1.取扱高の前年度比率と売上高の前年度比率の乖離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に当社の売上高を構成する要素であり、当社の在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
2.その他オークションは、出品の状況により随時開催しております。

ⅰ)オークション事業
当連結会計年度は、合計で28回のオークションを開催しました。内訳は、近代美術オークション及び近代美術PartⅡオークションを各6回、Bags / Jewellery & Watchesオークションを5回、近代陶芸オークションを4回、ワインオークションを3回、西洋美術オークション及び戦後美術&コンテンポラリーアートオークションを各2回です。
近代美術オークションは、前年度比で出品点数6.6%増、落札点数0.5%増と微増し、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率は平均で120.3%と高水準で推移いたしましたが、平均落札単価が前年度比で21.9%減と減少いたしました。
近代陶芸オークションは、前年度に比べて1開催少なかったため、前年度比で出品点数5.3%減、落札点数4.6%減となりましたが、当連結会計年度は、2回の古美術を含むオークションが引き続き好調であったことから、平均落札単価は前年度比で7.3%増加し、またエスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で148.3%と高水準で推移いたしました。
近代美術PartⅡオークションは、前年度比で出品点数11.9%減、落札点数12.8%減となりました。平均落札単価は前年度比で24.4%減、また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率は平均で123.0%となりました。
その他オークションでは、戦後美術&コンテンポラリーアートオークションの取り扱いが前年度との比較で大きく減少しましたが、ワインオークションは、前年度同様好調に推移しました。

ⅱ)オークション関連その他事業
プライベートセール部門では、高額作品の積極的な取り扱いに努めましたが、前年度には特に高額作品の成約があったため、オークション関連その他事業の取扱高は前年度との比較で37.8%減、売上高は前年度比で23.3%減とともに減少しており、オークション事業の収益減を補完するには至りませんでした。

②エネルギー関連事業
エネルギー関連事業におきましては、50kW級の低圧型太陽光発電施設の販売に関しましては、当連結会計年度は193基(前年度は101基の販売、前年度比91.1%増)を販売いたしました。生産性向上設備投資促進税制の50%の特別償却を目的とした需要により、販売数は優遇税制措置を受けられる期限の2017年3月末まで順調に推移し、114基を販売いたしました。4月以降は、需要の伸び悩みを予想しておりましたが、利回りに着目した需要が根強くあり、販売数を更に大幅に積み増すことができました。
その他、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業等により、当連結会計年度の売上高は、前年度比62.9%増の4,421,768千円、セグメント利益は、前年度比78.0%増の479,244千円となりました。
なお、エネルギー関連事業の新たな収益の柱のひとつとなる事業を開発するべく、マレーシアにおいてSHINWA APEC MALAYSIA SDN.BHD.を取得し、PKS事業を開始いたしました。

③その他
医療機関向け支援事業におきましては、日本を含めたアジアの富裕層向けに最先端の医療技術や質の高い医療サービスの紹介を収益の柱とすべく事業展開を図り、提携医療機関を大幅に増強いたしました。

以上により、当連結会計年度の業績は、売上高5,348,142千円(前年度比37.2%増、対前年度増加額1,450,041千円)、営業利益364,615千円(前年度比2.3%増、対前年度増加額8,321千円)、経常利益303,389千円(前年度比8.7%減、対前年度減少額28,942千円)、親会社株主に帰属する当期純利益166,315千円(前年度比1.3%増、対前年度増加額2,165千円)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動及び投資活動によるキャッシュ・フローの減少が財務活動によるキャッシュ・フローの増加により一部相殺され、670,452千円の資金使用となり、当連結会計年度末の資金は606,922千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。


(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は、1,550,695千円(前年は279,519千円の獲得)となりました。これは主に、売上債権の増加による減少1,700,867千円及び棚卸資産の増加による減少257,242千円に対し、税金等調整前当期純利益295,926千円による資金増加によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、1,253,805千円(前年は349,480千円の使用)となりました。これは主に有形固定資産取得による支出870,773千円、関係会社株式の取得による支出102,657千円と定期預金の増減における預け入れ増による支出222,260千円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金は、2,134,153千円(前年度は377,176千円の獲得)となりました。これは主に短期借入金の純増加額による収入1,224,178千円、長期借入金による収入370,000千円、株式の発行による収入113,446千円及びセールアンド割賦バック取引による収入800,280千円による資金増加と、長期借入金の返済による支出136,172千円、セールアンド割賦バック取引による支出197,670千円及び配当金の支払による支出39,908千円によるものであります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05450] S100B8ZK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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