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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D755

有価証券報告書抜粋 TOA株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


当社グループは、①セキュリティ&セーフティ、②インフォメーション&コミュニケーション、③プロフェッショ
ナルオーディオを事業領域とするメーカーとして、顧客ニーズを先取りし、高品質かつ自然や社会環境にも配慮した独創的な商品作りを目指し、音響、映像分野に加え、無線やネットワークなど通信関連の技術分野を中心に基礎技術、応用技術の研究及び新商品の開発を行っております。
これらの研究開発活動における開発関連部門の人員は当連結会計年度末現在で272名であります。また、当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,871百万円であります。
なお、これらの研究開発活動は全報告セグメントを対象とするものであり、その成果として、当連結会計年度に発売した主な新商品は以下のとおりです。
・音源を自動的に検知するマイクロホン「リアルタイムステアリングアレイマイク」2機種を発売いたしました。
マイクロホン本体には8つのマイクユニットを内蔵しており、長方形状の本体を演台などの机上に置くだけで、
話し手の口元を自動的に検知して拡声する次世代のマイクロホンです。従来のグースネックマイクロホンのよ
うに話し手の身長に合わせて高さの調整や顔を近づけて話す必要がなく、ワイヤレスマイクロホンのように話
す際に片手が塞がってしまうこともありません。話し手はマイクの場所を全く気にすることなく、ジェスチャ
ーなど自由にふるまい、より自然体でプレゼンテーションすることができます。
・交通施設や商業施設における訪日外国人への情報提供を目的とした「多言語放送サービス」の提供を開始しま
した。本サービスでは、専用ソフトウェアをインストールしたタブレット端末やパソコンより、合成音声によ
る多言語アナウンス(日本語・英語・中国語(普通話)・韓国語の4カ国語)を出力します。さらに、公共空間
での拡声に特化した音声合成エンジンを採用することで、聞き取りやすい音を実現しました。既存の放送設備
を利用することもでき、設備の規模や構成に応じ、全館放送だけでなく、特定テナントや接客カウンター周辺
など、放送エリアを指定した柔軟な運用も可能です。
・高画質の防犯カメラシステム「AHD カメラシステム」「壁掛型AHDレコーダー」を発売いたしました。AHD(Analogue High Definition)規格を採用し、従来のアナログカメラシステムの約6倍(当社比)にあたるフルHD画質(1920×1080pixel)の高精細映像で撮影が可能な防犯カメラシステムです。同軸ケーブル1本で、映像信号の送信とカメラへの電源供給が行えるワンケーブル方式を採用して、既設アナログカメラの配線をそのまま利用し、高画質なカメラシステムへの置き換えが可能です。本シリーズのカメラ映像を録画・再生するためのレコーダーは3種類(カメラ4台接続用、8台接続用、16台接続用)あり、様々な規模に応じた使用が可能です。また、「壁掛型AHDレコーダー」は、カメラ映像の録画機能、閲覧用の液晶モニター、カメラに電源を供給するカメラドライブユニットを、省スペースの壁掛型筐体に一体化。店舗のバックヤードなど狭いスペースにも設置でき、「見る」 「撮る」 「再生する」という防犯カメラの基本的な機能をオールインワンで運用が可能となりました。
・800MHz帯デジタルワイヤレスシステム「ダイナミック型デジタルワイヤレスマイク」と「デジタルワイヤレス
マイクミキサー」2機種を発売しました。この800MHz帯デジタルワイヤレスシステムは、デジタル方式を採用す
ることで、近接エリアからの混信や通信妨害の影響を受けにくく、部屋が隣接する建物でも安定した通話が可
能です。また、盗聴による情報漏洩を防ぐなど、高い情報セキュリティを実現するため、独自の暗号化技術を
取り入れました。新商品のダイナミック型デジタルワイヤレスマイクは量感ある力強い音質を、また、デジタ
ルワイヤレスマイクミキサーは、持ち運びに便利なコンパクトサイズを実現しています。
・ネットワークに接続された全カメラのライブ/記録映像が確認可能な「TRIFORA(トリフォラ)」シリーズ「リ
モートビューアーユニット」を発売しました。「TRIFORA(トリフォラ)」シリーズは、LANなどのネットワー
クに直接接続し、映像の遠隔監視・制御を行うセキュリティ用途の映像ネットワークシステムです。この「リ
モートビューアーユニット」を主となる監視拠点とは別の場所に設置することで、拠点同様の映像閲覧機能を、最大8ヵ所まで増設することが可能で、監視拠点の複数化により、安全管理の精度向上に貢献します。また、新商品は専用筐体に予めソフトウェアをインストールしたユニット型で安定した動作環境を実現します。
・TRANTEC(トランテック)ブランドのワイヤレスシステム「新S4シリーズ」をアセアン、アメリカ、香港向け
に発売しました。また日本向けには2機種をWEB限定品として発売しました。従来のS4シリーズを各地域の電
波法へ適用させることに加え、チャンネルの自動設定機能搭載など、利便性を向上させるとともに、価格は従
来品と同等に抑えました。

・高出力により明瞭な放送を提供する「高効率天井埋込型スピーカー」5機種を発売いたしました。
従来機種と比較して高い出力が得られるため、例えば、来客数の多い商業施設などの騒音が多い場所への取り付け時や、高い天井面の取り付け時などにおいて、既存施設のスピーカーを交換するだけで音圧の不足を解消できます。 また、日本消防検定協会認定を取得しており、通常時の放送だけでなく非常時の放送設備としても設置できます。さらに施工面においても、天井取付穴や取付方法を従来機種と共通化しており、既存する設備の再活用に最適です。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01831] S100D755)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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