シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10058GO

有価証券報告書抜粋 TPR株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度を取り巻く経済環境は、日本においては消費税増税の駆け込み需要の反動減から緩やかに回復してまいりました。原油価格の下落により一部緩和されたものの、加速する円安に伴い輸入資材の高騰やエネルギー費の上昇により、コスト面では厳しい状況で推移しました。海外においては、北米市場は堅調に推移したものの、中国を始め新興国における経済成長の鈍化、欧州における債務問題の再燃により、先行きに不透明感が残る状況で推移してまいりました。
当社グループが主として関連する自動車業界におきましては、国内では消費税増税の駆け込み需要の反動減、生産の海外シフトの推進により、引き続き厳しい状況で推移し、また海外においてもアジア地域での経済の減速感や政情不安が懸念される中で、当社グループは成長市場での受注増加による売上高の拡大を図り、新拠点における生産の本格化及び継続的な原価低減活動を推進してまいりました結果、円安進行の後押しも受けて、前年同期比大幅な増収、増益となりました。

当連結会計年度の業績数値につきましては、次のとおりであります。
売上高 1,658億49百万円 (前年同期比 11.3%増)
営業利益 193億93百万円 ( 〃 43.1%増)
経常利益 230億63百万円 ( 〃 48.3%増)
当期純利益 126億58百万円 ( 〃 98.9%増)

セグメントの業績概況は次のとおりであります。

① 日本
消費増税の駆け込み需要の反動減により落ち込んだものの、外需に支えられた結果、売上高は452億86百万円と前年同期に比べ29億83百万円の増収となりました。セグメント利益は74億9百万円と前年同期に比べ12億25百万円の増益となりました。
② アジア
アジア市場では経済成長が鈍化する中、中国での旺盛な受注及び新拠点の生産本格化、更に為替換算の後押しを受けたことにより、売上高は262億円と前年同期と比べ66億83百万円の増収となりました。セグメント利益は74億85百万円と前年同期と比べ29億78百万円の増益となりました。
③ 北米
北米経済が堅調に推移した中、売上高は121億65百万円と前年同期と比べ30億88百万円の増収となりました。セグメント利益は、新拠点の立ち上げ費用の縮小効果により黒転し、7億78百万円となりました。
④ その他地域
欧州市場では、安定した受注に支えられ、売上高は26億51百万円と前年同期と比べ4億88百万円の増収となりました。セグメント利益は8億22百万円と前年同期と比べ4億24百万円の増益となりました。

ファルテックグループでは、中国子会社の増収効果及び新規連結効果等により売上高は795億46百万円と前年同期と比べ35億23百万円の増収となりました。セグメント利益は30億52百万円と前年同期と比べ35百万円の増益となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と比較して5億3百万円増加し、202億68百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、162億26百万円(前年同期比1.1%増)となりました。主な資金の増加は、税金等調整前当期純利益226億41百万円、減価償却費85億19百万円、主な資金の減少は、法人税等の支払額66億円、売上債権の増加額59億14百万円、たな卸資産の増加額22億37百万円、利息の支払額5億30百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、118億82百万円(前年同期比29.9%増)となりました。主な内訳は、有形及び無形固定資産の取得による支出98億68百万円、出資金の払込による支出23億37百万円、投資有価証券の取得による支出6億83百万円、有形及び無形固定資産の売却による収入12億14百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、52億25百万円(前年同期比2.6%減)となりました。主な内訳は、長期借入金の返済による支出81億49百万円、リース債務の返済による支出15億13百万円、少数株主への配当金の支払額14億91百万円、長期借入による収入51億93百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01599] S10058GO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。