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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OGQH (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 YKK株式会社 研究開発活動 (2022年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発に対する取り組みは、日本を中心とした各事業地域で行っております。
当連結会計年度における主な研究開発成果は、次のとおりであります。なお、研究開発費についてはテクノロジー・イノベーションセンターで行っている各セグメントに配分できない基礎研究費用741百万円が含まれており、当連結会計年度の研究開発費は総額21,663百万円となっております。

(1) ファスニング事業
ファスニング事業では第6次中期事業方針を「新常態下での持続的成長~多様な顧客要望の実現と顧客創造~」と掲げ、事業を取り巻く環境が大きく変化する中、徹底した基幹商品コスト競争力強化と顧客および市場要望への対応、またよりサステナブルな商品とモノづくりの実現を目指します。
主な成果として、形状を工夫し強度を向上させたアルミ材ファスナーや、縫製可能な生地の自由度が従来よりも増したテープ無しファスナーを開発しました。また環境に配慮した商品の比率向上のため、ファスナーでは基幹商品のリサイクル繊維材料化の展開、スナップ&ボタンでは新めっき技術や検針ステンレス・アルミを用いた商品の拡充を進めました。製造設備においては、無停止・無人生産ラインの構築、Standard市場向け設備開発に取り組みました。
今後は、サステナビリティ対応強化として持続可能素材を用いた商品比率の更なる向上や新たな環境対応商品の投入を進めるとともに、事業のベースとなるモノづくり力の徹底的な強化、デジタル活用による顧客との新たな繋がり方の実現およびスマートファクトリー化を推進してまいります。当事業に係る研究開発費は11,920百万円です。

(2) AP事業
AP事業では第6次中期事業方針を「商品による社会価値の提供とモノづくり改革の実現」とし、社会環境変化に対応する商品力と技術力の強化、バリューチェーン全体で顧客視点の徹底と、商品、現場、使用、情報の4つの品質深耕を進めました。また、モノづくりの基盤としてのプラットフォーム構築に取組み、開発スピードアップ、標準化、コストダウンを図っています。開発では持続可能性を追求し、事業の成長、拡大とSDGsの両立を目指しています。
主な成果として、住宅分野では樹脂窓対応力拡大、複合窓の差別化提案、業界初の顔認証を装備した玄関ドア「スマートドア」の発売、エクステリア分野ではフェンスやバルコニーなど建物と外構のトータルコーディネート商品、ビル分野では眺望確保する業界初、耐熱強化ガラスのアルミ防火内窓、リノベーション・リフォーム分野ではマンション用「マドリモ」「ドアリモ」商品の開発、投入を行いました。
また、情報発信の点ではパートナーズサポートスタジオ、YKK AP R&Dセンターと価値検証センターの技術3施設を活用したリアルとオンラインによる技術提案や評価検証にも取り組んでおります。
今年度も資材価格高騰により事業環境は厳しくなることが予想される中、環境の変化に柔軟に対応しながら競争力のあるサステナブル商品の開発、コスト競争力の強化、共創による技術者の活性化で商品力・収益力を一層向上させ、顧客満足度No.1を目指してまいります。当事業に係る研究開発費は9,001百万円です。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02368] S100OGQH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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