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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005ALL

有価証券報告書抜粋 auカブコム証券株式会社 対処すべき課題 (2015年3月期)


業績等の概要メニュー事業等のリスク

マクロ経済環境の変化と株式市況の好転、規制・制度環境や個人投資家の投資スタイルの変化という大きな転換期を迎え、MUFGグループとしての総合力や当社ならではのIT力を活かした競争力強化により、業界内ポジションの向上を目指すとともに、内部統制/品質管理態勢を強化し強固なビジネス基盤を確立してまいります。

(1) MUFGグループとの業務提携成果の拡充
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社とのIPO/PO、債券の取扱いや、同じ証券ユニットとしての対面・非対面の連携、BTMUや株式会社じぶん銀行等との金融商品仲介を通じた口座獲得、両行の銀行サービスとの連携施策の展開、モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社との海外商品やFXでの連携、グループ各社への当社コンピューターシステムの展開など、MUFGグループ各社との業務提携を進めておりますが、規制・制度面や投資環境・投資家動向の変化をチャンスと捉え、一層のグループ展開の強化とそれらによる営業成果の拡充を図ってまいります。
(2) 金融商品取引業者としての法令遵守、内部統制及び品質管理態勢の強化
金融商品取引業者に求められるプリンシプルベースを背景とした法令遵守態勢の確立のため、継続して強固なコンプライアンス意識の高揚を図るとともに、MUFGグループ・ベースでの内部統制基盤、情報セキュリティやシステム管理態勢を含むリスク管理態勢基盤の整備・高度化を図ります。また、BCP(事業継続計画)の高度化等により安定したシステム基盤によるサービスの提供、内外規格に準拠した苦情対応プロセスや法令遵守マネジメントシステムを基盤とするコンプライアンスのPDCAサイクルを継続してまいります。
また、当社は、2015年5月26日、金融庁より「システム管理が十分でない状況」であるとして、業務改善命令を受けました。今般の行政処分を厳粛かつ真摯に受け止めるとともに、業務改善報告書に記載した改善策を着実に実行し、一層の内部管理態勢の強化・拡充に努めてまいります。
(3) 金融サービスの情報処理産業化・ソーシャル化・通販化に対応した競争力の追求
金融サービスの情報処理産業化・ソーシャル化・通販化の進展とそれに伴う個人投資家の投資スタイルの変貌を迎え、当社のITインフラ力を活かしたBtoBtoCモデルを含む新たな業務・サービスの展開、システムトレードやソーシャルトレードなど新たな投資手法への対応、スマートフォン・SNS・動画といった基礎技術の普遍化・浸透を背景とした個人投資家の投資スタイルの変化への対応等を通じ、競合他社への差別優位性を一層図ってまいります。
(4) コスト競争力の維持
当社の主たる業務である金融商品取引業は株式等の市況の影響を大きく受けているためコストコントロールは経営上重要な課題です。当社は従来より、経営効率性の指標としてコストカバー率を重視しており、当社の同比率はネット証券業界の中でも高い水準で推移しておりますが、今後も厳格なコストコントロールを通じて、他社比優位なコスト競争力を維持してまいります。

業績等の概要事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03817] S1005ALL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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