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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BN6

有価証券報告書抜粋 戸田建設株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2013年4月1日~2014年3月31日)における我が国経済は、設備投資や雇用情勢、個人消費等に改善が見られるなど、緩やかな回復基調で推移した。建設業界においては、震災復興、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要等により、官公庁工事、民間工事とも大幅に増加した。一方では、資材価格の高騰、労務不足等の深刻化が懸念されるなど、全体としては厳しい経営環境が続いている。
このような状況の中、当連結会計年度における当社グループの業績は以下のとおりとなった。
連結売上高は、主に当社及び国内子会社における完成工事高が減少したことにより、前期比9.7%減の4,489億円となった。
営業損益については、主要な事業である建設事業を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いているが、前期に採算重視の受注方針への転換を行ったことや慎重な工事収益の見積りを実施したことにより、完成工事総利益率が向上した結果、売上総利益率が5.7%と前期比10.6ポイント上昇し、売上総利益は254億円(前連結会計年度は246億円の売上総損失)となった。また、販売費及び一般管理費については、経費の削減により、206億円と前期比7.7%減少し、47億円の営業利益(前連結会計年度は469億円の営業損失)となった。
経常損益については、受取利息及び保有する投資有価証券の受取配当金等により、65億円の経常利益(前連結会計年度は455億円の経常損失)となった。
また、当期純損益については、投資有価証券の保有状況を見直し、売却を進めたことにより、投資有価証券売却益41億円を特別利益に計上した結果、102億円の当期純利益(前連結会計年度は652億円の純損失)となった。

セグメントごとの業績は次のとおりである。セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載している。
(建築事業)
売上高は3,470億円(前期比13.0%減)、セグメント利益(営業利益)は58億円(前連結会計年度は418億円のセグメント損失)となった。
当社個別の受注高については、大型の再開発工事を受注したことにより、民間工事(国内)が前期比46.3%増となり、全体(海外含む)では3,572億円と、前期比39.6%増となった。
(土木事業)
売上高は906億円(前期比2.4%増)、セグメント利益(営業利益)は39億円(前連結会計年度は9億円のセグメント損失)となった。
当社個別の受注高については、官公庁工事(国内)、民間工事(国内)ともに順調に推移し、全体(海外含む)では971億円と、前期比16.8%増となった。
(不動産事業)
売上高は146億円(前期比3.5%増)、セグメント利益(営業利益)は24億円(前期比60.4%増)となった。
(その他の事業)
売上高は10億円(前期比12.7%減)、セグメント利益(営業利益)は6百万円(前連結会計年度は0.3億円のセグメント損失)となった。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ140億円(29.3%)増加し、620億円となった。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益が110億円となり、未成工事支出金の増加により24億円、仕入債務の減少により379億円の資金が減少したが、売上債権の減少により410億円、未成工事受入金の増加により30億円の資金が増加したため、営業活動としては121億円の資金増加(前連結会計年度は177億円の資金減少)となった。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得により16億円の資金が減少したが、有形固定資産の売却により31億円、投資有価証券の売却及び償還により101億円の資金が増加したため、投資活動としては114億円の資金増加(前連結会計年度は4億円の資金減少)となった。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
借入金の増加により31億円の資金が増加したが、コマーシャル・ペーパーの償還により110億円、配当金の支払により15億円の資金が減少したため、財務活動としては102億円の資金減少(前連結会計年度は138億円の資金増加)となった。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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