シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022N7

有価証券報告書抜粋 株式会社 アドバネクス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における経済環境は、海外では中国やアジアの新興国等において成長が鈍化した一方で、米国景気は順調に回復しました。また、欧州においても夏以降、景気は緩やかに持ち直しました。わが国では、日銀の金融緩和策による円安の進行や米国の景気回復を背景に輸出企業を中心に収益の改善が進んだほか、中小の非製造業においても景況感が改善しました。こうした中で当社が関連する分野では、自動車市場において、中国の需要回復と北米向けの販売増加により日本からの輸出や海外生産が堅調に推移したほか、国内市場でも需要回復や消費税率引上げに伴う駆け込み需要がありました。また、OA機器市場においても需要が堅調に推移しました。当社におきましては、自動車向けやOA機器向けの販売が堅調に推移したほか、AV機器向けや医療機器向けでも売上が前期より増加しました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は、前年同期比15.1%増の271億円となり、営業利益は同92.1%増の8億20百万円となりました。経常利益は、同51.3%増の8億20百万円、当期純利益は同42.8%増の6億82百万円となりました。

セグメントの概況は以下のとおりであります。
① 精密ばね事業
国内では、自動車向けの売上高が増加しました。海外では、中国及びアジアにおいて自動車向けやOA機器向けの売上高が増加したほか、英国において医療機器向けの売上高、米国において住設関連機器向けの売上高が増加しました。これらの結果、売上高は前年同期比18.9%増の154億8百万円、セグメント利益は同99.8%増の5億97百万円となりました。
② プラスチック事業
国内では、顧客企業において海外への生産移転が進んだことにより、OA機器向けの売上高が減少しました。一方、海外においては、マレーシアでAV機器向けの売上が伸びたほか、中国やベトナムで自動車向けの売上が大幅に増加しました。これらの結果、売上高は前年同期比13.6%増の114億65百万円、セグメント利益は同133.1%増の3億33百万円となりました。
③ ヒンジ事業
ヒンジユニット販売は、携帯電話向け事業の縮小が進んだことに伴い、売上高は前年同期比54.7%減の2億26百万円となりました。セグメント損失は1億12百万円(前期は27百万円の損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億82百万円増加し、27億45百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により資金が18億35百万円増加(前連結会計年度は18億57百万円の資金増加)しました。主な要因は、税金等調整前当期純利益が前連結会計年度比1億59百万円増加したことや減価償却費による資金留保によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により資金が10億45百万円減少(前連結会計年度は12億75百万円の資金減少)しました。主な要因は、当社、第一化成株式会社及び前連結会計年度に設立した中国子会社における設備投資によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により資金が5億46百万円減少(前連結会計年度は10億2百万円の資金減少)しました。主な要因は、有利子負債の返済によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01393] S10022N7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。