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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024OO

有価証券報告書抜粋 イハラサイエンス株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、依然として下振れリスクがあったものの、全体的には弱い回復傾向が続きました。中国はじめ新興国における景気拡大のテンポは緩やかとなり、先行きに不透明感が見られましたが、米国経済は回復傾向を示し、欧州経済においても持ち直しの兆しが見られました。
国内経済は経済政策への期待感から高級品への依存度が高いものの、個人消費に伸びが見られ、円安・株高・原油高などによる景況感や輸出の拡大により、企業業績にも改善が見られるなど、緩やかな回復基調にあるといえます。
このような経済環境のもと、当社グループはお客様の信頼と期待にお応えすべく、産業用の全流体を対象とした配管市場において、お客様の望むときに、望むモノを、望む形とコストで提供することをモットーに、産学連携にも積極的に取組み、新しいコンセプトの製品とサービスを提供してまいりました。その活動範囲は国内だけにとどまらず、海外の日系企業を対象に、既存の台湾・中国・タイに加え、新たに米国に販売拠点を設置しました。
市場別では、半導体・液晶製造装置関連市場におきましては、世界的な競争激化により設備投資の一時的落ち込みが見られましたが、当社グループへの引き合いが評価され受注量が順調に回復し、売上高が伸びました。しかし、主力市場である工作機械、産業機械、建設機械市場におきましては、国内需要が堅調に推移したにも関わらず、競争の激化などにより前年同期と同様の売上高となりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は107億98百万円(前年同期比17.9%増)となり、営業利益は17億19百万円(同45.3%増)、経常利益は17億9百万円(同42.9%増)、当期純利益は10億47百万円(同37.8%増)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
当社は製品構成から以下4事業所を報告セグメントとしております。
(静岡事業所)
半導体及び液晶製造装置関連市場向けのクリーンなバルブ、配管ユニット等を生産しておりますが、半導体及び液晶製造装置関連の需要が伸び、売上高は21億26百万円(前年同期比45.6%増)、セグメント利益は5億73百万円(同160.4%増)となりました。
(岐阜事業所)
一般産業の油空圧配管用の継手、バルブ等を生産しており、重点市場である産業機械・工作機械市場向けは、需要が回復してきたため、売上高は42億51百万円(前年同期比4.2%増)、セグメント利益は17億86百万円(同0.4%増)となりました。
(山形事業所)
半導体及び液晶製造装置関連、さらに分析・各種計装及び食品・パワープラント・化学市場に向けての継手、バルブ等を生産しておりますが、半導体及び液晶製造装置関連の需要が伸び、売上高は34億64百万円(前年同期比39.9%増)、セグメント利益は11億17百万円(同62.3%増)となりました。
(IPEC岐阜事業所)
流体別・用途別に最適な配管システムを提供することを目標にロング継手、カセット生産、配管設計・施工を行っておりますが、建設機械向けの需要が持ち直したため、売上高は12億20百万円(前年同期比3.5%減)、セグメント利益は2億65百万円(同6.4%減)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローで97百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローで6億49百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローで7億90百万
円のマイナスとなりました。この結果、現金及び現金同等物は前連結会計年度末より13億44百万円減少しました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は97百万円(前年同期比92.9%減)でありました。この増加の主な要因は、税金等調整前当期純利益17億9百万円の計上、売上債権の増加による14億24百万円の減少、棚卸資産の増加による99百万円の減少、未払金の増加による27百万円増加、法人税等の支払額4億53百万円によるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は6億49百万円(前年同期比12.1%減)でありました。この減少の主な要因は、投資有価証券の取得による支出が4億47百万円、子会社の株式の取得による80百万円、固定資産の取得による支出が96百万円であったことによります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は7億90百万円(前年同期比30.6%減)でありました。この減少の主な要因は、長期借入金の返済による支出3億48百万円、社債の償還による支出3億円、配当金の支払いによる支出1億74百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01395] S10024OO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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