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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001IU5

有価証券報告書抜粋 協立エアテック株式会社 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府・日銀による経済対策やアベノミクスが着実に成果を上げ景気に回復の兆しが見えはじめました。また、欧州経済や中国を始めとする新興国経済の景気後退にも歯止めがかかってきましたが、企業を取巻く環境は依然として予断を許さない不透明な状況が続きました。
当社グループが関連いたします建設市場におきましては、公共投資は東日本大震災の復興関連需要を背景に堅調に推移するものの、民間設備投資は、企業の生産の増産基調や雇用環境も改善の方向性となっており、景気に回復の兆しが見えておりますが、本格的な回復には至っておらず、当社の受注環境は厳しい状況で推移しました。
また、住宅投資につきましては、政府の住宅関連政策の効果や低金利、2014年4月からの消費税増税前の駆け込み需要から持ち直しの動きが見られ、新設住宅着工戸数は全体として堅調に推移しております。このような状況の中当社の受注環境も堅調に推移しております。
このような経営環境のもと当社グループは、当初売上目標達成と利益確保を最重要課題とした受注活動に取組んでまいりました。
ビル設備部門におきましては、東京・東北地区を中心に大型事務所ビル開発案件の持ち直しの動きがあり受注が好調に推移しましたが、価格競争の激化もあり厳しい受注環境のなか、当社の主力製品であるダンパー・吹出口・VAVを含むシステム機器の販売を重点に営業活動を行ってまいりました。
一方で住宅設備部門の戸建向け24時間換気システム「ハウスエコ24」では、新規住宅着工戸数が増加傾向で推移するなか新規顧客の獲得で、前連結会計年度に比べ2億38百万円の増加となりました。
グループ全体では当連結会計年度の売上高は74億14百万円(前連結会計年度比6.7%減)となりました。
売上高を主な製品別で見ますと、ビル設備部門のダンパー28億52百万円(前連結会計年度比100%)、吹出口23億73百万円(前連結会計年度比9.3%減)、ファスユニット57百万円(前連結会計年度比50.2%減)、住宅設備部門11億88百万円(前連結会計年度比25.1%増)となりました。
一方利益面におきましては、不採算案件の見直しや高付加価値製品の販売に重点をおいた営業活動で利益の確保を行ってまいりました。また、新設の関東工場の償却費や労務費の増加など増加要因がありましたが、工場原材料の海外調達、製造経費の徹底したコスト削減、工場生産性の改善活動により製造原価の低減に寄与したことで、最終的には売上原価率は72.2%(前連結会計年度70.5%)となりました。
販売費及び一般管理費におきましては、現在全社挙げてのコスト削減を目指して毎月経費分析を行うとともに経費の低減活動を行ってまいりました。
その結果、営業利益は2億77百万円(前連結会計年度比37.3%減)、経常利益は3億45百万円(前連結会計年度比27.0%減)、当期純利益は1億63百万円(前連結会計年度比37.5%減)となりました。
なお、当社グループは、空調・防災関連機器の製造販売並びにこれらに付帯する事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前年同期に比べ3億14百万円減少し15億75百万円となりました。主な要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の収入は前年同期と比較して1億69百万円減少して4億89百万円となりました。これは、主に売上債権及び仕入債務並びにたな卸資産の減少、退職給付引当金の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の支出は前年同期と比較して44百万円減少して2億33百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出及び投資有価証券の取得による支出、貸付金の回収による収入によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の支出は前年同期と比較して3億37百万円増加して5億74百万円となりました。これは主に借入金の返済及び配当金の支払いによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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