有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028N8
兼房株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループはグローバルな市場で高度なものづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を、セグメント区分では日本と中国で行っております。日本での研究開発の活動は、当社テクニカルセンター内の研究開発部において実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発しております。また、中国では中国国内市場に的確に対応するため、連結子会社昆山兼房高科技刀具有限公司において地産地消型開発体制を構築しております。
当連結会計年度の主な成果としましては、カッター類では日本の代表的な建築方法であるプレカット加工機の高速化に対応して、ケースや錐の破損及び切屑の詰まりのないメンテナンスフリーとした「最新型高速プレカット用角のみ」を開発いたしました。また、電子回路を構成するプリント基板(PCB)の薄板化や基板材料の複雑化にもバリのない高品質なV溝を高寿命に加工できる「PCB用V溝ダイヤチップソー」を開発いたしました。丸鋸類では、自動車部品産業のグローバル化に伴って部品の現地生産も増加し、剛性の低い切断機や高い送り速度の重切削でも刃の損傷やチッピングを抑制して工具寿命を向上させたFMコールドソーの新バージョンであるビレット切断用の「ST-5」とパイプ切断用の「ST-5P」を開発いたしました。
また、長年進化させてきましたコーティング技術について、節電工具として地球環境に優しいとして評価され、愛知県より「2014年愛知環境賞 優秀賞」を受賞いたしました。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は3億4百万円となっております。
当連結会計年度の主な成果としましては、カッター類では日本の代表的な建築方法であるプレカット加工機の高速化に対応して、ケースや錐の破損及び切屑の詰まりのないメンテナンスフリーとした「最新型高速プレカット用角のみ」を開発いたしました。また、電子回路を構成するプリント基板(PCB)の薄板化や基板材料の複雑化にもバリのない高品質なV溝を高寿命に加工できる「PCB用V溝ダイヤチップソー」を開発いたしました。丸鋸類では、自動車部品産業のグローバル化に伴って部品の現地生産も増加し、剛性の低い切断機や高い送り速度の重切削でも刃の損傷やチッピングを抑制して工具寿命を向上させたFMコールドソーの新バージョンであるビレット切断用の「ST-5」とパイプ切断用の「ST-5P」を開発いたしました。
また、長年進化させてきましたコーティング技術について、節電工具として地球環境に優しいとして評価され、愛知県より「2014年愛知環境賞 優秀賞」を受賞いたしました。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は3億4百万円となっております。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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