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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100266M

有価証券報告書抜粋 株式会社 赤阪鐵工所 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社の研究開発は、コンパクト・高出力化・省エネを追求した船舶用主機関開発とその環境規制適合技術開発、船舶運航用の遠隔操縦装置・監視診断装置の開発、機械のメカトロ化等に重点をおいて実施しております。
当事業年度に支出した研究開発費は、125,543千円となっております。
内燃機関関連事業
4ストローク機関については、内航船、漁船の市場要望に応えるべく、軽量コンパクト・低燃費・環境規制に適合し、かつ、信頼性・耐久性に優れたAXシリーズラインアップの充実に努めてまいりました。当事業年度は新たに「AX34」の出力を向上させた「AX34S」形機関を開発し市場投入いたしました。また、出力向上と同時にさらなる低燃費化を図った「AX34A」形機関を開発設計いたしました。AXシリーズは低燃費であると同時に、業界初の電子制御式シリンダ注油システムを備え、燃焼室の信頼性・耐久性を確保しつつ潤滑油消費量を最小限に抑えて総合的な運航コスト削減に貢献いたします。
2013年から開始された外航船舶の省エネ規制(EEDI)は2025年の30%省エネを最終目標に段階的(Phase0~Phase3)に強化されていきます。
従って、外航船の主機関として多用される2ストローク機関についても、より一層の低燃費機関を市場に投入することが必要になります。そのために電子制御機関「6UEC45LSE-Eco-1」(三菱重工舶用機械エンジン㈱開発)の導入設計・市場投入に続き、さらなる低燃費化を図った電子制御機関「6UEC45LSE-Eco-B2」を導入設計しました。また、小形2ストローク機関では、ロングストローク・低燃費機関である「6UEC33LSE-C2」を導入設計しました。「6UEC45LSE-Eco-B2」及び「6UEC33LSE-C2」は2014年度早々に製造完成いたします。
継続的に開発を進めてまいりましたフィルター自己再生機能を有することを特徴とする排ガス脱塵装置(DPF)については、陸上施設のA重油焚きディーゼル機関用として初採用され複数台を出荷しました。また、C重油焚き機関用DPFは、引き続き一般財団法人日本海事協会、㈱商船三井との共同開発事業として実船検証を進めております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01475] S100266M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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