有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002DPL
株式会社エイチアンドエフ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっては、当社グループ経営陣は資産、負債及び収益・費用の各報告数値に影響を与える見積りの仮定を過去の実績や状況に応じて合理的に設定し算出しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りとは異なる場合があります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
(受注状況)
当社グループの主要顧客である自動車業界におきましては、「六重苦」の一つであった超円高は是正されましたが、これまで急成長を遂げてきたアジアを中心とした新興国市場に減速感が見られ、先行きが懸念されております。
このような状況の中、機種別・顧客別の戦略を明確化した、顧客目線での全社提案営業の徹底等に取り組んでまいりましたが、当連結会計年度の受注高につきましては、前連結会計年度を下回る結果となりました。
当連結会計年度(自2013年4月1日 至2014年3月31日)における受注実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
(損益状況)
当連結会計年度の売上高については、プレス機械は13,660百万円(前連結会計年度比26.0%増)、FAシステム製品は6,538百万円(前連結会計年度比8.7%増)とそれぞれ前連結会計年度を上回りましたが、アフターサービス工事は前連結会計年度にタイの洪水の復旧工事があったため、5,275百万円(前連結会計年度比23.8%減)と前連結会計年度を下回りました。全体では25,474百万円(前連結会計年度比7.1%増)と前連結会計年度を上回り、過去最高の売上高となりました。
損益面におきましては、営業利益は2,848百万円(前連結会計年度比4.9%増)、経常利益は2,800百万円(前連結会計年度比4.8%増)とそれぞれ前連結会計年度を上回りました。当期純利益は前連結会計年度に厚生年金基金からの脱退に伴う特別損失を計上していたため、1,827百万円(前連結会計年度比14.1%増)と前連結会計年度を上回りました。利益面につきましても、それぞれ過去最高となりました。
(3)当連結会計年度の財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1,854百万円増加し、20,057百万円となりました。これは、主に受取手形及び売掛金が増加したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ858百万円増加し、4,364百万円となりました。これは、主に有形固定資産及び投資その他の資産が増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ1,134百万円増加し、14,005百万円となりました。これは、主に未払法人税等及び前受金が増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1,578百万円増加し、10,415百万円となりました。これは、主に利益剰余金が増加したことによるものであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
(資本の財源)
当社グループは、現在、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部資金又は借入金により資金調達することとしております。
(資金の流動性)
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローでは、1,879百万円(前年同期比35.8%減)の資金の獲得となりました。これは、主に売上債権の増加や法人税等の支払等の要因はあったものの、税金等調整前当期純利益の計上及び前受金の増加等があったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローでは、413百万円(前年同期比39.3%減)の資金の使用となりました。これは、主に定期預金の払戻による収入等の要因はあったものの、定期預金の預入による支出及び有形固定資産の取得による支出等があったことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、298百万円(前年同期比57.4%減)の資金の使用となりました。これは、主に配当金の支払があったことによるものであります。
これらの活動の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、7,797百万円となりました。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっては、当社グループ経営陣は資産、負債及び収益・費用の各報告数値に影響を与える見積りの仮定を過去の実績や状況に応じて合理的に設定し算出しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りとは異なる場合があります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
(受注状況)
当社グループの主要顧客である自動車業界におきましては、「六重苦」の一つであった超円高は是正されましたが、これまで急成長を遂げてきたアジアを中心とした新興国市場に減速感が見られ、先行きが懸念されております。
このような状況の中、機種別・顧客別の戦略を明確化した、顧客目線での全社提案営業の徹底等に取り組んでまいりましたが、当連結会計年度の受注高につきましては、前連結会計年度を下回る結果となりました。
当連結会計年度(自2013年4月1日 至2014年3月31日)における受注実績を品目ごとに示すと、次のとおりであります。
品目の名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
プレス機械 | 14,763,438 | 5.0 | 15,199,698 | 7.8 |
FAシステム製品 | 5,150,603 | △29.4 | 4,193,168 | △24.9 |
アフターサービス工事 | 6,241,799 | △7.3 | 2,814,482 | 52.3 |
合計 | 26,155,841 | △6.9 | 22,207,349 | 3.2 |
当連結会計年度の売上高については、プレス機械は13,660百万円(前連結会計年度比26.0%増)、FAシステム製品は6,538百万円(前連結会計年度比8.7%増)とそれぞれ前連結会計年度を上回りましたが、アフターサービス工事は前連結会計年度にタイの洪水の復旧工事があったため、5,275百万円(前連結会計年度比23.8%減)と前連結会計年度を下回りました。全体では25,474百万円(前連結会計年度比7.1%増)と前連結会計年度を上回り、過去最高の売上高となりました。
損益面におきましては、営業利益は2,848百万円(前連結会計年度比4.9%増)、経常利益は2,800百万円(前連結会計年度比4.8%増)とそれぞれ前連結会計年度を上回りました。当期純利益は前連結会計年度に厚生年金基金からの脱退に伴う特別損失を計上していたため、1,827百万円(前連結会計年度比14.1%増)と前連結会計年度を上回りました。利益面につきましても、それぞれ過去最高となりました。
(3)当連結会計年度の財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1,854百万円増加し、20,057百万円となりました。これは、主に受取手形及び売掛金が増加したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ858百万円増加し、4,364百万円となりました。これは、主に有形固定資産及び投資その他の資産が増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ1,134百万円増加し、14,005百万円となりました。これは、主に未払法人税等及び前受金が増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1,578百万円増加し、10,415百万円となりました。これは、主に利益剰余金が増加したことによるものであります。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
(資本の財源)
当社グループは、現在、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部資金又は借入金により資金調達することとしております。
(資金の流動性)
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローでは、1,879百万円(前年同期比35.8%減)の資金の獲得となりました。これは、主に売上債権の増加や法人税等の支払等の要因はあったものの、税金等調整前当期純利益の計上及び前受金の増加等があったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローでは、413百万円(前年同期比39.3%減)の資金の使用となりました。これは、主に定期預金の払戻による収入等の要因はあったものの、定期預金の預入による支出及び有形固定資産の取得による支出等があったことによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、298百万円(前年同期比57.4%減)の資金の使用となりました。これは、主に配当金の支払があったことによるものであります。
これらの活動の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、7,797百万円となりました。
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