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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001ZX8

有価証券報告書抜粋 株式会社豊田自動織機 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度の経済情勢を概観しますと、世界経済は、中国や東南アジアなどの新興国では一部に弱い動きが見られましたものの、概ね回復基調のうちに推移いたしました。国内におきましては、金融および財政政策の効果により、個人消費および企業の生産が増加し、雇用環境や賃金も改善するなど、景気回復へ向けた好循環が現れはじめました。こうした情勢のなかで、当社グループは、品質第一に徹してお客様の信頼におこたえいたしますとともに、各市場の動きに的確に対応して、販売の拡大に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高につきましては、前連結会計年度を3,926億円(24%)上回る2兆78億円となりました。
利益につきましては、人件費、研究開発費、減価償却費の増加などがありましたものの、売上げの増加、グループあげての原価改善活動の推進に加え、為替変動による影響などにより、営業利益は前連結会計年度を306億円(40%)上回る1,076億円、経常利益は前連結会計年度を513億円(59%)上回る1,381億円となりました。当期純利益につきましては、前連結会計年度を386億円(73%)上回る917億円となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

① 自動車
自動車におきましては、国内では当連結会計年度の前半は低迷しましたものの、後半にかけて回復し、また海外では中国、北米が牽引して、世界市場は拡大を続けました。こうしたなかで、当セグメントの売上高は前連結会計年度を1,480億円(17%)上回る1兆66億円となりました。営業利益は前連結会計年度を57億円(20%)上回る351億円となりました。
このうち車両につきましては、ヴィッツは減少したものの、RAV4が増加し、売上高は前連結会計年度を1,103億円(31%)上回る4,670億円となりました。エンジンにつきましては、AR型ガソリンエンジンは増加したものの、KD型ディーゼルエンジンが減少したことにより、売上高は前連結会計年度を142億円(7%)下回る2,025億円となりました。カーエアコン用コンプレッサーにつきましては、国内・海外ともに増加した結果、売上高は前連結会計年度を476億円(21%)上回る2,757億円となりました。電子機器・鋳造品ほかにつきましては、電子機器、鋳造品ともに増加したことにより、売上高は前連結会計年度を42億円(7%)上回る612億円となりました。

② 産業車両
産業車両におきましては、国内では堅調に推移し、海外では中国、北米の増加に加えて欧州が回復するなど、世界市場は拡大しました。そのなかで、当社は、各市場の状況に応じて、生産・販売体制を強化し、新商品を投入するとともに、2013年3月に子会社化した、フォークリフト用アタッチメントの製造・販売を行うカスケード株式会社などを通じて、事業領域の拡大に努めてまいりました。その結果、売上高は国内・海外ともに増加し、前連結会計年度を2,128億円(36%)上回る8,092億円となりました。営業利益は前連結会計年度を193億円(50%)上回る580億円となりました。

③ 物流
物流におきましては、物流受託事業および自動車関連部品の運送事業が増加し、売上高は前連結会計年度を23億円(2%)上回る953億円となりました。営業利益は前連結会計年度を3億円(7%)上回る51億円となりました。


④ 繊維機械
繊維機械におきましては、中国・インドなどにおいて国内需要の増加を背景とした設備投資意欲が高まり、市場は回復基調のうちに推移しました。そのなかで、当社は主力の紡機、織機がともに増加し、売上高は前連結会計年度を332億円(83%)上回る731億円となりました。営業利益は前連結会計年度を50億円(855%)上回る55億円となりました。

⑤ その他
その他におきましては、子会社でありました株式会社ティーアイビーシーを2013年1月に解散したことにより、売上高は前連結会計年度を38億円(14%)下回る234億円となりました。営業利益は前連結会計年度を1億円(2%)上回る34億円となりました。

(2) キャッシュ・フロー

キャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前当期純利益を1,381億円計上したことなどにより、1,550億円の資金の増加となりました。前連結会計年度の1,512億円の増加に比べ、38億円の増加となりました。また、投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得により1,316億円を支出したことにより、1,184億円の資金の減少となりました。前連結会計年度の2,742億円の減少に比べ、1,558億円の支出の減少となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出607億円および短期借入金の減少による支出592億円があったものの、長期借入れによる収入が1,282億円あったことなどにより、61億円の資金の増加となりました。これらの増減に加え、換算差額、期首残高を合わせますと、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,264億円となり、前連結会計年度末に比べ471億円(26%)の増加となりました。

(注) 1 本報告書の売上高、受注高等は消費税等抜きで表示しております。
2 セグメントの業績に記載の売上高は、外部顧客に対する売上高を表示しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01514] S1001ZX8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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