シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100266F

有価証券報告書抜粋 ニデックオーケーケー株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日 (2014年6月27日) 現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。これらの連結財務諸表の作成にあたり、貸倒引当金、棚卸資産、退職給付に係る負債等に関して、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき、資産・負債及び収益・費用等の数値に影響を与える見積り及び判断を行っております。実績については、見積りの不確実性があるため、これら見積りと異なる場合があります。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析

当連結会計年度における世界経済は、米国は製造業を中心に堅調に推移し、欧州においても政府債務問題に伴う長期低迷から脱し、持ち直しの兆しが見られました。アジアにおいては、中国経済の減速の影響もあり、総じて足踏み状態で推移しました。一方、国内経済につきましては、金融・財政政策による円高の是正、株価の回復などが徐々に実体経済に繋がりをみせ、景気回復への動きが進んでまいりました。こうした中、企業の設備投資も上向き、工作機械の受注環境にも改善が見られました。
このような状況下、当社グループは、今年度から新中期経営計画「NEXT STAGE 100」をスタートさせ、全ての事業基盤を強化・拡充することを基本テーマとして、業績向上に取り組みました。具体的には、生産基盤の強化・拡充を図るため、主力工場の建替えと設備の更新を進めております。さらに、生産効率の向上、海外調達の拡大や部品共通化などにより、一層のコストダウンに取り組みました。また、全社的な情報の共有化と業務効率の改善を目的として、現在の情報システムを一新する新基幹業務システムの導入に着手しました。さらに、製品競争力の向上、付加価値の向上、基幹技術の向上を開発方針の三本柱として新機種、新技術の開発にも取り組みました。
主力の工作機械部門につきましては、昨年4月に5軸制御マシニングセンタの拡販を図るため、高精度で高品位な5軸加工を可能とする加工支援技術「A5 system」の販売を開始しました。さらに、9月には自動車や一般産業機械などの量産部品加工市場をターゲットに、コストパフォーマンスを追及した横形マシニングセンタHMC400を開発し、米国やアジアを中心としたボリュームゾーン市場での販売を開始しました。この最新鋭機種を含めた3機種を、9月にドイツのハノーバーで開催された欧州国際工作機械見本市(EMO Hannover 2013)に出展、その他国内外の展示会にOKKのブランド力である重切削機を中心に出展し、拡販に努めました。
しかしながら、中国その他新興国の経済が総じて足踏み状態で推移したことなどにより、売上高は22,057百万円(前連結会計年度比9.4%減)となり、営業利益は548百万円(前連結会計年度比62.6%減)、経常利益777百万円(前連結会計年度比50.7%減)、当期純利益518百万円(前連結会計年度比52.1%減)となりました。

(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、減価償却費727百万円、税金等調整前当期純利益606百万円、たな卸資産の減少500百万円などによる収入や仕入債務の減少775百万円などによる支出により、1,296百万円の収入超(前連結会計年度:313百万円の支出超)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローでは、有形固定資産の取得949百万円、有形固定資産の除却による支出237百万円などによる支出や投資有価証券の売却85百万円などによる収入により、1,047百万円の支出超(前連結会計年度:370百万円の支出超)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローでは、長期借入金の返済2,096百万円、リース債務の返済195百万円、配当金の支払額156百万円などによる支出や長期借入れによる収入2,260百万円などによる収入により、156百万円の支出超(前連結会計年度:902百万円の支出超)となりました。

(4) 経営者の問題意識と今後の方針について

当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めております。
当社グループは製品を世界のマーケットに提供しており、そのユーザーの要請に的確に応える新製品と新技術の開発に全力を傾けております。また、経営を進めていく上で、「顧客第一」「社会的責任」「新しい価値の創造」の三つのキーワードを行動の指針としております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01516] S100266F)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。