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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002AON

有価証券報告書抜粋 株式会社加地テック 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社は「技術に立脚し社会が求める優れた製品を提供する」ことを基本理念とするとともに環境問題・社会要請等にも応えるべく以下のような研究開発に取組んでおります。当事業年度の試験研究費の総額は102百万円であります。

次世代環境対応車の本命とされる燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)の実用化に向けて、水素燃料供給用の水素ステーションの整備が開始されており、2015年度までに、2014年度の19箇所を含む100箇所の水素ステーションが整備される見通しです。
当社は、水素ステーション向けオイルレス圧縮機をいち早く開発し、納入しております。今般のFCV本格普及と水素ステーション整備計画を見据え、更なる開発改良に取り組むことで、従来の圧縮機から水素燃料を直接FCVに充填する大容量の『ブースター型圧縮機』(吐出圧力82MPa)に加え、単独で低圧から畜圧圧力(82MPa)まで昇圧し、畜圧器からFCVに差圧充填する『一括昇圧型圧縮機』を開発、商品化しました。2013年度には2箇所の水素ステーション向けの受注を実現し、2014年度中に納入する予定です。
商品化にあたっては、耐水素脆性材料に関連する高圧ガス保安法での手続き、水素ガスへの不純物混入防止、摺動部品の耐久性向上などFCVの燃料充填装置に要求される課題をクリアすることができました。今後、更なる省スペース化、低コスト化のニーズが高まることが予想され、また、水素ステーションに必要な畜圧器や充填水素ガス・プレクール用冷凍機などの設備と組み合わせた『パッケージ型圧縮機』など、ニーズに合わせた商品ラインアップの拡充をはかる予定です。

以上のような成長分野市場が求める製品開発と市場投入を実現するため、そのベースとなる高圧技術・環境対応技術の基礎研究や改良開発を継続するとともに、天然ガス自動車の燃料充填に用いられる天然ガス用圧縮機など既に市場投入した製品の更なる耐久性向上の開発や各種産業ガス用圧縮機の高効率化・省エネ化などの開発を進めております。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01529] S1002AON)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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