有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028WY
月島ホールディングス株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、会社が持続的に発展していく上では研究開発が要であるとの認識の下、積極的に研究開発を推進しております。新規事業分野の基礎研究に取り組むとともに、大学や研究機関、さらには、同業他社や異業種企業との共同研究にも力を入れております。
なお、当連結会計年度の研究開発費は11億2百万円であります。
(1) 水環境事業
水環境事業分野では、バイオマス資源の有効利用ならびに温暖効果ガスの削減を目的に、下水汚泥の効率的処理とその利活用技術に注力して開発を進めております。
下水汚泥を低温で炭化処理し臭気のない新燃料とする汚泥燃料化技術は、更なる処理コストの低減に向け、省エネルギー化およびプロセスの簡素化を進めております。当社グループは、本技術によって生産される汚泥燃料が、石炭の代替エネルギーとして有効活用されることを期待しております。
さらに、下水汚泥の消化工程より発生するメタンガスによる発電において、発電量を増やす技術の開発を進めております。
また、当社グループでは、次世代の乾燥技術や汚泥脱水技術の改良など、環境保全に寄与する研究開発を継続しております。
なお、当連結会計年度の研究開発費は7億7百万円であります。
(2) 産業事業
産業事業分野では、環境・エネルギー分野に集中して開発を進めております。
当社グループでは、褐炭、亜瀝青炭などの低品位な石炭の有効利用を図るための予備乾燥に関する技術開発を行っております。低品位炭は通常の石炭に比べ含水率が高く、発電効率が悪くなりますが、予備乾燥をすることにより発電効率を改善し、CO2排出量の削減につなげることができます。
新エネルギー技術としては、非可食系原料、具体的にはサトウキビの絞りかすであるバガスからのバイオマスエタノール製造技術開発を進めており、酵素を利用した糖化発酵プロセスの商業化を目指した開発を積極的に推進しております。
ファインケミカル分野では、主に二次電池産業をターゲットに新型脱水機の開発やミクロン粒子の晶析技術開発を進めております。
その他、遠心分離機の改良など、当社主力単体機器の技術開発を実施し、実プロセスへの適用を積極的に展開しております。
なお、当連結会計年度の研究開発費は3億95百万円であります。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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