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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002EGG

有価証券報告書抜粋 株式会社加藤製作所 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、現政権の経済政策や日銀の金融緩和の効果から円安・株高を背景に緩やかな回復基調となりました。一方海外では、米国の量的緩和縮小に伴う新興国経済の動揺などにより経済成長の鈍化傾向が続き、依然として海外経済の先行きは不透明な状況で推移いたしました。
当社グループは、国内の建設用クレーン・油圧ショベル等を中心に積極的な需要拡大を目指した結果、前期を大幅に上回る売上を達成することができました。中国の油圧ショベルは、経済成長が鈍化している中でも堅調に推移いたしました。他の海外地域においては円安の影響もあり、特に新興国向けの建設用クレーンが増加いたしました。
当連結会計年度の成績につきましては、売上高は756億7千9百万円(前年同期比130.3%)、営業利益64億2千9百万円(前年同期比317.0%)、経常利益69億円(前年同期比306.1%)、当期純利益は過去最高の37億1千8百万円(前年同期比225.9%)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①日本
日本における建設用クレーン及び油圧ショベル等の建設機械は、震災復興需要及び買い替え需要や排出ガス規制強化前及び消費税増税前の駆け込み需要等により、前年度を大幅に上回る売上となりました。海外向けは、新興国向けを中心に、インフラ整備に使用される建設用クレーンが増加しました。売上高は679億5千5百万円(前年同期比131.5%)となり、セグメント利益(営業利益)は44億3百万円(前年同期比331.2%)となりました。
②中国
中国における油圧ショベルの需要は、経済成長が鈍化している中でも、堅調に推移することができました。売上高は105億5千9百万円(前年同期比119.2%)となり、セグメント利益(営業利益)は19億8千万円(前年同期比277.6%)となりました。

主要品目別の業績を示すと、次のとおりであります。
①建設用クレーン
国内は、震災復興需要及び買い替え需要や排出ガス規制強化前及び消費税増税前の駆け込み需要等により、小型・中型機種を中心に増加いたしました。海外向けは、円安の影響もあり新興国向けが大幅に増加しました。売上高は493億8千4百万円(前年同期比135.0%)となりました。

②油圧ショベル
日本は、排出ガス規制強化前及び消費税増税前の駆け込み需要等により増加しました。中国は、経済成長が鈍化している中でも堅調に推移いたしました。売上高は250億3千2百万円(前年同期比121.9%)となりました。

③路面清掃車等
路面清掃車等につきましては、売上高12億6千2百万円(前年同期比130.1%)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は187億4千3百万円となり、前連結会計年度末と比べ40億1千2百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況につきましては、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金は、119億9百万円の増加となりました。その主な要因は、税金等調整前当期純利益68億8千1百万円、たな卸資産の減少18億2千6百万円および仕入債務の増加84億5千3百万円の増加要因と、売上債権の増加48億4千3百万円、法人税等の支払額11億8千5百万円の減少要因によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金は、2億9千2百万円の減少となりました。その主な要因は、工場関係の機械設備等の取得2億5千万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金は、78億2千3百万円の減少となりました。その主な要因は、長期借入による収入36億円の増加要因と、短期・長期借入金の返済109億2千4百万円ならびに配当金の支払4億9千7百万円の減少要因によるものであります。

キャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
2010年
3月期
2011年
3月期
2012年
3月期
2013年
3月期
2014年
3月期
自己資本比率(%)44.540.538.241.542.4
時価ベースの自己資本比率(%)18.019.226.721.335.0
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)8.4--18.11.8
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)7.0--3.530.2

(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を用いております。
※2011年3月期,2012年3月期におきましては、営業キャッシュ・フロー数値がマイナスのため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)、インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)の表記を省略しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01583] S1002EGG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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