有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10025YX
株式会社北川鉄工所 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発活動は、当社が中心となって、常に市場の要求に対応した性能と価格を備えた製品を提供することを目的に、各事業部門の技術部門において既存製品の改良及び関連製品の開発を中心に行っております。
当連結会計年度は、開発本部では、各事業分野に投入する為の新商品や新事業の調査、企画、研究及び開発を行いました。除染土壌の放射能濃度を正確に測定する装置が、科学技術振興機構(JST)の研究開発テーマに採択されました。本年度は装置の構想と設計を終え、試作機の製作に着手しました。2015年9月を完了予定で進めております。
また、摩擦接合装置および摩擦接合技術を活用した輸送機器部品や医療機器部品の研究開発に取り組んでおります。これらの技術を用いて製作した部品について商業ベースに入りつつあります。その他、工作機械器具の軽量化を目的とした鋼とアルミニウムの摩擦接合研究が、広島県F/S(フィージビリティ・スタディ:事業や研究等の計画が実現可能か、実施することに妥当性があるかを多角的に調査・検討すること)研究開発テーマに採択され、本年度末に完了致しました。得られたデータを活用して実用化に向けた研究開発を継続致しております。
他にも、低重力状態で細胞培養を行う装置を開発し展示会や学会で発表しました。医薬関連機関と協力して、有効性を高めるための装置改良や利用技術の向上に取り組んでおり、今後も変化する市場から評価を頂ける商品の開発に努めて参ります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は 469百万円であり、セグメントの主な研究開発活動の内容は、次のとおりであります。なお、開発本部で行っている各セグメントに配分できない基礎研究費用 252百万円が含まれております。
当事業に係る研究開発費は 26百万円であります。
NC円テーブル関連では、小型傾斜NC円テーブルTT150、従来品から大幅に機能を向上させたNC円テーブル用コントローラQuinteシリーズを開発し、同じくEMOショーへ出展するとともに販売を開始しました。
当事業に係る研究開発費は 115百万円であります。
その他環境関連設備で今後増加が予測されるバイオマス発電の燃料製造用機器や、燃焼後の灰処理設備等、前後の行程の機器をターゲットとして開発を進めております。また新たな事業領域の開発を目指し、粉体向け高速回転ミキサー、サニタリー仕様の衝撃式粉砕乾燥機を製作し、2013年10月に大阪で開催された粉体工業展に出展し、注目を集めました。
既存事業の製品に付きましても、コンクリートプラント用の新型操作盤の開発、建築用クライミングクレーン「ビルマン」の最大機種となるJCL1000NKの開発等に取り組んでまいりました。またダム用のロープロファイルタイプのコンクリートプラントの開発を行い、市場への投入も行ないました。
当事業に係る研究開発費は 75百万円であります。
当連結会計年度は、開発本部では、各事業分野に投入する為の新商品や新事業の調査、企画、研究及び開発を行いました。除染土壌の放射能濃度を正確に測定する装置が、科学技術振興機構(JST)の研究開発テーマに採択されました。本年度は装置の構想と設計を終え、試作機の製作に着手しました。2015年9月を完了予定で進めております。
また、摩擦接合装置および摩擦接合技術を活用した輸送機器部品や医療機器部品の研究開発に取り組んでおります。これらの技術を用いて製作した部品について商業ベースに入りつつあります。その他、工作機械器具の軽量化を目的とした鋼とアルミニウムの摩擦接合研究が、広島県F/S(フィージビリティ・スタディ:事業や研究等の計画が実現可能か、実施することに妥当性があるかを多角的に調査・検討すること)研究開発テーマに採択され、本年度末に完了致しました。得られたデータを活用して実用化に向けた研究開発を継続致しております。
他にも、低重力状態で細胞培養を行う装置を開発し展示会や学会で発表しました。医薬関連機関と協力して、有効性を高めるための装置改良や利用技術の向上に取り組んでおり、今後も変化する市場から評価を頂ける商品の開発に努めて参ります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は 469百万円であり、セグメントの主な研究開発活動の内容は、次のとおりであります。なお、開発本部で行っている各セグメントに配分できない基礎研究費用 252百万円が含まれております。
金属素形材事業
当連結会計年度は、生型鋳造ラインの生産量増への対応のため、立体型方案の実用化による取個数のアップに取り組みました。特に自動車用鋳物部品において、生産変動への対応、生産余力の回復を目指して取組んでおります。また、ロストワックス精密鋳造ラインにおいては、薄肉製品への対応のため、減圧を利用した鋳造法について研究を開始しております。その他、自動車の排気系耐熱材料について、従来のディーゼル車向けから更に高温の耐熱性能が要求されるガソリン車向けの耐熱材料の調査研究を開始しております。中国のレアアース輸出制限を受けて開始した、レアアース削減球状黒鉛鋳鉄への移行は、当連結会計年度において、球状黒鉛鋳鉄全ての量産品に対し完了致しました。当事業に係る研究開発費は 26百万円であります。
工機事業
当連結会計年度は、旋盤用チャック関連では、当社独自のシステムによるチャックのオートジョーチェンジ(AJC)システムを開発し、2013年9月にドイツ・ハノーバー市で開催されたEMOショーへ出展しました。NC円テーブル関連では、小型傾斜NC円テーブルTT150、従来品から大幅に機能を向上させたNC円テーブル用コントローラQuinteシリーズを開発し、同じくEMOショーへ出展するとともに販売を開始しました。
当事業に係る研究開発費は 115百万円であります。
産業機械事業
当連結会計年度は、東日本大震災の復興に向けた取組みとして、瓦礫焼却灰の固化処理プラント「ペレック洗浄装置付き」及び汚染牧草、稲藁の減容を目的としたペレット化設備として「ペレメイクユニット」の開発を行い市場に投入し、復興に貢献してまいりました。その他環境関連設備で今後増加が予測されるバイオマス発電の燃料製造用機器や、燃焼後の灰処理設備等、前後の行程の機器をターゲットとして開発を進めております。また新たな事業領域の開発を目指し、粉体向け高速回転ミキサー、サニタリー仕様の衝撃式粉砕乾燥機を製作し、2013年10月に大阪で開催された粉体工業展に出展し、注目を集めました。
既存事業の製品に付きましても、コンクリートプラント用の新型操作盤の開発、建築用クライミングクレーン「ビルマン」の最大機種となるJCL1000NKの開発等に取り組んでまいりました。またダム用のロープロファイルタイプのコンクリートプラントの開発を行い、市場への投入も行ないました。
当事業に係る研究開発費は 75百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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