有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002AT7
アマノ株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループにおける研究開発活動は、時間情報システム機器と環境関連システム機器に分け関係会社間で行っております。
時間情報システム機器については、当社及びアマノ シンシナティ Inc.、アマノ マクギャン Inc.、アキュタイム システムズ Inc.、ホロクオルツ S.A.及びアマノ コーリア Corp.の各会社間で北米地域、欧州地域、アジア・オセアニア地域におけるタイムレコーダー、就業情報・給与計算・人事情報システム、駐車場管理システムのソフト・ハードの相互供給体制と販売促進・保守体系を確立するため、国際バージョンの商品及び関連技術の共同開発を行っております。
環境関連システム機器については、集塵機、粉粒体空気輸送システム、排気ガス処理システム、脱臭システム等は、グループ各社の技術・市場情報をもとに当社が商品並びに技術開発を行っております。クリーンシステム機器は、当社とアマノ パイオニア エクリプス Corp.がグローバルプロジェクト体制で機器並びにケミカル用品の開発を行っております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は12億69百万円であります。
また、当連結会計年度のセグメント別の研究開発活動を示すと次のとおりであります。
情報システムについては、中堅市場をターゲットとした全面Web対応の就業管理システム「TimePro-VG就業」を2013年7月に市場投入し、クレオ社の「ZeeM人事給与」とデータ連携を図ることで就業・給与・人事の3in1提案を可能としました。また、中小市場向けの就業・人事・給与・入室・食堂ソフトウェア「TimePro-XG シリーズ」においては、人事情報を中心に行政機関への届出資料を作成する機能を充実させたVer.9.1を2013年6月に市場投入いたしました。一方、情報ターミナルでは2013年6月にタッチパネル付4.1インチカラーLCD搭載モデル「SX-250」をベースに、インターネットを経由した通信環境において、打刻データや個人マスター・各種パラメータ通信、及び、照会機能が利用可能なインターネット接続完全対応の「SX-250クラウド拡張通信対応版」を市場投入いたしました。また2013年12月には、代打などの不正打刻抑止を目的に、打刻時の利用者の静止画像を撮影し撮影画像の通信機能を搭載したカメラ内蔵モデル「SX-270」を市場投入いたしました。
時間管理機器については、PC接続式タイムレコーダーの付属ソフト「サッと勤怠」の画面設計を変更し、一画面で表示できる項目を増やすことにより、スクロールの軽減とデータの一覧性及び操作性を格段に向上した「サッと勤怠Ver2.5」を2014年1月に市場投入いたしました。併せて、スマートフォンやタブレットから「サッと勤怠」に出退勤打刻が取り込めるサービスも開始いたしました。
パーキングシステムについては、駐車場データセンター「ParkingWeb」の情報配信サービスの機能拡充として、2013年7月に定期車管理機能、2014年1月に商業施設向け提携先駐車場の掛売業務自動化機能を市場投入するとともに、新たなサービスとして2013年8月には、クレジット決済サービスを市場投入いたしました。商業施設駐車場向けには、駐車位置案内システムの機能拡張として、駐車エリア案内が低コストで導入できる車番認識用カメラ「GT-8350」を2013年11月に、POSレジのレシートのバーコードを読み取り、買い物合計金額に応じた割引が行える新型バーコード掛売認証機「AR-800」を2014年3月にそれぞれ市場投入いたしました。工場・物流施設向けには、人と車の入退場を一元管理することにより、在場状況の確認や不正進入の抑止、施設出入口の管理省力化を支援する車番管理システム「ST-8300」を2014年1月に市場投入いたしました。高速道路市場向けには、「乗継券発行装置」システムを2013年11月に市場投入しております。また海外市場向けには、東南アジア(新興国)市場において、ローエンド市場開拓を目的とした有人精算システムを2014年1月に市場投入いたしました。入出車路撮影カメラとバーコードを連携させたローコストシステムとして展開してまいります。
当事業に係る研究開発費は8億88百万円であります。
環境システムについては、湿式汎用集塵の基幹商品である「EM-eシリーズ」の安全性とメンテナンス性を向上させた新型電気集塵式ミストコレクター「EM-eⅡシリーズ」を2013年10月に市場投入いたしました。荷電極板部の構造を大幅に改善(特許申請中)してメンテナンスを容易にするとともに、高電圧マイナス荷電を採用し、オゾン濃度と異常放電を低減いたしました。併せて、制御方法に新技術を導入することにより、安全性向上と高電圧部の消費電力50%削減を達成しております。
クリーンシステムについては、クリーンバーニーシリーズの次世代モデルとして自律走行式ロボット床面洗浄機「SE-500iX」を2014年3月に市場投入いたしました。特別なプログラミング操作を必要とせず、洗浄作業する経路ごとに、走行速度・水量・パッド圧・スキージーの上下動作などの操作を記憶させ自動運転で再現させるティーチング&トレース方式を採用しております。自動運転時には、赤外線レーザー等の各種センサーにより、障害物や段差を検知して安全走行を行うほか、音声案内装置やドライブレコーダーも標準装備し、安全面にも配慮した設計となっております。今後、ロボット床面洗浄機を主力商品の一つに育成するべく更なる機能強化を図ってまいります。
当事業に係る研究開発費は3億80百万円であります。
時間情報システム機器については、当社及びアマノ シンシナティ Inc.、アマノ マクギャン Inc.、アキュタイム システムズ Inc.、ホロクオルツ S.A.及びアマノ コーリア Corp.の各会社間で北米地域、欧州地域、アジア・オセアニア地域におけるタイムレコーダー、就業情報・給与計算・人事情報システム、駐車場管理システムのソフト・ハードの相互供給体制と販売促進・保守体系を確立するため、国際バージョンの商品及び関連技術の共同開発を行っております。
環境関連システム機器については、集塵機、粉粒体空気輸送システム、排気ガス処理システム、脱臭システム等は、グループ各社の技術・市場情報をもとに当社が商品並びに技術開発を行っております。クリーンシステム機器は、当社とアマノ パイオニア エクリプス Corp.がグローバルプロジェクト体制で機器並びにケミカル用品の開発を行っております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は12億69百万円であります。
また、当連結会計年度のセグメント別の研究開発活動を示すと次のとおりであります。
① 時間情報システム事業
当事業における研究開発は、様々なユーザーの視点から求められる仕様・機能の実現をコンセプトとし、新分野開拓・事業領域拡大に重点を置いて推進しております。情報システムについては、中堅市場をターゲットとした全面Web対応の就業管理システム「TimePro-VG就業」を2013年7月に市場投入し、クレオ社の「ZeeM人事給与」とデータ連携を図ることで就業・給与・人事の3in1提案を可能としました。また、中小市場向けの就業・人事・給与・入室・食堂ソフトウェア「TimePro-XG シリーズ」においては、人事情報を中心に行政機関への届出資料を作成する機能を充実させたVer.9.1を2013年6月に市場投入いたしました。一方、情報ターミナルでは2013年6月にタッチパネル付4.1インチカラーLCD搭載モデル「SX-250」をベースに、インターネットを経由した通信環境において、打刻データや個人マスター・各種パラメータ通信、及び、照会機能が利用可能なインターネット接続完全対応の「SX-250クラウド拡張通信対応版」を市場投入いたしました。また2013年12月には、代打などの不正打刻抑止を目的に、打刻時の利用者の静止画像を撮影し撮影画像の通信機能を搭載したカメラ内蔵モデル「SX-270」を市場投入いたしました。
時間管理機器については、PC接続式タイムレコーダーの付属ソフト「サッと勤怠」の画面設計を変更し、一画面で表示できる項目を増やすことにより、スクロールの軽減とデータの一覧性及び操作性を格段に向上した「サッと勤怠Ver2.5」を2014年1月に市場投入いたしました。併せて、スマートフォンやタブレットから「サッと勤怠」に出退勤打刻が取り込めるサービスも開始いたしました。
パーキングシステムについては、駐車場データセンター「ParkingWeb」の情報配信サービスの機能拡充として、2013年7月に定期車管理機能、2014年1月に商業施設向け提携先駐車場の掛売業務自動化機能を市場投入するとともに、新たなサービスとして2013年8月には、クレジット決済サービスを市場投入いたしました。商業施設駐車場向けには、駐車位置案内システムの機能拡張として、駐車エリア案内が低コストで導入できる車番認識用カメラ「GT-8350」を2013年11月に、POSレジのレシートのバーコードを読み取り、買い物合計金額に応じた割引が行える新型バーコード掛売認証機「AR-800」を2014年3月にそれぞれ市場投入いたしました。工場・物流施設向けには、人と車の入退場を一元管理することにより、在場状況の確認や不正進入の抑止、施設出入口の管理省力化を支援する車番管理システム「ST-8300」を2014年1月に市場投入いたしました。高速道路市場向けには、「乗継券発行装置」システムを2013年11月に市場投入しております。また海外市場向けには、東南アジア(新興国)市場において、ローエンド市場開拓を目的とした有人精算システムを2014年1月に市場投入いたしました。入出車路撮影カメラとバーコードを連携させたローコストシステムとして展開してまいります。
当事業に係る研究開発費は8億88百万円であります。
② 環境関連システム事業
当事業における研究開発は、急速に変化するユーザーニーズと技術革新に対応し、新分野開拓と事業領域拡大に重点を置いて推進しております。環境システムについては、湿式汎用集塵の基幹商品である「EM-eシリーズ」の安全性とメンテナンス性を向上させた新型電気集塵式ミストコレクター「EM-eⅡシリーズ」を2013年10月に市場投入いたしました。荷電極板部の構造を大幅に改善(特許申請中)してメンテナンスを容易にするとともに、高電圧マイナス荷電を採用し、オゾン濃度と異常放電を低減いたしました。併せて、制御方法に新技術を導入することにより、安全性向上と高電圧部の消費電力50%削減を達成しております。
クリーンシステムについては、クリーンバーニーシリーズの次世代モデルとして自律走行式ロボット床面洗浄機「SE-500iX」を2014年3月に市場投入いたしました。特別なプログラミング操作を必要とせず、洗浄作業する経路ごとに、走行速度・水量・パッド圧・スキージーの上下動作などの操作を記憶させ自動運転で再現させるティーチング&トレース方式を採用しております。自動運転時には、赤外線レーザー等の各種センサーにより、障害物や段差を検知して安全走行を行うほか、音声案内装置やドライブレコーダーも標準装備し、安全面にも配慮した設計となっております。今後、ロボット床面洗浄機を主力商品の一つに育成するべく更なる機能強化を図ってまいります。
当事業に係る研究開発費は3億80百万円であります。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 対処すべき課題
- 事業等のリスク
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01590] S1002AT7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。