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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100213J

有価証券報告書抜粋 株式会社アイシン 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

今後の見通しについては、国内における少子高齢化の進行、世界的な資源・エネルギー問題、貿易自由化の進展といった社会・経済情勢の変化、自動車業界における環境規制の強化や低コスト要求の高まりによる開発競争の激化など、事業環境はさらに厳しさを増していくと予想されます。このような状況にあっても、グローバルな成長機会を確実に捉え、株主様、お客様、仕入先様、地域社会の方々など、関わりのあるすべての人々のご期待にお応えし、「AISIN Group VISION 2020」を実現していくために、次の課題に取り組んでいきます。
第一に、クルマの新たな価値の創造に向けて、「地球環境にやさしく、安全で快適なカーライフを実感できる商品づくり」を推進します。具体的には、商品企画を強化し、お客様のニーズを的確に捉えた商品を提供するとともに、部品単体ではなく、システム全体をとらえた技術開発に取り組み、パワートレインを中心としたCO2低減や低燃費を追求したシステムやドライバーの安全・安心な運転を支援する運転支援システムなど、未来のモビリティー社会を具現化する商品を生み出していきます。
第二に、グローバル事業の確立に向けて、「地域に根付いた事業展開」を進めます。具体的には、新興国をはじめとする成長が期待される地域で開発・生産・営業の拠点を整備し、地域の特性やニーズに対応した地域密着型の事業展開を加速させます。また、各地域がそれぞれの事業課題に対して、自立的に、かつスピード感をもって対処していくために、地域統括体制を整備し、現地主導型経営への転換をはかります。そして、こうした“地産地消”による事業活動を通して、それぞれの地域における経済・社会の発展に貢献していきたいと考えています。
第三に、国内自動車市場の長期的な縮小が見込まれる中で、自動車部品事業に次ぐ「第二の柱となる事業」を育成します。当企業グループでは、自動車部品事業以外にも幅広い事業を展開していますが、その中でも、今後の市場成長が期待されるエネルギー関連事業を重点分野に位置づけ、これまで培ってきた技術を活かした分散発電システムの普及拡大を進めることにより、新たな中核事業への成長をはかります。東日本大震災以降、エネルギーの有効利用に対する社会ニーズはますます高まっています。当企業グループは、今後も、“省エネルギーで安全・快適な暮らし”に向けたシステム商品の開発・提案に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
さらに、これらの課題に取り組んでいくためには、従業員一人ひとりの創造性や自発性を重視し、その能力を最大限に発揮できる「活力あふれる企業風土」が不可欠です。そのため、海外で現地採用した人材の登用や、性別や年齢を問わず活躍できる制度・環境の整備を進めるなど、ダイバーシティ(人材の多様性)を積極的に推進し、グローバル人材の育成、長年培ったスキル・経験の活用、斬新なアイデアの創出を促進します。
ビジョン実現に向けて、今後もグループがさらに連携を強め、グループの総合力を活かした活動を進めます。そして、人々の豊かな生活の実現や地域社会への貢献という基本的使命を果たし、2020年のめざす姿としてビジョンに掲げた『かけがえのないグローバルパートナー』と呼ばれる企業グループへと着実に前進していきます。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01593] S100213J)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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