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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001SXL

有価証券報告書抜粋 株式会社NFKホールディングス 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の研究開発活動においては、前連結会計年度から継続していた新型キルンバーナ開発に関し、基本仕様と基本形状について、CFD(計算機によるシミュレーション)及び小型試験機による燃焼試験等を援用することにより決定しました。微粉炭を燃料とするセメントキルンバーナに関しては、現在顧客向け初号機の実機設計を進めております。その他、石油産業用の加熱炉に用いられる低NOxバーナをはじめ、熱処理炉等で多用されるハイスピードバーナ等、当社オリジナル型のバーナ開発につきましても各々開発を進めております。当会計年度より、開発計画会議を設置し、進行中の開発テーマについて、開発目標に対する進捗状況及び予算使用状況等を関係者で議論しつつ、開発を進行させております。また、当社グループと業務提携関係にあるオリンピア工業株式会社の宮崎工場(宮崎県西都市)の敷地内の一部に、燃焼技術研究所を設置し、350KWの燃焼試験が可能な設備を設立しました。現在、石油加熱炉用の低NOxバーナの開発のための燃焼試験を実施中です。
当連結会計年度の研究開発費の総額は35,648千円でした。事業の研究開発活動は、次のとおりです。

(研究開発の目的)

・新型キルンバーナの国内実績を作り、アジア圏での受注拡大を図る。また、燃料種も油・微粉炭のみならず、オイルコークスやガス等にも対応する。
・石油加熱炉用バーナの低NOx化を実現し、振興国へのシェア拡大、海外売上拡大に貢献する。
・熱処理炉用はじめ多目的に使用できるオリジナルハイスピードバーナを完成させ、工業炉とのセット、又はバーナ単体での販売で売上拡大に貢献する。
・次世代型省エネルギー燃焼の核心となる高温酸素燃焼技術に先鞭をつけ、将来の売上拡大に貢献する。

(主要課題)

1)新型キルンバーナ:1次空気のハイモーメンタム化により火炎の制御性、省エネ性を向上させたキルンバーナを完成させる。
2) 石油加熱炉用低NOxバーナ:既存型のガス燃料用、油燃料用低NOxバーナに、競合他社の低NOx性能を上回る性能を持たせる
3) ハイスピードバーナ:安定燃焼範囲が広く、コンパクトなハイスピードバーナを完成させる。
4) 高温酸素燃焼技術開発:理論的に高温空気燃焼よりさらに省エネルギーが可能となる高温酸素燃焼技術の試験的実証。

(成果及び進捗状況)

1)顧客企業の協力を得て、実機への商用機納入、及び試験キルンでの実験を行うことが決定し準備中。
2)宮崎の燃焼試験研究所における燃焼試験とCFDによるシミュレーションの両面からの検討により、石油加熱炉用新規低NOxバーナのデータを解析中。
3)燃焼試験とCFDの両面からのアプローチにより、安定範囲をより拡大させるための検討中。
4)実験室規模の小型炉における試験を東北大学と共同で実施し、従来燃焼、高温空気燃焼と比較して省エネが可能であることを実験的に確認した。


事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01648] S1001SXL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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