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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BPX

有価証券報告書抜粋 グローリー株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府の経済政策により円安と株価上昇が進んだ結果、企業収益や個人消費に改善の動きが見られるなど、緩やかな回復基調となりました。一方、世界経済につきましては、米国は回復傾向を持続し、欧州でも緩やかながら回復の動きが見られたものの、中国を始めとした新興国では減速傾向となるなど、全体としては不透明な状況で推移いたしました。
こうした状況のなか、当社グループは、2012年4月からの3ヶ年を計画期間とした『2014中期経営計画』の2年目として、“長期ビジョン達成に向けた成長戦略推進と収益力強化”を基本方針に、「事業戦略」、「機能戦略」、「企業戦略」の各戦略を積極的に展開してまいりました。
海外事業につきましては、タラリス社買収によるシナジーの早期創出に向け、子会社の再編・統合、販売・保守体制の整備、生産・調達体制の再構築、開発効率の向上等に取り組んでまいりました。また、国内事業につきましては、未導入市場への拡販や新製品の市場投入を図るなど、積極的な事業展開を行ってまいりました。
以上により、当連結会計年度の売上高は、218,632百万円(前期比 14.5%増)となりました。このうち、製品及び商品売上高は、155,244百万円(前期比 10.8%増)、保守売上高は、63,388百万円(前期比 24.9%増)でありました。利益につきましては、営業利益は、16,718百万円(前期比 15.6%増)、経常利益は、19,764百万円(前期比 44.3%増)、当期純利益は、9,939百万円(前期比 44.6%増)、また包括利益は、25,781百万円(前期比42.4%増)となりました。

セグメント別にみますと、次のとおりであります。

(金融市場)
主要製品である「オープン出納システム」の販売は、中小規模店舗向けのコンパクトタイプは順調であったものの、従来タイプは低調でありました。また、窓口用「紙幣硬貨入出金機」の販売は、更新需要を捉え順調であり、市場全体としては前期並みの販売でありました。
この結果、当セグメントの売上高は、45,654百万円(前期比 2.2%増)、営業利益は、4,031百万円(前期比 8.7%減)となりました。

(流通・交通市場)
主要製品である「レジつり銭機」の販売は低調であったものの、流通市場向け「紙幣両替機」や警備輸送市場向け「店舗入金機」、「店舗入出金機」の販売は好調であり、市場全体としては堅調に推移いたしました。
この結果、当セグメントの売上高は、31,007百万円(前期比 4.5%増)、営業利益は、3,516百万円(前期比 12.1%増)となりました。

(遊技市場)
主要製品である「カードシステム」等の販売は市場競争の激化などにより低調でありました。
この結果、当セグメントの売上高は、24,811百万円(前期比 4.0%減)、営業利益は、のれん償却費の減少などにより1,948百万円(前期比 12.7%増)となりました。

(海外市場)
「紙幣入出金機」の販売は、欧州では低調であったものの、米州では好調でありました。一方、「紙幣整理機」の販売は中国を始めとする新興国で好調であったものの、ATM用「紙幣入金ユニット」の販売は低調でありました。また、タラリスグループの販売が通期にわたり加わったうえに円安効果もあり、市場全体としては前期に比べ大幅に増加いたしました。
この結果、当セグメントの売上高は、103,002百万円(前期比 36.1%増)、営業利益は、7,464百万円(前期比 46.8%増)となりました。

その他の事業セグメントにつきましては、売上高は、14,156百万円(前期比 6.0%減)、営業損益は、241百万円の損失(前期は営業利益 91百万円)となりました。
上記金額には消費税等は含まれておりません。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2,285百万円減少し、61,029百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られた資金は、前連結会計年度と比較して2,918百万円増加し、17,623百万円となりました。これは、たな卸資産の増加6,597百万円、法人税等の支払5,290百万円の資金の減少要因があったものの、主に税金等調整前当期純利益が18,004百万円、減価償却費9,281百万円及びのれん償却額5,137百万円の資金の増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、タラリス社買収に伴う株式取得による支出55,687百万円があった前連結会計年度と比較して47,566百万円減少し、4,770百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出5,393百万円があったことによるものであります。有形固定資産の取得は、主に製品の製造に係る金型・治工具類等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に伴う資金は、タラリス社買収に伴う借入による収入等46,376百万円があった前連結会計年度と比較して59,313百万円減少し、18,708百万円の支出となりました。これは主に短期借入金の純減額9,109百万円及び長期借入金の返済による支出6,276百万円、配当金の支払額2,954百万円及び少数株主への配当金の支払額366百万円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01650] S1002BPX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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