シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10026VF

有価証券報告書抜粋 株式会社前田製作所 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度における研究開発活動は、産業・鉄構機械等関連事業においては、国内及び海外の排ガス規制に合わせたクレーンの研究開発、その他事業においては新分野における製品開発を重点的に取り組みました。
当連結会計年度における研究開発投資額は480百万円余であり、主な研究開発課題とその成果は次のとおりであります。
(1) 新たな排出ガス規制適合クローラクレーンの開発
4.9t吊りクローラクレーンの排出ガス規制の施行に合わせて、国内は「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律 2011年(2011年)規制」、欧州はStageⅢB、米国はTier4にそれぞれ適合したエンジンを選定し、市場導入に向け開発を進めております。
(2) 吊上荷重をアップしたかにクレーンの開発
主力機種の1つである2.8t吊りクラスのかにクレーンの能力を2.9t吊りにまで高めた新型機種の開発を進めています。吊り能力を上げながらも車体は小型化しており、お客様の要望を最大限に取り込んだ次世代モデルとなります。
(3) ブームが屈曲するクレーンの開発
多様な現場ニーズに対応すべく、直進型ブームでは不可能であった水平方向の差し込み作業を可能とするクレーンの開発を進めております。
(4) 集材機の開発
林業業界では集材機械の老朽化が問題となっており、新型機械も開発されない状況にありますが、当社が保有する油圧技術,電気制御技術を駆使して高性能油圧集材機を開発し、市場導入いたしました。
(5) ソフト水熱プロセス技術活用の研究
各種業界よりコスト低減が強く望まれる中、ソフト水熱プロセス技術を活用した各種試験研究を実施しております。
① きのこ使用済み培地の再生処理装置の実用化試験
環境省補助事業の認定を受け、再生培地による、実用生産規模の生育試験を実施しております。
② その他活用研究
化石燃料にかわる物質の油抽出にソフト水熱技術を用いた実証試験研究を実施しております。
その他分野へは、産学共同による多用途活用による実験研究を実施しております。
(6) 介護用品メンテナンス機器の開発
介護用品レンタル業者において、介護用品のメンテナンスに多くの労力と時間を要しており、メンテナンス作業者の負担軽減、省力化が望まれていることから、メンテナンス作業時、楽に作業ができる昇降、回転板付の作業台を開発し、市場導入いたしました。
(7) 電子制御機器の開発
自社製品のクレーン等に使用される電子制御機器の国内、海外市場双方の仕様を満たす独自製品の開発に取り組んでおります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01658] S10026VF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。