有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002AE1
レオン自動機株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社の研究開発活動は、従来より市場開発型企業の特性を活かし、消費者の食品嗜好の多様化など市場ニーズに対応すべく、食品の基礎研究および食品加工技術開発の両面から日常的に研究開発を重ね、当該技術を市場に提供していることに加え、今後さらに環境に配慮した生産技術を開発すべく鋭意努力しております。
当連結会計年度における研究開発費は、700百万円となっており、主な活動の状況は以下のとおりであります。
〔食品加工機械製造販売事業〕
食品成形機および製パンライン等の構成機械とラインシステムの研究開発、ならびにこれら機械システムを用いて生産される食品の研究開発を行っております。
食品成形機においては、菓子・調理用の高性能、高能力包あん成形機「2列火星人WN155型」を開発いたしました。火星人の後続機としては、ブラシを使わないことにより衛生的で異物混入の心配が少ない「ブラシレス粉付け機DU310型」や、中華まん12枚ヒダ付け機から、より手作りに近い「24枚ヒダ付け装置」を開発いたしました。
製パンライン等においては、洋菓子サンドラインのデポジタを改良し、品質アップと製品の合わせ精度を向上させたシステムを開発いたしました。
リテールベーカリー向けに食パン・菓子パン生地にダメージを与えず、秤量・分割ができる小型分割機「EZデバイダー」を開発いたしました。
VR・パンチラウンダーラインに接続するパン生地等のレスティングシステムとして、異物混入がなく掃除が容易な「レストコンベヤ」を開発いたしました。
〔食品製造販売事業〕
当社グループのオレンジベーカリーにて開発した新製品を、現地の市場で販売することを通じて顧客ニーズの調査・研究を行い、より市場に求められる製品の開発と、それらを生産するための食品加工機械の開発に役立てています。また、新しい天然酵母パン種の研究、天然酵母パン種の活用方法を拡大するための応用化研究を㈲ホシノ天然酵母パン種にて日々行っております。
研究開発活動の成果として、当連結会計年度に新たに取得した特許件数は、国内11件、海外17件の計28件となり、当連結会計年度末日現在の総保有特許は、国内141件、海外431件の合計572件を有するに至っております。
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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